見出し画像

今こそ知っておきたいニューロダイバーシティの可能性

筆者が2019年11月にリリースしたニューロダイバーシティの調査記事。累計2万2000アクセス以上で、いまだに読まれ続けている。

日本的経営で取り残された発達障害者を、従来型の資本主義の行き過ぎに歯止めをかけビジネスと社会貢献の両立を目指すステークホルダー資本主義がすくい上げるか。そういう大きな問題提起を含んでいるのが、セールスフォースの調査報道。しかし出発点は、マーク・ベニオフCEOのホームレス問題への発言などを真顔で受け取り、日本的経営で取り残された発達障害者をステークホルダー資本主義がすくい上げる、と密かに考え、障害者採用に名乗りを上げた人物を基に、「ビジネスで社会問題解決を目指す企業が、日本の発達障害支援にも変化」という方向性だったのが、結果的には「ビジネスで社会問題解決を目指す企業が、日本の発達障害者の社会問題を引き起こしている」というトーンになったことへのもやもやがある。労働裁判はニューロダイバーシティの敗北と言わざるを得ない。

この調査報道は社会にインパクトを与え、問題意識を喚起する一方で、日本に起こったニューロダイバーシティの灯を消してしまうことにならないか。

そうなることは望んでいない。

今回は発達障害人材の活用を目指すニューロダイバーシティの大切さを伝える記事・レポートを集めた。

(Amazonアソシエイトプログラム利用)

発達障害者の就労支援会社Kaienが主催するオンラインイベント「ニューロダイバーシティ・サミットJAPAN 2022」。9月19日11:00-19:00


収録マガジン

マガジンをフォローしておくと、追加のたびに通知されます。

よろしければサポートお願いします。サポートは100円、500円、1000円、任意の金額の中から選ぶことができます。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。 サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。