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「サバイバル・レディ」リリース!

おかげさまで、本日6月30日、寺嶋由芙3枚目のフルアルバム「サバイバル・レディ」が無事リリースされました!ありがとうございます!

昨年6月30日に、所属事務所退所のお知らせをさせていただき、フリーランスになってちょうど1年というこの日に、あたらしいアルバムをリリースさせていただけているこの状況、ちょっと恵まれすぎているなと思います。本当にありがとうございます。

アルバムの収録曲についてはまたきっとお話しする機会がありますし、様々な媒体さんにインタビューしていただいた記事や、「オフィシャル・インタビュアー」企画(https://note.com/yuffystaff/)にご参加くださった皆様との対談記事など、お読みいただくものがたくさんあるので、少し視点を変えて、2020年6月30日から、2021年6月30日までの寺嶋由芙を振り返ってみたいと思います。

2020年6月30日、所属事務所を離れるニュースが発信された15時、実は私は赤坂見附の豊川稲荷にいました。ここ数年特に、寺社仏閣が好きで、普段から足を運んでは御朱印をいただいたり、お仕事でもよく訪れるのですが、豊川稲荷は以前から私にとって特別なパワースポットのひとつなのです。初めてアイドルのオーディションに受かった年に初詣に行っていた、という思い出があるお寺で、以来、リリースやライブなど、大事な番組出演の前には「よろしくお願いいたします」を伝えに行く場となっております。コロナ禍以前は、うちのヲタク(=ゆふぃすと)のみんなと初詣に行くスポットでもありました。

フリーランス転向は自分で決めたことですし、あたらしい環境へのわくわくの方が大きかったとはいえ、やはりちょっとは不安もあり、何かパワーをいただきたくなって、発表の前にお参りしようと思い立ったのでした。

翌日からはもう7月。7月11日に生誕記念のワンマンライブを控え、その準備も佳境に入っている最中の発表でした。コロナウイルスの影響もすでに大きく、会場にお客さんを入れてもいいのか?配信ライブってどんなことが必要なのか?いろいろなことが手探りのまま、あっという間に当日を迎えました。

会場の雷5656会館さんのご協力もあって、ライブは無事に開催することができ、秋に、私にとってとても大切な町、女川町に伺うことを発表。その後、コロナの影響で例年より規模を縮小してではありますが、久しぶりに女川でミニコンサートを開催することができました。

さらに、ニューシングルのリリースが決定し、秋には東名阪のツアーも開催。最終の東京公演は、感染拡大の影響で急遽無観客公演になってしまいましたが、スタッフの皆様の迅速な対応とゆふぃすとの温かい応援のもと、無事にファイナルを迎えることができました。

12月16日、フリーになって初めてのシングル「みんな迷子/あたらしいわたし」をリリース。

「古き良き時代から来ました」と言い続けて来たわたしに、松井五郎さん、山川恵津子さんという、まさに古き良き時代を作ってこられて、今なお第一線でご活躍のお二人がくださった「みんな迷子」。学生時代からファンだった加藤千恵さんがわたしのために歌詞を書いてくださった(4年ぶり2度目!今回、作詞の依頼を自分でご連絡させていただいてとても緊張しました)「あたらしいわたし」。思えば、こちらの作編曲の宮野さんがわたしに初めて楽曲提供してくださった「わたしになる」の時も、ちょうど事務所とレコード会社を移籍するタイミングでした。宮野さんは大事な時にいつも、いい曲で助けてくれます。

そして12月19日にはもうひとつ、大きなリリースが…初めてのアーティストブック「まじめ」の発売です。自分の人生に、「本を出す」ということが起こるなんて、ものすごく憧れていたけど、恐れ多くてなかなか想像できないことでした。写真集でありながら、ソロインタビュー、対談、ディスコグラフィー、そして卒論(!)も収録。これまでの寺嶋由芙の総括として、こういった作品を残せたことをとても嬉しく思います。同時に、この本を作る作業を通して、これからまた進んでいくために必要なことが見えてきたのが自分にとってとても良かったなと思っています。今後どんなビジュアルに挑戦していきたいのか、どんな曲を歌ってみたいのか、どんな風に生きていきたいのか。自分がやってきたことを改めて振り返る時間と、尊敬する皆様とお話しする時間をいただいたことで、頭の中がすごく整理されたのです。アイドルをずっと続けたい、やれるだけやりきりたいという気持ちも明確になりました。

