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私の本棚

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#おすすめ本

「退屈」から考えるホームスクールと発達障がい。「退屈」は避けられるのか?

「退屈」から考えるホームスクールと発達障がい。「退屈」は避けられるのか?

 子どもに「退屈」「暇」と言われて、不安になったことはないだろうか?

私はある。

東畑開人さんの『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(以下、「居るつら」)を読むまでは、自分にも子どもに対してもなるべく「暇」にならないよう、「退屈」を感じないように気を配っていたように思う。

家以外の場所にでかけて「なにか」をすることで、不安を打ち消していた。

https://www.amazo

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「居るのはつらいよ」の覚書

読了。

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

ケアとセラピーとは。

実は、ケアするひとが、ケアすることでケアされている。

また、ケアされることでケアをしている。

これは職場でも、家庭でも、子育てでも、誰にでもあてはまるからくり。

”デイケア”に潜む闇=真犯人を突き止めて終わるのだけれど、本書はエッセイであり、論文であり、医学書なんだなぁ。

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