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≪Vol.184≫日本の未来について~外国人の話~

外国人観光客がいっぱい増えてきているなぁ。
と思うこともあるのではないかと思います。
また、外国人労働者も増えているなぁ。
と思うことも年々増しているのではないかと思います。

日本は少子高齢化で、労働人口が少なくなって・・・
など日本は人口減少だから、外国人に助けてもらわないと!と、
思うことも多いでしょうし、そういうニュースソースをみることも多い。

実際どうなの??
という数字観点で見てみると、

日本は決して在留外国人が多い国ではありません。
おそらく先進国と比較すると、これでも「鎖国」に近い数字です。

「移民の受入」という話がありますが、
ココで「移民」という単語の意味を解説するのは難しく、国によって様々な見解があり、僕の方では定義はしないのですが、

数字の話で言うと「約280万人(令和3年)」ほど、日本に居るのですが、
ココでは在留外国人(日本に住民票がある)の人数となります。
この人数で言うと、日本の人口の約2%程度です。
実際外国人がいるなぁ~~と思っているが、実数で言うと人口の2%です。

では、これは多いのか?少ないのか?
というと、先ほども「鎖国」と記載していますが、
先進国の欧米諸国などと比べると、圧倒的に少ないです。
アメリカで約13.6%、ドイツで約19%、少ない国でも10%程です。
オーストラリアでは約30%もいます。

では、日本も10%程度になっていくのか??というと、
それは政治の話になるので、分からないのですが、
過去の諸外国の実績を見ると、移民受け入れが国を作る・守るということに繋がる可能性はありそうです。(あくまで数字だけを見ての見解です)

もし10%になったら皆さんはどうしますか??
今の在留外国人の5倍です。
ワクワクしますか?不安ですか?
きっと治安がどうだろう?とか、文化や教育が違うから大丈夫だろうか?とか不安ばかりを考えてしまうのではないでしょうか?

おそらく外国人が増えてくると、
日本で流れるニュースの多くは「外国人が不法行為!!」みたいなことが相当増えると思います。
実際は今でもそういう報道がかなり多いと、僕は感じていますが、それよりもっと多くなるのは間違いないです。
悪いことが起こる原因を「外国人」にしてしまうというのは、実際は欧米諸国の先進国でもよくあることで、日本は遅れてる・・・なんて言われていながらも人種差別的なことは欧米諸国の方が僕の感覚ではすごくあると思います。そう考えると、間違いなく日本でもその手のことが起こるわけです。

でもでも、
世界各国から「日本も移民をもっと受け入れろ」とか、
「移民こそ、社会を活性化する」とか、
いろんな見解の中で、諸外国と横並びの数字になっていく可能性は否定できないのではないかと思います。

というか、移民だろうが、出生数だろうが、何か手を打たないと、
どう考えても人数が足りなくなるので、このまま何もしないと国が破綻するかもしれません。(※予測なのに怖い話ですみません)

今の話は「私もあなたも移民を受け入れる側」の書き方でしたが、
「私もあなたも移民になる側」の可能性もそれなりにあります。

これは決して難しい話ではないです。
僕は田舎者だからわかります。
田舎者は学業や就業を求めて、田舎を離れて都会へ行くことがよくあります。そして田舎は過疎化が進むことがよくあります。
(※ウチの田舎は産業があり、そうでもないですが)

日本人でも多くの人が、人口減少を目の当たりにして、人口減少になっていく地元を見たこともあります。今がその最中ではないでしょうか。
僕の地元もそうでもないと書きましたが、少子高齢化で子供は全然多くありません。学校の教室も空き教室が多くあり、部活動も部員が足りず、他地域と合同チームで大会出場するなんてことも当たり前です。

今まではあったものが、無くなる。というのは不安ですが、
人間は生きていかないといけないから、それぞれ個人は手を打ちます。
私もあなたも生きていくために手を打ちます。

その1つが「あなたも私も移民になる」ということかもしれないし、
「移民を受け入れる」ということなのかもしれません。

どうなる?ニッポン!

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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