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不登校の子どもの心の動き②

私は小4から不登校になり、通信制高校を経て公務員になりました。
今回はそんな私自身の心の動きを振り返ってみます。
前回はこちら

中学生 ジャズダンスに没頭

小学校4年生から不登校になり、漫画やゲームに没頭することでエネルギーを充電していた私ですが、小学校6年生の頃ジャズダンスに出会います。

きっかけは、母の趣味に付いていっただけなのですが、音に合わせて体を動かす楽しさに魅了され、徐々にレッスンの回数が増えていきました。

ジャズダンスの先生が「学校通っていなくて日中時間があるなら、助手をしてみない?」と声をかけてくださり、朝からスタジオ入りして先生のお手伝い、夜は自分のレッスンに勤しむ生活が始まります。

高校生 通信制高校とダンスの両立

高校受験の時期になると、中学校から「競争率の低い高校なら入れると思いますよ」という提案を受けました。
でも、思春期女子のコミュニケーションが苦手で不登校になった私が、全日制の学校に適応できるとは思えなかったので、公立の通信制高校に進むことに決めます。

それは一面から見れば「不登校だから、通信制高校にしか行けなかった子」に映るかもしれません。
ですが、私にとっては自分の性格や状況を鑑みて自己決定した進路です。

月1~2回のスクーリングはとても新鮮で、多様なバックグラウンドを持つクラスメートとほどほどのコミュニケーションをとりつつ、テストやレポートをこなしました。

通信制高校の魅力は、時間の自由度です。
引き続きジャズダンスに打ち込みながら、ゲームや読書も楽しみました。

中高時代の振り返り

今回お伝えした私の中高生時代は、NPO法人 D.Liveさんが作成した段階表に当てはめるなら「回復期」になるでしょう。

作成:NPO法人 D.Live様

両親は私のジャズダンスを純粋に応援してくれました。
もしここに「元気になって学校に通えるようになるかもしれない」というような親の下心が乗っていたら…こんなに楽しく続けることはできなかったと思います。

当時の私は、純粋にダンスを楽しんではいましたが、大人と話すとき「学校に通っていないけどジャズダンスを頑張っている」という説明ができる利便性も感じていました。

子どもは、大人が思う以上に打算的で、親の本心や世間からの目を理解しています。

次回は、公務員試験への挑戦と大人になって思うことをお伝えする予定です。


トークライブのお知らせ

7月30日(日)13:30から、youtubeライブに出演させていただくことになりました。
今回は、私自身が不登校中に感じていたことや、考えていたことを中心にお話ししていきます。
主催される「不登校の先にあるものオンラインサロン」さんの公式LINEに登録すると視聴できますので、登録してお待ちいただければ嬉しいです。

画像右下のQRコードもしくは、下記URLから登録できます。
https://lin.ee/h1ezmC3        

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ジャズダンスがいかに楽しく、心の支えになったかはこちらでも紹介しています。


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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◆用語解説
ホームスクーリング(英語: homeschooling)は、学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うことをいう。オルタナティブ教育の形式のひとつであり、ホームスクール(英語: homeschool)、ホームエデュケーション(英語: home education)などともいう。

Wikipedia