見出し画像

朝の挨拶200805 読むRadio

Good morning, everyone. 皆様おはようございます。8月5日水曜日。形つくる影が面白い。
本日は、ハコの日、ハンコの日、タクシーの日、はしご車の日、ハードコアテクノの日、、エコリングの日、はしご車の日、箱そばの日、発酵の日、パン粉の日、ハハとコドモの日、ぱりんこの日、ハコボーイ!の日、奴(やっこ)の日、親子丼の日、山ごはんの日、みんなの親孝行の日、パピコの日、夜光貝の日、みたらしだんごの日、長城清心丸の日、草田男忌、水の週間、スター・ウィーク。

みんなの親孝行の日(8月5日 記念日)
「親孝行を通して愛で繋がる日本を創ること」を理念とし、「親孝行を日本の文化に」と活動する日本親孝行協会が制定。
日付は「おや(8)こ(5)」(親子)と読む語呂合わせから。親孝行をすることで日本中の人が幸せになってほしいとの思いから、この日を親孝行を行うきっかけの日にとの願いが込められている。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

画像1

ハハとコドモの日(朝日生命保険相互会社が制定)も、母と子供の絆の大切さを考える日。今日は親と子がお互い大事に思って過ごす日といえますね。


朝のルーティンの時間

画像2

本日は、野菜ジュースです。夏のパイン味が美味しい。
天気は晴れ。5時の気温は30℃。湿度88。耐えきれなくなってきた。

ネット上での悪質なデマや中傷、度を超えた差別。なぜなのかと頭を抱えてしまいます。春にも夜で歩く人を狩る人たちがいましたね。

防疫をすり抜けて届く見知らぬ荷物に奇妙な種。開封、その辺に廃棄せず郵便局へ届けてください。

同じ”種”でもアフリカ・トーゴの国民食は、ビールの進む味。フランスの影響を受けて、ソースを使った煮込み料理が多いそう。


好きな映画:『LIFE IS BEAUTIFUL』

『ライフ・イズ・ビューティフル』は1997年、ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演のイタリア映画。第二次世界大戦中のユダヤ人迫害(ホロコースト)を、明るくユーモアあふれる作品に仕立てた家族愛の物語。

第51回カンヌ国際映画祭(1998)で審査員グランプリを受賞。
第71回米国アカデミー賞(1999)で作品賞ほか7部門にノミネート。そのうち、主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞を受賞。『プライベート・ライアン』のトム・ハンクスを抑えてロベルト・ベニーニが主演男優賞を獲得した。
トロント国際映画祭の観客賞やセザール賞の外国映画賞も受賞。


物語

第二次大戦前の1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、友人とともに車を走らせ、北イタリアのとある町にやってきた。そこで出会った女性ドーラに一目惚れ。

「Buongiorno, principessa!」こんにちは、お姫様!

惚れてしまったら果敢にアタック。チャンスを逃さず、会うことができたなら、持ち前の明るさとユーモアあふれる行動力で相手を振り回すのだが、いつの間にか心を奪われてしまうという、喜劇風の物語が描かれる。
グイドは、レストランで給仕として働いており、そこで出会う人との交流もすべて伏線としてつながってくるのだが、ここでもユーモラスなおしゃべりで、相手の懐に飛び込んでいるように見える。
恋の相手ドーラだが、心を射止めるには大きな問題があり、なかなか首を縦に振らない。雨の降る街、舞台に立っているようなロマンチックな夜を演出する。さながらラブ・ロマンスといったところか。
グイドの言葉巧みな愛の連続。やがて二人は一緒になり、一人息子ジョズエが生まれる。時の移り変わりが自然で、心憎い演出となっている。

ユダヤ人迫害がはじまると、街の様子は一変した。それとわかる印をつけなければならず、中傷する悪口なども多い。専用の店もぐちゃぐちゃにされた。グイドは愛する家族を守るため、惨状というべき光景を楽しいものに変えてしまう。
しかし、グイドとジョズエは強制収容所に送られ、ドーラもイタリア人でありながら、二人を追って強制収容所に向かう。このときのドーラの真っ直ぐなまなざしと行動がとても強くて印象に残る。

強制収容所。そこは、生きるためのあらゆる尊厳を失わせる環境だった。息子に悲惨な思いをしてもらいたくない。息子を守るため、グイドはジョズエに嘘をつく「これはゲームなんだ」。ゲームの説明がよくできている。とっさに思いついたにしては、できすぎているくらいだ。

「Is there an Italian here who speaks German?」

「Do you speak German?」
「No」

収容所での規則について、通訳する役を引き受けたグイド。
ドイツ兵士の言葉をゲームに仕立て、本当の意味を知らないジョズエを笑顔にする。聞いている男たちと、言葉を知らない兵士の表情がなんともいえない。グイドにかかれば、どんな絶望的な状況も楽しいゲームに変わってしまう。
死と隣り合わせの環境、”シャワー浴”など徹底的な出来事があるにもかかわらず、助かることができた。運と偶然が味方する。
レストラン給仕の経験を買われたグイドは、子供たちの給仕をする。ここでもとっさの機転で回避する。ハラハラがおさまらない。ひとりの男と再会し、それとわからぬ会話が繰り広げられる。シリアスな展開に目が離せない。
ある日、グイドとジョズエは思い切った行動に出る。同じ収容所のどこかにいるドーラに希望を与えるシーンが涙を誘う。
二人は約束をかわす。ウインクをしておどけて見せる。
あくる朝、ジョズエは訪れた光景に目を丸く輝かせる。幸福に満ちたジョズエの台詞が頭を離れない。物語の終わりを告げる一言に、胸をなでおろす瞬間が来る。
どんな困難な状況でも笑顔とユーモアを忘れない。愛する妻と息子を守り抜くため懸命に奔走する一世一代の大芝居の物語である。


制作話

『ライフ・イズ・ビューティフル』~どんな過酷な状況でも人間が希望を捨てずに生きていくためには家族、それも愛する家族が必要だ~
この言葉通り、悲壮な物語を喜劇に仕立て上げたベニーニの着想と創造力が光を放つ。

作品タイトルはロシアの革命家レフ・トロツキーがヨシフ・スターリンからの暗殺者に脅えながらも残した「人生は美しい」という言葉にちなんでいる。

ベニーニ自身はユダヤ系ではないが、彼の父は『アンネの日記』を綴ったアンネ・フランクの送られたベルゲン・ベルゼン強制収容所で2年間を過ごしている。

ドーラを演じたニコレッタ・ブラスキは、ベニーニのパートナーで、過去の作品にも夫婦で共演している。ジョズエを演じたジョルジョ・カンタリーニは、撮影に入る前、実際に寝起きをともにしたという。「Mama!」と真っ直ぐに駆けて飛び込むシーンが、記憶に焼けついて残っている。


本日はここまで

『ライフ・イズ・ビューティフル』、いかがでしたでしょうか。
ロベルト・ベニーニは、戦争をテーマにした映画を他にも手がけています。監督・脚本・主演だからこそ、ブレずに一貫した物語を描けるのかもしれません。そこには共演者でパートナーであるニコレッタ・ブラスキの存在が欠かせません。何度観ても涙が出てしまう名作です。皆様も是非ハンカチとティッシュを用意して観てくださいね。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200805 YUHUA O.

この記事が参加している募集

習慣にしていること

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!