匂いと温度で聴きたくなる音楽ってあるよね 2
雄飛です。
ちゃんと昨日の話、拾います。
別に僕は音楽に詳しいわけでも、楽器をやっていたわけでもありません。
ただ、純粋に音楽(特に邦楽)が好きなだけです。
こんな断りでも入れとかないと、何を思われるか分からない時代なので一応。
窮屈な時代だなあ、
というのは置いといて。
音楽番組で、
『〇〇といえば、どんな曲?』みたいなコーナー、
よく組まれますよね。
あれって多分、人の記憶に残る音楽が音楽単体じゃないからだと思ってて。
音楽をはじめ、エンタメの部類は感情が何かしら動くからエンタメとして成り立って、
だからこそ人間の五感とは切っても切り離せないものなんだなあって。
例えばベタだけど、好きな人に振られたとき。
失恋の曲を一通り聞いて、付き合っていた彼氏/彼女のことを思い出して、ひとしきり涙を流したら復活して。
時間が経った時に
「あの時、あの曲に救われたんだよね。」
って。
そんな話をしているとき、思い出すのは曲単体では決してなくて、聴いていた場所や時間、他には季節や気温といった周りの雰囲気、それらひっくるめて情景が思い浮かぶ気がします。
そしてそんな失恋を忘れ去ったときに、たまたま同じような情景に遭遇すると自然と曲込みで思い出して感情が高ぶる、
人間らしくて、人間くさくて。
だから僕は音楽が好きなのかもしれません。
僕はこんなピンポイントな経験ないですが。笑
別に振られた場面じゃなくても言える話だと思います。
高校時代、僕は放課後に友達とよく県立図書館で勉強していました。
(勉強しに行ってはいました。が正しいかもしれない。。。)
お年玉で買った、お気に入りの紫のipodに好きな音楽を入れて、勉強しながらよく聞いていました。
ちょうど今くらいの梅雨時期はYUIさんのベストアルバムをエンリピしてた気がします。
雨の降る中、外に出て湿った靴、自転車を漕いで濡れた制服、自習室の湿度の高さで滲む汗、汗でノートに張り付く腕。
YUIさんの曲を聴くと今でもその光景が思い浮かんで懐かしくなる。
これもこのnoteのタイトルに結びつく気がします。
僕が一番好きなバンドに『きのこ帝国』がいます。
きっかけは、大学一年のときに好きだった人が聴いていたから。
その人にはしっかりフラれて付き合えませんでした笑
でも、きのこ帝国は今でもずっと大好きなままで。
普通、聴かなくなったり忘れたりするものだと思うし、
そうなると縋ってるように思われるかもしれないけど、
その音楽を聴いていた当時のことは良い思い出で包まれていて
その音楽が思い出をずっと良いものにしてくれている気もします。
そんな大好きなきのこ帝国さんの中から、一曲選んで終わりにします。
また明日。
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