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【体験記④】産後パパ育休を分割取得して〜育休と育休の間の仕事&育児への向き合い方を振り返ってみた〜

お読みいただきありがとうございます!トラベル・地域情報ライターとして活動している土庄雄平です。

私事ですが、2024年2月に待望の第一子が誕生し、2月と3月に出生児育児休業(産後パパ育休)を取得させていただきました。

2月の約3週間、3月の約1週間、仕事を休んで育児に励んでいます。現在、分割取得1回目と2回目の間を過ごしているのですが、備忘録としてざっくりと振り返ってみたいと思います。


育休や子育てスケジュールについて

愛犬がいつも育児を見守ってくれています

巷で言われる育休ですが、男性の場合、以下の2つがあります。

出生時育児休業(産後パパ育休):子どもの出生後8週間以内に、父親が最長4週間取得できる育休制度、2回まで分割取得が可能
育児休業:原則として子どもが1歳に達するまでのうち、申し出た期間取得できる育休制度

会社によってはそれに加えて、独自の育児休暇制度をもっている場合もあり、私はそちらも活用してスケジュールを組みました!

1月下旬〜2月中旬:リモートワーク
2月上旬     :出産
2月中旬〜末   :出生時育児休業(1回目)
3月上旬〜3月下旬:リモートワーク+育児
3月下旬〜末   :出生時育児休業(2回目)
5月〜10月    :週3勤務(会社独自の有休制度の組み合わせ利用)
11月〜2025年2月 :週4勤務(会社独自の有休制度の組み合わせ利用)

上記のうち現在、太字となっているリモートワーク+育児の段階です。仕事に復帰しつつ、育児にも全力で取り組む日々を送っています。

分割取得により2月、3月の社会料免除も受け、収入の減少を極力抑えることができたほか、会社独自の休暇制度を温存し、今年の春以降に備えることができました!個人的にはかなり良いスケジュールを引けたと思っています。

育児に合わせてフレックスを活用

本業も複業もリモートで効率を最大限に

出生時育児休業を分割して取得するにあたり、「1回目と2回目の間の仕事をどうこなしていくか?」再考することになりました。この期間の働き方は、出生時育児休業取得後の、4月以降の働き方のモデルになると考えています。

具体的に取り組んできたことは、以下の通りです。

・本業はリモートで勤務、クライアントとの接点はオンライン打ち合わせと電話、メールのみ
・本業はフレックスタイムを活用して、育児参加とサポートを行う、できる限り残業はしない
・複業は朝夜の隙間時間で3時間程度は確保するが、スケジュールには余裕を持っておく

ありがたいことに本業の会社ではフレックスタイムが定められています。10時〜19時(休憩1時間)を基本として働く社員が多いのですが、私は7時〜17時(休憩2時間)に変更しました。

また1回目の出生時育児休業を取得する前に仕込んでいた通り、担当しているほとんどのクライアントには、基本的に電話やメールでのやりとりでOKと了承してもらえていたので、効率的に仕事を進められて良かったです!

仕事をしながら、1日の育児のスケジュール

平日も育児の参加は妥協なく

それでは肝心の1日のスケジュールをまとめたいと思います。平日はところどころサポートに入り、休日はガッツリ育児に取り組んでいます。休日の育児は夫婦で完全に均等です。

2時:起床、妻と育児をバトンタッチ
3時:一人でおむつ替え、ミルク
3時半〜6時:複業
6時:一人でおむつ替え、ミルク
7時:朝食
8時:本業始業
9時:ミルクのサポート
9時〜12時:本業
12時:子供のおむつ替え、ミルク、昼食
12時〜14時半:本業
14時半:子供の沐浴
15時:ミルクのサポート
15時〜17位半:本業終業(休憩は2時間で申告)
17時半:ミルクのサポート
18時:夕食
19時:入浴
20時〜21時:複業
21時:ミルクのサポートを終えたら就寝

早朝2時に奥さんと育児をバトンタッチするという、出生時育児休業時に行っていたシフトを継続することができました。これで本業にバッティングしない時間に育児を対応できますし、5時間ほど睡眠を確保できるので、日中眠さはなく本業に支障は出ません。

また、複業の稼働も1日3〜4時間ほど確保できているのも大きいです。早朝だと頭が冴えて複業も捗りますが、我が子が泣き続けて、仕事どころではないということもあるので、その辺りは臨機応変に。工数が確保できない場合もあるので、スケジュールには余裕を持たせておきます。

3時間ごとにミルクをあげる新生児〜幼児の育児にはまだまだ手がかかります。出生時育児休業に入る前に、案件を大方対応していて本当に良かった!育児の手が少しずつかからなくなったら、その分を複業の稼働に当てていきたいと思います。(早く仕事もガッツリできるようになりたい…!!)

勤怠システムの休憩は2時間で登録

休憩の時間をメインの育児へあてる

本業に話は戻りますが、勤怠入力時にフレックスタイムのバッファとして、休憩を1時間→2時間に変更して勤怠を登録しています。日中行う育児の時間と昼食の時間を計算すると大方2時間だからです。

ミルクサポート2回=10分×2=20分
沐浴(準備・片付け後の洗濯含む)30分
昼食30分
おむつ替え5〜7回=5分×7=35分
計ほぼちょうど2時間

我が家ではミルクの授乳後、吐き戻しがないよう赤ちゃん腕の中で寝かせています。そのため合計30分ほど仕事をするのは難しくなってしまうので、授乳自体は奥さんにお願いし、私はミルク作りや哺乳瓶の洗浄を担当しています

一方で、ほぼ必ず私がメインで行っているのが沐浴。出産後の奥さんの体調が万全ではなく、沐浴は腰にも負担がかかるためです。

お風呂から上がったらすぐさま15時の授乳。ママに授乳をお願いしている間に、ミルク作り→お風呂の片付け→洗濯→哺乳瓶の洗浄・除菌→洗濯物干しと一連の育児を対応できるのもポイント!仕事を離れるのは短時間ですが、奥さんの負担を減らすことができました。

3月下旬から分割で取得した2回目の出生時育児休業が待っています。日々子供の成長を見られる幸せが一番ですが、これから家庭と仕事の両立を目指すトレーニングだと考えて、日々楽しみながら過ごしていきたいと思います。


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