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弓道が語源なんですか?【一矢(いっし)報いる】

日常何気なく使っている言葉。
意外と弓道からの語源が多々あるのをごぞんじでしたか?

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今回はこの言葉です。(注:諸説あります)

🔸【一矢報いる】

「一矢報いる」は「いっしむくいる」と読みます。
文字通り一本の矢でたとえられる程度のささやかな反撃となるため、
相手を追い返したり大いに叩きのめしたりするまでのことはできません。
あくまでも「かなわぬものとは分かっているが、せめて最後に意地をみせたい」というような、
力の差が大きくて逆転することはありえないケースで使います。

スポーツなどで使われる場合には、
戦況に何か影響を与えるものとしてではなく、
その心意気を評価する観点で語られることが多いです。

たとえわずかな力でも、相手に仕返しをすること。

類義語 として
「反撃する」、「逆襲する」、「一太刀浴びせる」、「一泡吹かせる」、「恨みを晴らす」、「仕返しする」、「リベンジする」
などがあります。

「かなわぬものとは分かっているが、せめて最後に意地をみせたい」というような、力の差が大きくて逆転することはありえない場合でつかうので、例えていうなら
「無駄なあがき」
というところでしょうか。
印象はマイナスになりやすいですがこれに近いかもしれませんね。

🔶「一矢報いる」の由来

元寇での出来事であるとされています。

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