その状態で2020年を締めくくれたのはとても幸せなことだったと思います。2021年、文字通り「あたらしいわたし」で、「あたらしい年」を迎えることができました。こちらもわたしにとってパワースポットのひとつ、赤坂日枝神社さんの初詣のポスターに使っていただけたのもものすごく嬉しかった。アイドルっぽい!って思いました。そしてそういうアイドルっぽい嬉しいお仕事を29歳の自分がいただけたことに正直びっくりして、自分の中にもまだまだ年齢で諦めちゃう気持ちや偏見があるんだなと反省しつつ、「いくつになっても憧れって叶うんだなあ」と感慨深くなりました。日枝神社さん、今でも境内にポスターを飾ってくださっています。ご縁をくださった旅行読売出版社さんにも大感謝です。

旅行読売さんもそうですし、レギュラーで出演させていただいている地元千葉県のケーブルネット296「御朱印グルメぐり」チームはじめ、そのほかいろいろな関係者の皆様、そしてゆるキャラの皆様に、フリーランスになっても変わらずお付き合いいただけていることもとても嬉しく思っています。培ってきたご縁のおかげで、その噂を聞いて、またあたらしい方がお声がけくださる。とてもありがたい環境でお仕事させていただいているなと思います。dinosさん、MAGASEEKさんでのモデル仕事、嬉しかった…。それにしても、まさか自分が「マツコの知らない世界」に出演させていただけるなんて!出演が決まった時、スタッフさんもゆふぃすとさんもキャラさんたちも、お伝えした全員が喜んでくれました。当日のタイムラインの一体感、会えない中でもこんな繋がり方があるのか、って、とても嬉しかったです。そして、今だからこそ、こんな風に、どこにいたって関係なく喜んでもらえる機会をもっともっと増やしたいと、改めて欲が出てきました。

同じくゆふぃすとのみんながすごく喜んでくれていた、つんく♂さんとの対談では、これまでの人生を肯定していただくような、それでいて今後について背筋が伸びるような、優しくも鋭いお言葉をたくさんいただきました。

また、現在DEENさんのNew Albumのティザー映像に出演させていただいていますが、こちらも、ゆふぃすとのみんながびっくりしてくれていてとても嬉しい!

来月サラダ記念日には、俵万智さんも監修に参加されている「アイドル歌会」に出演させていただきます。

自分と接点が生まれるだなんて考えたこともなかったような方とお話しさせていただく機会を、これまで以上にハイペースでいただいていてとても光栄です。雲の上だった方々が、「こんな大人になりたいな」という「目標」や「憧れ」と思わせていただく存在になりました。アルバムフラゲ日の昨日、楽曲提供してくださった怒髪天さんにご挨拶に伺ったのですが、お優しくてかっこよくてとても緊張しました…。

そして何より、テイチクエンタテインメントの皆様に大感謝です。フリーになる以前からお世話になりっぱなしでしたが、この1年間は本当にほぼ毎日現場でご一緒し、お会いしてない時もせっせとLINEをいただき、イベントがあればたくさんのスタッフさんが助けてくださって、本当に心強いです。いろいろ気が滅入ることが多いから縁起のいい場所から配信ライブをしよう!と、本光寺さんからのライブを企画してくださったり、感染対策で声が出せないならいっそしっとり楽しんでもらうアコースティックツアーを開催しようと準備してくださったり。フリー1年目、そしてこのコロナ禍を一緒に進んでいってくださるのがテイチクさんで本当に良かったです。


そしてなんといっても、ゆふぃすとがいてくれる安心感よ!会えても会えなくても変わらず支えてくれているみんなのおかげで、今年もまた、アイドルとして誕生日を迎えられます。推しのお祝いはヲタクのお祝い!いつもありがとう!品川ステラボール、楽しもうね!


コロナ禍真っ只中でのフリーランス転向、決して明るい未来ばかりが見えていたわけではなかったのですが、気づけばとても楽しく「サバイバル」してきて、今ここにいます。これからも世界的に大変な状況は続きますし、この1年間のラッキーがずっと続く保証はありません。でもなるべく朗らかに生き抜いていきたいし、そのためのお守りとして…うーん、「お守り」とは違うかな、そんなおしとやかではないかも。かと言って「武器」というほど強気なものじゃないんです、なんというか、「秘伝の巻物」という感じかな、困った時はこれを見ればいい!みたいな。そんな指針として、アルバム「サバイバル・レディ」を大切にしていきたいと思っています。

皆さんが何かに迷われた時にも、この「サバイバル・レディ」がお役に立てたら嬉しいです。繋げ、生きる意味を!



今朝、この1年のお礼参りと、アルバムのヒット祈願、皆々様の健康祈願をしに豊川さんに伺ってきました。明日からフリーのゆっふぃー2年生!よろしくお願いします!

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