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小説「艶やかに派手やかに」

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現代日本を舞台に発達障害のあるヒロインの成長を描いた小説。ヒロインは学校時代を経て就職後につまづき、発達障害の診断をされて再就職しますが、それでも理解を得られず鬱屈とした日々を過…
仕事のつまづきで発達障害に気付き、エアロビクスインストラクターに転身し成長していくヒロイン。周囲の…
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2022年7月の記事一覧

小説「艶やかに派手やかに」解説 エアロビクスのレッスン

小説「艶やかに派手やかに」を読んで、エアロビクスをやってみたいと思う方が出てきたでしょう…

「艶やかに派手やかに」執筆の裏側

私の小説「艶やかに派手やかに」は、ADHD(注意欠陥多動性障害)に気付かずに大人になった女性…

第三章 区役所時代⑱吉永先生の励まし

「ジムはやせたい人をカモにした商売」 「私は好きなことをやっているんです!」  新島係長…

第三章 区役所時代⑰養成コース修了

 紀香は、六カ月間にわたるシャイニングのインストラクター養成コースの全課程を修了し、無事…

第三章 区役所時代⑯「辻原さんって、面白い」

 養成コースでのレッスン実技で、紀香はいつも、思いつくままに指示を飛ばした。 「さあみな…

第三章 区役所時代⑮お客さんの良い見本

 いよいよエアロビクス指導の実技。動作スキル、指示を出す、客全体を見渡すことを学び、それ…

第三章 区役所時代⑭養成コース

 吉永先生の言葉につられ、紀香はエアロビクス歴九か月で、貯金を崩してシャイニングのインストラクター養成コースに入校した。  養成コースの内容は、エアロビクスの基本動作、初級レベルから上級レベルまでのレッスンの構成、リードをとる技術、解剖学・運動生理学・栄養学などの背景にある知識まで、エアロビクスインストラクターに必要なスキルを幅広く学ぶものだった。土日に通うことができた。  養成コース一日目。紀香はシャイニング自由が丘店にやって来た。ここのスタジオが教室。紀香は主任講師の

第三章 区役所時代⑬念願の上級クラス参加

 紀香がシャイニング下北沢店に通うようになってから、九か月経ったある日。 「辻原さん、今…

第三章 区役所時代⑫怒りを叩き込める場

 紀香は新島係長と衝突した日の仕事帰り、シャイニング下北沢店で、「マーシャル」と呼ばれる…

小説「艶やかに派手やかに」これまでの振り返り

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