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人生とは

゛フットボールとは1つの学校だ。隣にいる良き例を見ること、仲間、指導者。そして学ぶことが大切。人生において、明日という日はフットボールで学んだ事に基づくということ。人生とは競争のようだったり、仲間と絆を築くこと。フットボールが遺産として残すものは、乗り越え、戦うこと。ゴールすることだけに着目してはならない。人生とはフットボールではない。明日にはフットボールも何にもならない。他のものに立ち向かわなければならない、家族を前進させなければならない。もっと多くを仲間から見て学ぶことが出来る゛

ウルグアイ代表 カバーニ(現ユナイテッド)
インタビューから引用

トップの選手がこんな話をしていました。

特にこれからの子供達にはこの思いを理解してほしいなと思う。同時に指導者や親、僕自身現役プレーヤーとして上記のことを伝えていく必要があると思う。僕は小学1年生から今までサッカーを通して全てを学んできた。

サッカーを始めたころは自分が一番うまかったけど、上には上がいると感じてプロサッカー選手は無理だと思って夢をあきらめたこと。自分の些細な行動や言動で信頼を失ったこと。試合に出れない中で自分の出来る努力をしても試合に出れなかったこと。全国大会直前に大けがしたこと。大切な仲間が目の前で倒れてしまいその日から一緒にサッカーが出来なくなったこと。自分のことより仲間、家族のために全力を尽くしてくれた選手がいたこと。叶えたことで失ったこと。嬉しいことも辛いことも沢山あった。人生を振り返っても出てくることはサッカーの想いでばかり。

沢山の経験から「目標に向かい前進する力、壁の乗り越えるための精神」「人としての思いやり、感謝の心」「常に考え自問自答し成長のための努力する」などを学んできたし、今も多くをサッカーから学んでいる。それはピッチにいてもピッチ外でも。

少し話はそれるが、ウクライナとロシアの争い。SNS上で見ていてとても苦しいし他人事ではないなと感じているし、今ある自分の環境が当たり前ではない事、感謝の心を忘れてはいけない事。色んな感情がある。今ある平和がいつ崩れるか分からないし、一般市民が出兵する映像を見て本当に辛いなと。

明日にはフットボールは何にもならない

本当にその通りだなと。今後世の中が争いあうことになるかもしれない、自然災害などで調和が崩れるかもしれない。色んな可能性がある中で人生とはを学ぶ必要がある。それはサッカーで出来る。今恵まれた環境でサッカー出来ているからこそいま一度サッカーに向き合う必要がある。

努力し壁を乗り越える、考えて表現する、プレ―の質や意図を持つ、チームとしての自分、感謝の心や思いやり、オフザピッチでの振る舞い。日々の練習や試合、仲間との全ての時間のなかで学ぶことが出来る。だからこそ環境が大切だし、それを作り上げていくのは僕たちの世代だと。そして今の子供たち、次世代に伝えてく、魅せていく必要がある。

この思いをこれから持ちながらフットボールに向き合い続ける。プレーヤーとして引退しても、人生は続く。明日にはフットボールは何にもならないからこそ、多くを学び成長できる、僕は成長する。

黙祷

【川畑悠吾】海外サッカー選手
1994年生まれ(27歳)/東京都出身/海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

【Notoを書く理由】
僕自身が学んだ事や経験をより自分のものにするためのツールとしてnoteを使って発信。僕を含めたすべての人が元気になったり、幸せになれば嬉しいです。

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