小4から不登校で公務員になった話⑩将来を心配しているのは誰よりも子ども自身
こんにちは、結(ゆい)です。
このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
このシリーズは、不登校を経て社会人になっている私のことを振り返っています。
初回 小4から不登校で公務員になった話①「いい子」のエネルギー切れ
シリーズ自体は①~⑨までで、最終回を迎えていたのですが、不登校経験者という立場で今振り返って気づいたことなどを、引き続き書いていこうと思います。(最終回詐欺です)
不登校を最初から受け入れてもらっていた
小4で不登校になった私のことを、私の両親は最初から受け入れ、学校にも登校刺激をしないよう伝えてくれていました。
そのため、「学校に行かないと、将来困るよ」とか「みんな学校で待っているよ」というような言葉をそれほど掛けられずに生活できていたのです。
では、そういう環境を整えてもらった上で、当時の私がどう感じていたかを率直にお伝えしますと。
それでも抱いた劣等感
・みんなと同じように学校に通えない私はどこか欠落しているのでなないか
・みんなと違うことをしている自分は、普通の人生を歩めないのではないか
・学校に行かないことで親に心配をかけて申し訳ない
・このまま経済的自立が出来ず、ただでさえ心配をかけている両親の負担になったらどうしよう
というようなことです。
私は周りから言われるまでもなく、異質な自分を認識し、将来がどうなるかわからない不安を抱えていたのです。だって、自分の人生ですから。
小4から高校を卒業して公務員という職業に就くまで毎日、この不安を抱え続けていました。
でも、私の両親は「結の将来は全然心配していないよ、結は自分の考えをしっかり持っているから大丈夫」と言い続けてくました。
不登校になった私を、両親が「自分の考えをしっかりもって行動している」と受け止めてくれたことで、どれだけ助けられたかわかりません。
子どもにとって、親の言動というのは本当に影響が大きいものなのだなと、改めて思い返すとともに、自分の子どもたちに対しても同じように接していきたいと思っています。
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今回は、自分自身に向けていた感情を綴りました。
次回は親に抱いていた思いです。
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将来への不安感は本当にしんどいものでした。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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