見出し画像

NSCA CSCS対策ガイドver.1.0!

初版 2021年6月

はじめに

 このnoteは,本年度にNSCA CSCSを取得したスズキがどのようなプロセスで勉強していたのかをまとめた記事です.後ほど説明しますが,CSCSの試験は2セクションに分かれているのですが,スズキは両セクションで約80%の正答率で合格しました!なので,無茶苦茶スゴい点数を取って合格した訳ではありません.しかし,勉強し始めたのは約1年前ですが,大して勉強していなくラスト1ヶ月で集中して勉強したそのプロセスは,自分ながら効率的であったと思ったので,ここにアウトプットしています.なので,「NSCA CSCSを取得したいけど,どうやって勉強したらいいかわからんのだ!」って人「取得したいけど,ほとんどゼロからでもいけるの?」って不安な人向けの記事になっています.

 この記事の序盤は,NSCAについてやその受験資格などの情報を記載していますが,正直に言うと,ここまでは調べれば他の記事からでも学べますので,それらの情報を持ち合わせているアナタは,是非.勉強法のセクションから読んでみてください!

 この記事は,主にNSCA CSCS取得を考えている人向けに書いていますが,勉強法に関しては,NSCA-CPTの勉強に確実活かせる内容なっているかと思います.何故なら,両資格の特典比重に違いはあるものの,その勉強方法には違い生じづらいからです.両資格とも同じ団体の資格であること,基礎的なトレニーニング科学などを学ぶ必要があることなどを鑑みると,勉強法に違いを出すことの方が難しいです(笑).したがって,NSCA-CPTを取得したいと考えているアナタにも活かせる内容になっております!

 この記事を読んで,より多くの人が効率的に勉強し,NSCA CSCSを取得して皆さんの指導をしているクライアントがより進化できることを祈っております!

NSCA/NSCA JAPANについて

 NSCAは,National Strength and Conditioning Associationの略語です.NSCAは,ストレングストレーニングとコンディショニングについての国際的教育団体として活動している.また,設立は1978年であり,現在(2021年)で43年目の年になります.歴史ある教育団体があるかと思います.現在では世界88の国と地域において会員が活動しているそうで,この膨大な会員のネットワークをもとに,ストレングストレーニングとコンディショニングの実践と研究から得られた最先端の情報を様々な媒体で配信しています(例:論文,ジャーナル,ウェブサイト等)

参考:https://www.nsca-japan.or.jp/01_intro/nsca.html

 ここから,少し掘り下げて日本支部の情報にも触れてみましょう.

 特定非営利活動法人NSCAジャパンは1991年に設立されたようです.日本でその活動が始まったのはわりと最近のように感じますね.ちょうど,30年前です.NSCAジャパンは,日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育,研究に裏付けられた知識の普及を通じて,一般の人々に対する健康の維持・増進から,アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しているとされています.

 NSCAのミッションステートメント(使命目標)は,科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡しであるとされています.ストレングストレーニングとコンディショニングの分野に関する新しい研究の実用化を目指すことにより,トレーニング指導の専門的職業としての発展を促進することを実践していくことを重要としているようですね.

参考:https://www.nsca-japan.or.jp/01_intro/nscajapan.html

NSCAへの入会のデメリット/メリット

 この記事にたどり着いた意識の高いアナタのことですから,きっとNSCAに所属する(資格を取る)ことがとてもお金がかかることだと言うことを理解されていることでしょう(笑).後述しますが,スズキも結構な額を投資しました!でも,長期的に見れば,良い投資だと思っています.おっと,ここでNSCAの資格を取得する上で重要なマインドセットをお伝えするのを忘れていました!それは,以下の通りです.

資格のために勉強するべからず.自己成長のために楽しんで勉強すべし.

このマインドセットを持っているか持っていないかで,勉強の苦痛度が変わります.「資格のために,何でこんなお金を払わなきゃならんのだ!」,「かいつまんで適当に勉強して受かればいいや!」なんてマインドでいると,確実に勉強が嫌になります.「へぇ〜!そんな仕組みなっているのか!」,「なるほど,じゃあ今日のトレーニングにはこれを実践してみよう!」などのように,自分の現場への落とし込みまでを勉強として,あくまで自分の成長のためにと言うマインドセットを持っておくことを強く勧めます.

 さて,それではNSCAへの入会のメリデメについてお伝えしていきます!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 <メリット10選>

■機関誌『ストレングス&コンディショニングジャーナル』を読み放題
■NSCAジャパン主催のイベントに安くで参加可能
■資格のへの受験が可能
■各企業とのタイアップとして割引が効く
■NSCAジャパン Human Performance Centerを利用可能
■教材などが安く買える
■NSCAジャパンS&C研修助成に申請可能
■NSCAジャパンS&C海外研修への参加可能
■機関誌バックナンバーなどの会員限定のWEBコンテンツを利用可能
■各種リーフレットを活用可能に
■トレーナーの資格公布団体としては著名であること

ここから先は

10,196字 / 1画像

¥ 499

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?