子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき①
こんにちは、結(ゆい)です。
このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、
親にとっては青天の霹靂、
なんで急にこんなことに!
なぜうちの子が…いじめだろうか?
自分の育て方が悪かったからわがままに(弱い子に)なったのだろうか?
と、思い悩まれると思います。
ですがこれは、子どもの側から見ると、ちょっと違った意味合いを持つんじゃないかなーと思い、これから3回に渡って、一つずつほぐしていきます。
今回は「なんで急にこんなことに!」です。
私は小4で不登校になりましたが、ある朝突然、「学校に行きたくない」となったわけではありません。
小学校に入学したときから4年生になるまでずっと「いい子」でいなければと、背伸びし続けていたことによるエネルギー切れ。
そして、小3あたりで始まった女の子同士での陰口合戦に1年間付き合った結果が、小4になり「不登校」という形で現れたのです。
(小4から不登校で公務員になった話①「いい子」のエネルギー切れ)
つまり、親側から見ると急に始まった不登校ですが、
その子は、数か月や数年間、何らかのストレスを我慢し続け耐えきれなくなり、腹痛などの身体症状や、無気力・情緒不安定という精神症状が現れ、結果として不登校という状態になる、ということです。
もしかしたら、伝わりずらいかもしれませんので、ちょっと例え話をしてみます。
Aさんはどうしたのでしょう?
職場の上司から毎日叱責を受けている、
膨大な量の仕事を抱え、長時間労働をしていた、
意に沿わない仕事を強制されていた。
こんなことがあったのかもしれません。
なんにせよ、職場に行こうとして身体症状が出るのですから、職場にストレスの原因があるのだと思います。
そのストレスが長期間かかり続けた結果、「ある朝突然」身体症状が出るのです。
これは、メンタルヘルスの知識が行きわたっている現代においては、想像しやすい状態ではないでしょうか。
子どもも一緒です。
大人から見ると「ある日突然」始まった不登校ですが、子どもはそうなるまでに膨大なエネルギーを消耗して何かに耐え続けていたのです。
そして、それ以上負荷をかけると危険だというサインとして身体症状が出るのです。
ですから、子どもが不登校になったとき一番大切なのは「何かに耐えて頑張っていたんだね、もう大丈夫、ゆっくり休もう」という声かけなのではないかと思います。
今回のタイトル、実は12月12日(日)に行う講演会の主題だったりします。
会場と私の自宅をzoomで繋ぐ形で開催しますので、
茨城県鉾田市近郊の方は、ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!