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4週間、しあわせな教室について考えてみた(1)

昨日の理紗さんの講座では、かえつ有明高校の生徒二人が登場し、主だったところを説明したりブレイクアウトルームのファシリやまとめをしてくれました。講座が終わった後、頭が冴えてしまってなかなか寝付けなかった人も多かったと思います。オーガニックな学びの基礎にあるのはオーガニックな土壌。昨日のお話の中にもそうしたキーワードがたくさん出てきました。

しあわせな♡教室の♡レシピ

この講座では、

2/18:園元恭子さん♡しあわせな「関係性」生徒と教師・生徒同士のしあわせな関係性

中学生1年生のモチベーションを度ドーンとアップさせる、話を聞くだけでワクワクするような教室づくりをされて来たクララさんこと園元さん。そのファンは多く、より専門的な「教師学」講座の受講のために先生方がわざわざ福岡へ出向くほどです。

教師学はオンライン開催が認められていないので、この日の講座では一般的な例と説明をいただきました。生徒との関係性の上で大切な、聞き方の基本姿勢や、受容したことを相手に表す聞き方などの具体的かつ的確なお話はクララさんならではです。

例えば、成績優秀でいつも模試ではA判定の女子生徒が「先生、私入試大丈夫ですか?」と言われたとき、どう答えるか。つい、教師は叱咤激励したり質問攻めにしがちですが、その生徒の言葉と状況からすると必要なのは入試が近づいてきてとても不安であること。自然に身につける人もいますが、スキルとして学ぶことがたくさんありました。もっと学びたい人はクララさんにコンタクトを取ってみてくださいね!

2/25:辻さやかさん♡公立中学校、ICTがさりげなくあるしあわせな教室

この漫画、FBで目にされた方も多いのではないでしょうか?↓

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実は江藤は辻さんの4コマ漫画の大ファン!ほっこり、愛すべきキャラたち、失敗もするけどそこから学べるストーリー。まさかごく普通の先生がiPadを買ってつい最近書き始めたなんて!初っ端からテンポよく手書き漫画のスライドでお話が始まり、引き込まれます。ICTが急に学校に入ってきたときのこの下りが印象的でした。まずは、生徒指導部の考え。それはまさにべからず100箇条とも言えるものでした。

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それに対し、研修部の考えはとてもシンプル。

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現場であった事例を挙げながらのお話でした。あなたならどちらを選びますか?個人的に、生徒がICTを使いこなすにはまさに下の二つくらいでルールは十分だと思っています。あとは生徒が考える機会を作っていけばいい。2022年1月に出たところのこの本でもイラストを担当されています。ぜひ手にとってみてくださいね。

3/4:有澤和歌子さん♡​しあわせの国デンマークでの学びと日本の教室をつなぐ

50代の高校生男子の母が、ある日突然日本を飛び出してデンマークの大学へ半年留学!話を聞いた時、一瞬びっくりしました。 その後、株式会社デンマークを立ち上げ、地方の学校中心に多数の学校でワークショップをされています。最近では江藤の教室とも二度オンラインでサクッとつないでワークショップの試みをしましたが、面白いのなんのって。

前半は幸福度No.1の国、デンマークでの日々。犬の散歩をする人に積極的に話しかけて友達になり、サマーハウスに遊びに行っちゃうWakaさん。10代、20代に囲まれて次々にチャレンジするWakaさん。まさに自分が生きてきた透明の箱から出て行ったWakaさん。後半は、今されているワークショップの内容が中心でした。

まさにWakaさんが提唱する「Out of Box〜アウト オブ ボックス」を受講者みんなが体験することができました。詳しくはこちらからどうぞ。

3/11:田中理紗さん♡しあわせな「評価」ピア・フィードバックで評価が変わる!

最後は宇宙の采配ですごいことになったのですが、長くなりすぎたので、次の記事に書きますね。

3月後半の講座

2022年3月−4月、まさにアップデートの時。しあわせな♡教室の♡レシピに続くのは、新カリ爆速スタート講座です。新学習指導要領完全実施の来年度、今からでも遅くない!アップデートして新学期に臨みたいですね。


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