子どものスケジュール管理術について気づいたこと
居場所が増えたのはいいものの…
6年前、長男がホームスクールを選択したとき、彼の居場所は家と図書館しかありませんでした。
そこから月日が流れて現在は、2ヶ所のフリースクール、学校の部分利用、図書館をはじめとした公共施設など選択肢が豊富になっています。
その子の興味関心に応じて学ぶ場所があるというのは素晴らしいことですが、同時に問題が起きてきました。
それは、子どものスケジュールを把握しきれないというものです。
3人の予定把握にパニック
我が家はいま、小学生の子ども3人が全員ホームスクールを選択しています。
そのため週末には子どもたちと翌週の予定を確認、必要に応じてフリースクールや学校に連絡するのが保護者としての役割になりました。
子どもたちには、そのとき興味関心のあることから学びを得て欲しいので、「いつどこに行くか」は自分たちで決めてもらっています。
しかしそうなると、3人で同じところに行く日もあれば、バラバラの日もあり私の脳みそはパンク状態。
各自の予定はカレンダーアプリに登録し把握していますが、さすがに複雑化しすぎて、「秘書業務」がちょっと憂鬱になってきていました。
子ども達に任せてみる
そこで思い切って「君たちだけで予定を確認し、決まったらアプリに入力してちょうだい!」と子どもたちに丸投げしてみました。
すると、スマホでスケジュールを見ながら「水曜は給食だし、木曜は祝日だから、フリースクールは月・火かな?」、「いや、僕は火曜にオンライン哲学カフェだから、月・金の方がいいな」と真剣に打ち合わせを始め、その結果をアプリに反映してくれました。
私はそれを見てダブルブッキングがないか最終チェックし、各フリースクールに連絡するだけでOK。
少しずつ親業を手放す
これはとてもよい試みでした。
子ども達は自分の予定を組み立てる経験になりますし、何より私が楽チン。
改めて考えてみたら、子どものスケジュールを親主導で立てるより、本人達の主体性に委ねるほうが自然です。
子どもは出来ることが増えていくという前提で、少しずつ親業を手放していく大切さを学びました。
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