子どもが自己実現を果たすのに親ができることは?家の中を写真で埋め尽くそう
「子どもを褒めることで、自己肯定感を高める!って言っても、毎日毎日褒めるところなんて見つからないしどうしたら。。。?( ;´Д`)」
忙しい日々の中で、子どもを褒めるのは大事なこととわかっていても、
限界がありますよね?
ややもすると、テキトーなほめ方になっちゃったり。。。(笑)
でも大丈夫です。
あなた自身が褒めなくても、他の誰かに褒めてもらえる仕組みを作りましょう。それは…
この記事は…
・子育て中の親御さん
・プレママ、プレパパ
・思春期のお子さんをもつ方
に役立つ記事です。
☆家の中を家族写真で埋め尽くそう☆
結論から行きましょう。
家の中を、子どもや家族の写真でいっぱいに埋め尽くしましょう。
楽しかった思い出はもちろんのこと、がんばった記憶、悔しかった記憶…色々ありますが、
プラスに考えられるものであれば、どんなものでもOKです。
☆子どもの“承認欲求“を満たすことで自己肯定感を高める☆
1.マズロー提唱の「人間の5大欲求」
アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー博士は「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層に分けました。
1.生理的欲求
2.安全欲求
3.親和欲求
4.承認欲求
5.自己実現欲求
そしてこれらの欲求は、1.の生理的欲求が満たされて初めて次の欲求を求めるようになります。
段階を追って、全ての欲求が満たされるようになって、
ようやく自己実現までたどり着くわけですねf^_^;
とは言っても、1〜3までの部分は現代の日本であれば、さほど難しくはありません。
問題は4からですね。
2.日本の若者の自己肯定感について
よく言われる話ですが、日本の若者は「自己肯定感が低い」と言われています。
実際に内閣府がまとめた「子供・若者白書(令和元年版)」では、
〇このように、日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自分自身に満足していたり、自分 に長所があると感じていたりする者の割合が最も低く、また、自分に長所があると感 じている者の割合は平成25年度の調査時より低下していた。
3.写真を使うことによる自己肯定感の向上
では、写真を家の中に飾ることで本当に自己肯定感が高まるのでしょうか?
子どもの自己肯定感向上に写真の力を役立てようと啓発している「ほめ写プロジェクト」は
まず実態を把握するために、幼稚園から小学生の子ども(4~12歳)と、その親600組に対し、アンケート調査を実施。
写真を飾っている家庭の子は、写真を飾っていない家庭の子よりも、自己肯定感が高い結果が出ました。写真を飾ることが自己肯定感の高低差に関係があることが分かります。
ほめ写プロジェクト HPより抜粋
自分の写真を見たときに「腹内側前頭前野」という「心地良い」と感じる脳の部位が活性化し
自分自身をイメージして心地良くなり、自己肯定感が高い状態になると考えられる、のだそうです。
「ほめ写」によって、自分の写真を見たときに、心地よさを感じて、
肯定的な自己イメージを結びつけられるようになると考えられます。
☆ほめ写のやり方☆
以下、「ほめ写」より抜粋
1.写真の選び方
子どもと一緒に選ぶのがおすすめ。親が選ぶものと、子ども自身がいいと思う写真とは違っていることもあり、新たな発見にもなります。子ども自身が気に入っている写真を飾ると、本人も写真を見るのが楽しみになります。
2.写真の飾り方
リビングや子ども部屋など、子どもが日常的によく過ごす場所に飾るのがよいでしょう。
子どもの目線に合わせた高さに、複数枚貼りましょう。とくにお気に入りのものは、A4くらいの大きさにプリントするのがおすすめです。
また、写真は季節やイベントなどを機に、定期的に交換するとよいでしょう。
3.ほめ方
2まででも子どもが実際に見てくれれば先述した通り、効果はあります。
ですが、できるときには写真を題材に使って実際に褒めてあげましょう。
ほめ写プロジェクトでは、2種類の「ほめ」を推奨しています。
まずひとつ目は、子どもの努力や達成したことに対してほめる「条件つきのほめ」。がんばったこと(過程)やできたこと(達成)をしっかりほめてあげる方法です。
もうひとつは、子どもの存在そのものを肯定し、ほめること。言わば「無条件のほめ」です。
「あなたがいてくれて、ママもパパも幸せよ」と伝えることで、子どもは愛されていることを実感し、自己肯定感を高めることができます。
「写真」という題材があると、
「あの時、こうだったよな〜」とか「こんな風に頑張ったんだよね」など、
自然に褒めやすくなりますよ(`・∀・´)
☆でもいちいち写真を現像するのって大変…☆
スマホでバシバシと写真を撮ることはあっても、
それらをいちいち現像するのって大変ですよね。。。?f^_^;
写真屋が近くにある方はいいですが、
小さな子どもを連れて遠くまで出かけるとなると、それなりに大変です。
しかも、頼んだ後に取りに行かなきゃいけなかったり。。。(笑)
我が家もまさにその状態でした。
妻が「写真を現像しに行きたい!」と言いながらも、
産後の身体を引きずって行かせるわけにもいかず、私も仕事だったりして、なかなか行く時間が作れなかったんですね。
そんな人におすすめなのが、コレです☆
スマホとWi-Fiで接続でき、ワイヤレスで印刷ができますよ(`・∀・´)
ウチの妻は、今日もこれでウインウインと写真を大量に印刷しておりました。。。(笑)
☆まとめ☆
✅自己実現をするには「承認欲求」を満たす必要あり
✅自己肯定感を高めることで「承認欲求」を満たす
✅褒めるのは有効だが継続が大切
✅写真を家中に飾って、自分の代わりに子どもを褒めてもらおう
いかがでしたか?
忙しいママ・パパにとって、少しでも自分の子どもを自己実現につなげてあげたいと思うのは自然なことです。
スマホによってさらに身近なものになった“写真“で、
子どもの自己肯定感を高めてあげることで、
お子さんが色々なことで諦めにくくなったり、
何にでも臆せずチャレンジするようになります。
「自己実現」はその先にあるものですよね♪
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