フルリモートで働くようになったきっかけとその方法

フルリモートで働くようになってから、2年近くが経過しました。
今回は、そのきっかけと方法についてお話しできたらとおもいます。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪

1.どんなふうにフルリモートで働いているか？

現在は、「業務委託契約」という形態で働いており、全ての業務を自宅から行なっています。いわゆる、会社員ではなく、一般的に「フリーランス」と呼ばれる働き方です。

業務時間としては、週4日1日7時間〜8時間ほどの業務を行なっています。
平日は、必要に応じて出勤を増やしたり、逆に業務が落ち着いている時には早めに切り上げることもあります。

仕事の内容としては、「Web広告運用」に関する業務です。具体的には、クリエイティブやターゲットの考案、広告の出稿、日々の数値チェック、予算調整、レポーティング、改善提案などです。
Web上に出ているSNSをはじめ様々な媒体に広告を出稿し、日々監視・調整を行いながら、クライアントの売上や認知拡大を狙っていくのが仕事です。

フリーランスというと、自分で仕事を獲得して全てを自分で行うと思われがちですが、業務委託の場合はある会社の一部を「業務契約」を通して、依頼いただくため、自分から営業をして案件を獲得することはありません。

業務契約をしている内容にもよるかとおもいますが、私の場合は、Webの広告代理店の「広告運用」に関する仕事のみを契約しているため、その関連のみを仕事の範囲として働いています。

会社を通して依頼をいただくことになるので、「完全に自由」というわけではなく、ある程度その会社の働く時間に合わせることになっていますが、自分である程度調整がきくところもあり、今の環境はとてもありがたいです。

2.フルリモートになったきっかけ

元々は東京にある、Web広告代理店で「広告運用コンサルタント」として働いていました。コロナ禍になり体調不良が続いてしまったため、仕事を泣く泣く退職し、地元に戻って休養することに。そのことが結果的にフルリモートで働く大きなきっかけとなりました。（今は大分元気になりました！）

地元に戻って体調が落ち着いてきたことはよかったですが、地方にはあまり働き口がありませんでした。（そのことは引越し前から分かってはいたものの、家族の協力もあり、体調を優先していました..）
実際、ハローワークを訪ねたり、転職サイトで検索をかけましたが、自分が働きたいと思える会社には、なかなか出会えませんでした。

不幸中の幸いで、休養前からリモートで会議を行なったり、やりとりの殆どをチャットツールで行なったりが、会社内でも対クライアント間でも普通になっており、「フルリモートでも働けるのではないか？」と可能性を自然と抱けました。

もしも、コロナ禍を体験していなければ、クライアント先に足を運ぶことも多かったため、この考えには行きつかなかったかもしれません。
ZoomやMeetなどが一般的に使われるようになったことが後押しとなりました。

3.フルリモートで働くためにしたこと

これまでの経験を糧にフルリモートで働く方法はないか？と思う一方で、元々の退職の原因にもあった、体調不良の心配もあり、すぐにフルタイムで働くことに最初は心配がありました。
家族に迷惑をかけながら、仕事を離れた経緯もあったため、またそうなったらどうしよう、という気持ちも大きかったです。

リモートで働ける仕事がある求人サイトや、転職サイトなどで「フルリモート」「在宅」などの言葉で検索して行く中で、たどり着いたのが「業務委託」という働き方です。
会社員でフル勤務が求められず、ある程度働き方の融通がきく、自分がこれまでやってきた広告の仕事がまたできるかもしれない、とおもいました。

Web系の仕事では、面接自体もZoomで行うケースも多くあり、検索に引っかかってくる会社はとても多かったです。中には、週1出社などの会社もあったため、「フルリモート」にこだわって探して行きました。

フルリモートで働くにあたって、1番不安だったことは、会社に訪問することができないので空気感を感じられないという点でした。
なので、会社名をツイッターなどでも検索してどんな方が働いているのかを確認したり、隅々までその会社のサイトでの発信内容をチェックしてどんな会社であるかを吟味しました。

選考を進めて行く上でやったこととしては、通常の転職と同じような内容です。
いくつか会社をピックアップして、書類を送り、面接を受けました。

ありがたいことに、志望していただいた会社さんから「一緒に働きたいです」とのお言葉をいただき、フルリモート・業務委託での働き方がスタートしました。

4.実際お家ではたらいてみてどう感じる？

お家で働くことは結果的に、私にあっていたなとおもいます。

会社で働くよりも、周りの声や雰囲気を気にせず、仕事自体にすごく集中することができているなと感じます。また、朝の時間や夜仕事終わりの時間にも、本を読んだり、好きなことをする余裕ができました。

自宅を仕事場にするということは、仕事の環境を自分で整えなければなりませんが、逆を言うと自分が心地いいと思う環境を自分に合わせて作れるということで、快適な環境を模索してそれ自体も楽しんで工夫しています。

困ることは殆どありませんが、1つあるとするならば、直接あった時に話す雑談などはないため、一緒に働く人のこと（社内で業務の連携や依頼をもらう時にやりとりが発生します）を良くもわるくも知らずに働いていることです。いい方にも転がることもありますが、本当は気が合う人がいるかもしれないので、それは少し勿体無いことかもしれません..笑

ここまで私のかなりリアルな経験をお話しました！
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方がいたら
ありがとうございました🙇‍♀️

これからも、私の転職経験やフリーランスの働き方・フルリモートのリアルな感想など、ここで発信できたらと思ってます。
参考にあることが少しでもあれば嬉しいです。