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不登校経験者が感じる 勉強すること意味②楽しいからやる学び

不登校経て大人になり、今はホームスクールを選択した子どもたちを育ててている私が、勉強や学びについて考えているシリーズ。
今回は大人になってから気づいた、学ぶことの楽しさやそのメリットについてお伝えします。
不登校経験者が感じる 勉強することの意味①試験のための手段

「学ぶこと」自体が目的化

不登校の頃からライトノベルやマンガなど、本を読むという行為が好きでした。
子育て中の現在は、腰を据えて本を読むのが難しいので、通勤中や料理中に耳から知識を得るようになっています。

義務感や何かの役に立つからというよりも、シンプルに「知らなかったことを知る」行為が楽しいのです。

最近はYouTubeやPodcastで、色々な分野のことを面白く紹介してくれている無料のコンテンツがたくさんあります。
合う合わないはありますが、一応私が観て聴いて好きだなーと思っているものを列挙します。

【おすすめコンテンツ】
コテンラジオ:歴史について、様々な視点から丁寧かつ面白く紹介
a scope:コテンラジオの深井龍之介さんが様々な分野の専門家と対談
ゆる言語学ラジオ:言語学の面白さをゆるく楽しく紹介
中田敦彦のyoutube大学:ありとあらゆるジャンルの知識をめちゃくちゃ面白く紹介

知識が増える=モノの見方が増える

これらは全部、専門知識を小難しくというよりは、ある分野の面白さを伝える方向性です。
幅広い知識を深く学んでいくことももちろん大切ですが、「知らない」よりも「ちょっと知っている」と楽しめることが増えるなと実感しています。

たとえば、「鋼の錬金術師」というマンガ。
私が最初に読んだ時は、キャラクター同士のやりとりや、アクションシーンの躍動感がいいなーと思っていました。
物語の中で、大国の思惑に翻弄される砂漠の民が出てきますが、とくに深く意識することなく読み流していたのです。

しかし、世界史や宗教史で、チラッとでもユダヤ人についての知識持ってから読み返すと、「はぁーそうかー、これは歴史を踏まえた物語なんだなー」と、まったく違った視点から楽しめたのです。

なにかの続編やスピンオフ作品を見たとき、「以前からのファンなら思わずニヤリとするポイント」があったりしますよね。
それは、前作までの経緯や背景を知っているからこそです。

小説、ドラマ、映画など様々なエンタメでは、脈々と続く歴史的背景を踏まえた表現が多いので、知識量に比例して作品内の「ニヤリとするポイント」がどんどん増え、多面的に味わうことができるのです。

楽しくやってりゃなんでも学び

今回は、知識を増やすって楽しいよ、ということをお伝えしましたが、別に勉強的なことを勧めているわけではありません。
私はたまたま「知識を増やす」が趣味だっただけで、釣り、マラソン、ゲーム、手芸などなど、夢中になるものからは、何かしらを学んでいると感じます。

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次は、学力ってなんのためにあるのかについて考えていきます。
↓次回↓


「楽しくやってりゃなんでも学び」は、我が家の子どもたちを見ていても感じます。
↓こちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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