天気と痛みについて
「雨が降る前は頭痛がする」
「湿気の多い日は痛みが増す」
患者さんからこのような声をよく聞きます。
梅雨時期になりましたので今回は、天候と痛みについての記事です。
ある実験では、気圧が下がると血圧と心拍数が上昇し、交感神経の興奮が関係することが示されています。気圧の低下が交感神経の興奮を誘い、アドレナリンが大量に分泌されます。アドレナリンによって血管が収縮すると、体内では「組織貧血・酸欠状態になり痛みを増強するのではないか」と考えられています。
その他の研究では、「気象条件と関節痛との間には関連性は認められなかった」という研究結果が出ています。
このように現段階では「お天気説」の結論は出ていません。
症状が悪化している時の感受性はとても敏感になっていて、痛みが軽い時よりも天候の印象が残っているのかもしれません。雨の日でも痛みなどがなければ天候が気にならないという可能性もあります。
私は、天候が悪い時はとくにしっかりとメンテナンスをして体調を良くしてあげることが大切なのではないかと考えています。
天候に負けないために注意してほしいこと
・食事はしっかりとる
食欲の低下は体調悪化の要注意サインです!!
バランスよくしっかり食べましょう!!
・睡眠はしっかりとる
睡眠不足は痛みや不調の原因になりますので、規則正しく睡眠をとりましょう!!
・定期的に体を動かす
運動はとても大切です!!
同じ姿勢を続けないだけでも効果的です!
・深呼吸をよくする
体調が悪くなると呼吸が浅くなります!!
深呼吸を沢山しましょう!!
・暑すぎる環境にしない
室温、湿度の調節をしっかり行いましょう!
・水分をしっかりとる
脱水症状にならないように、しっかり水分補給行いましょう!
上記を意識して、梅雨を乗り切りましょう!!
元気な方は上記がしっかりできていると私は感じています。
セルフメンテナンスができる方は自分でしっかり行い、自分でメンテナンスできない方はプロにご相談ください。
定期的なメンテナンスはとても大切ですよ!
自分の体は自分で守る!!
ではまた!!
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