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フィリピン🇵🇭歴史の跡が色濃く残る都市「マニラ」


みなさんどうも、Photographer になりたいYudai です。今回は、先日初めてフィリピンに行ったときのことを写真とともに話していきたいと思います。

みなさんまず始めにフィリピンと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか。海が綺麗、自然豊か、セブ島が有名、物価が安い等様々な意見があると思います。もちろん自然遺産に登録されている所もありますし、世界中から綺麗な海を眺めながらくつろぐためにバカンスに来る人もたくさんいます。

しかし一部地域では大量のゴミ山の上で生活していたりホームレスの人たちが集まる通りがあるのがフィリピンの実態。

さてここで「マニラ」という都市をご存知でしょうか。フィリピンは16世紀から約300年間に渡ってスペインの植民地でしたがマニラはその頃からフィリピンの首都ととして存在している都市です。もちろん都市ですから高層ビルや大型商業施設もあるわけですが、それと同時に貧困層が暮らしているスラム街もあります。

貧富の差が如実に現れている上にあまり治安もよろしくないのか、警察や警備員がアサルトライフルやショットガンを持ってそこら中に立っていました。初めて拳銃以外の本物の銃火器を見たので驚きました。

Baluarte de San Diego


そんなマニラですが、歴史の跡が色濃く残っています。今回はIntramurals(インタミューロス)以外、Intramuralsを中心に紹介していきます。

Intramuralsを「イントラムロス」と記載している記事がありますが、実際の英語の発音は「インタミューロス」に近いのでこちらで記載しています。イントラムロスと思っていましたが、現地で発音の違いのせいで全く聞き取れなかったのが事実です。英単語は英語の発音で覚えるべきだと思っていますので、以外Intramuralsで記載します。

まずはこちら

Baluarte de San Diego

これはIntramurals内にあるBaluarte de San Diego. 

まずIntramurasとはマニラにある城壁都市。スペイン人が1571年にフィリピン統治のために造ったと言われています。 そしてこのBaluarte de San Diegoはマニラで一番古い石造り要塞。第二次世界大戦時の爆撃や地震等から被害を受けましたがなんとか残り続けてマニラの人々を守ってきました。

今では観光スポットとなり結婚式も行われているようですが、崩れかけている石壁や色褪せた感じからフィリピンの長い戦いの跡が感じられます。


Intermuras にある今でも残る大砲


Intramurals外側に向かって大砲が並んでいて、ここが壁に囲まれた城壁都市だということが分かります。

Intermurasの様子


Tricycle

Intramurasを観光するにはTricycle(三輪車)を運転してくれるツアーガイドさんをつけるのがオススメ。ガイドさんが歴史や見どころ、撮影スポットを色々教えてくれるので効率よく観光できます。ランボルギーニのマークを貼って「ランボルギーニ乗っていきな!」と勧誘してくる人もいました。

フィリピンはタガログ語と英語が公用語で基本英語で通じます。私はタガログ語が話せるアメリカ人の友人と行ったので全部英語に通訳してもらいましたが、現地の言葉を理解できたほうがより深く理解できるだろうなと思ったので、余裕があればタガログ語を勉強していくことをオススメします。

マニラには野良犬が多い

マニラにはとにかく野良犬が多いです。Intramuras に限らずマニラ市内でよく見かけます。狂犬病を持っている可能性もあるのでできるだけ近づかないほうがいいです。しかし現地の人と共存していて中には飼われているのもいるようです。

基本的には人馴れしているようなのですが、歩道橋の階段や道路脇で寝ているので気付かず踏みつけたりして刺激しないように気をつけていました。

馬車

馬も大事な仕事仲間。貧困層が多いこの地域では、Tricycleも馬車もタクシー運転手も彼らの方から声をかけてきます。毎日仕事を得るのに必死な感じが伝わってきますが、残念ながら観光客としていく以上全員を相手はしていられません。中にはぼったくりをしてくる人もいますので、用がない場合はハッキリ断る勇気を持ちましょう。

移動は基本タクシーがオススメです。Grabというアプリを使えば、目的地指定から決済までアプリ上で完結し、登録されたタクシー運転手しかいないので安全です。

Grab アプリはこちら↑

元刑務所を再利用しているカフェ

こちらは元々刑務所だったカフェ。詳しく説明はありませんでしたが、面白かったのでTricycleから撮りました。お客さんは見た感じ現地の人が多かった気がします。Intramurals には今も人が住んでいますからその人たちでしょうか。

そして最後はFort Santiago

Fort Santiago 入口

Fort Santiagoは日本語にするとサンチャゴ要塞。当時ここには、スペイン人とスペイン系の住民だけが住む事を許されていたそうです。

太平洋戦争によって大きく損傷しましたが、その後に修復され現在は多くの人が観光に訪れています。

内部はフィリピン独立運動に取り組んだ、現在も国民から愛されているフィリピンの英雄 ホセ・リサールの記念館になっています。

現地のガイドさんも彼は英雄だと教えてくれました。ホセ・リサールは最終的には処刑されてしまいましたが、最後までフィリピン独立のために戦い抜いた本物の英雄なのだろうと感じました。
果たして日本には国民誰もが英雄だと口を揃えて言う人はいるでしょうか。

最期に

最後までご覧いただきありがとうございます。今回はフィリピン、マニラにあるIntramuralsについて紹介しました。今後も世界を回って写真を撮るという目標のもとに写真を撮り続けたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いいたします!

Yudai 

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