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家族ぐるみの親友一家と過ごすひととき

天使がうちにやってきた


昨晩は、Otto氏の親友が家族を連れて遊びにきてくれた。

このときに招待してくれた友人一家。すでに1年半も前のことなのか・・・。このとき以来会っていないから、随分久しぶりである。

家族ぐるみの付き合いをしているのは片手で足りるほどしかいない我が家としては、とても貴重。まだまだダンボールも残ってるし工事もまったく進んでいないので、人をお迎えできるような状態では正直ないのだけれど、まあそこは親友ってことで目を瞑ってちょうだい。

昨日の投稿の終わりで書き殴ったけれど、友人とそのパートナー+娘(天使)だけかと思っていたら、友人の息子2名も一緒とのこと。そっか今学校はバカンス中だ。ちなみに息子2名は友人の前のパートナーとの間の子で、バカンスの際は父(と現パートナーとその娘)と一緒に過ごしているという、なんともフランスらしい状況。

何度も自宅に招待してもらっているからちゃんとおもてなしを・・・と思いつつ、平日の夜だし、アペロをなんだりかんだり豪華めにして、シンプルなメイン&デザートでいいやってことで夕方から調理にとりかかる。

とりあえず朝焼いたタルト・オ・ポム。

メインは煮込み

ひとくちコンロ的にはオーブンを有効活用したいところ。ストウブをそのままぶちこんでおける煮込み料理がよい。

お子ちゃまはミートボールがお好きってのは万国共通じゃなかろうか?と推察して、メインは煮込みハンバーグ的ミートボールに。マッシュルームも入れちゃおう。

牛ひき・パン粉・牛乳・卵に炒め玉ねぎをいれてナツメグ振って、ひたすら丸める
20個ジャスト
まわりに小麦粉を軽くつけてフライパンで焼く
焼き色が全体についてきたら、蓋をして弱火で10分くらい火を通す

ミートボールたちを鍋にうつしたら、にんにくのみじん切りとともにマッシュルームをオリーブオイルで炒めて、白ワインをまわしかけ。くたくたしてきたら、こちらも鍋にいれ、その後トマトピュレとかトマトペーストを加え、お好みのハーブを入れて蓋をして200度のオーブンで30分くらい煮込む。

トマトピュレは2種類使用、合計700g

あとは蓋を取って温度を下げて水分がなくなるまで放置。その間にアペロの準備、しましょ。


アペロ用プチ・ブール

そうそう、エンゼルソフトのコンポートを煮込んでいる間にしていた粉活なんですけどね。前に作ったプチ・ブールのファンシーレシピに、アペロ用に使えそうな種入りパルメザン・プチ・ブールってやつがあったんですね。

バターは死ぬほどあるし、Otto氏が健康にいいからと一時期狂ったように買っていた謎の種たちも残っているから、これ作ってみよう。

種はかぼちゃの種、pavot(ポピーシード)、lin(亜麻仁?)、ゴマだったかな
小麦粉、パルミジャーノ、バター、塩、ちょっと砂糖もいれた
ひたすらパルミジャーノを削る
美しい
種たち投入
溶かしバターを加えて、生地をまとめる
冷蔵庫で一晩ねかせる
例のファンシー型抜きで抜く
生地は薄めに
焼けた

チーズの旨味と種のプチプチがいい感じ。これはいいレシピだまた作ろう。


ジャポンエッセンス入りアペロ

ってここまでを前日までに終えていたので、あとはよそうだけ。引越し時に見つけたOtto氏保有のアペロプレートにオリーブとともに並べて、季節はずれだけど桜の爪楊枝を挿す。というか爪楊枝がこれしかなかった。。

チーズ(コンテ&ミモレット)とミニトマトも

あと、ソーセージの両端をタコ足っぽくなるように切れめを入れて、パイ生地を細く切ったものを巻きつけて卵黄塗ってオーブンで焼く、というお子ちゃま向け一皿も追加。

子供たちの手が一番最初に伸びたのはこのウインナーパイだった

右下に見えているのは、そう、Makis。せっかく私ジャポネーゼなので、特に子どもたちにニッポンの食文化も体験してもらいたいなと思って、スリミと卵ときゅうりとツナマヨで海苔巻きを作った。どれも当たり障りない具たちだから大丈夫だろうと踏んで・・・。

スリミが好きじゃないと言っていた次男くんも、試しに食べてみたらおいしかったらしく
すぐなくなった

アペロに華咲くなか、中座して、唐揚げも作った。シンプルなやつ。こちらもあっという間に空に。

そうそう、前回あったときに1歳ちょいだった天使は2歳半となり、よくしゃべりよく駆け回るおてんば天使になっていた。あれは大物になりそう。からあげも美味しかったらしく、パクパク食べてた(大丈夫なのか?)

3時間煮て2時間寝かせたメインも好評であった。放っておくだけで美味しくなるなんて、多めの人数を招くときはやっぱ煮込みがよいな。

デザート、カフェと進んで23時過ぎにアビアント。

さて、次回はどのジャポンエッセンスを体験してもらおうか。


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