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Mountain

抽象画を描きました。珍しく意味のある図形です。

■ 今日の1枚

Mountain 2022.11.1

山のようなシルエットができたので、消しゴムツールで削って少しだけ「描く」ことを取り入れてみました。デジタル感が強いので、もう少しガサガサなペンにすればよかったです。

制作時間は17分。別のことをしながら描いていたのでいつもより時間がかかりました。iPadの写真アプリで色味をビビッドに加工しています。

このnoteを描きながら、Procreateの作業ファイルに戻って気になった箇所を微調整しました。これだけ気のおもむくままに描いているのに、ほんの少しのことで完成度が上がるのが不思議です。

修正の甲斐あって、ぼんやりと山のシルエットを見つめられるいい絵になりました。

■ CDジャケットにしてみた

Mountain

色の面積のバランスが気に入っています。薄い蛍光グリーンが赤との対比でとても映えてよかったです。

相変わらず三本指でiPadをランダムにタップすることで使う色を選んでいるのですが、レイヤーモードを変えることで偶然隣り合う色同士の相性が光ることがあって、今まで作ったことのない色の重なりを絵の中に作るのが抽象画を作る際の大きな楽しみとなっています。

iPadの故障で描くのをお休みしてよかったかも。ずっと描き続けているといい癖も悪い癖も固着してきてしまうので、そうなってきたなと感じたらリフレッシュしてみてもいいかもしれません。

文庫本の表紙が100になるまで描きたいと思っていたけどいま何作目なんだろうな。70くらいかしら。最近、自分の扱う色が好きだと言っていただける機会があってとても嬉しかったです。色で遊ぶのが大好き。きっとこの先もずっと。

■ 文庫本の表紙にしてみた

『山と生きる』

ハードボイルドな太い明朝体ふたたび。骨太な登山家の自伝風ミステリだといいなと思いました。

先日『ある酔狂な物書きと犬』の表紙をTwitterに上げたとき、著者の坂ノ上先生の名前について面白いリプライをいただきました。

先生の名前の由来を初めて言い当てられたのでかなり驚きました。正解です、すごい。そして私も坂口安吾先生は推理小説家だと思っているので、そのニュアンスを感じ取っていただけたことにとても感動しました。

というわけで、坂口安吾『探偵小説とは』を青空文庫で見つけたので貼っておきます。そんなに長くない文章なので、私も寝る前に読みます。

■ 今日の作業進捗

・学芸会用のジングル【DTM/作編曲】

小学校の学芸会用のキャラクター登場ジングルを作りました。OKは出たけどワクワク感が足りないのでもう1トライくらいするかもしれないです。

・ミェゼとナスカ(仮)【DTM/作編曲】

聖騎士シリーズのスピンオフ小説のイメージ曲。先日作ってあったものを26秒→46秒に伸ばしました。まだ作ったことのない範囲に少しだけ踏み込むことができて、とても好きな感じになりつつあるので少しずつ大事に作っていこうと思います。
一度作業から離れた曲でも、曲の続きが幻聴みたいに聴こえてきてくれて安心しました。全ての曲がそうだったらいいのにな。

■ 誰かの曲を聴くときの話

誰かの曲を聴いたとき、こういうのあと10曲聴かせて!って思うことがあります。なんでその曲だけリピートもせずにそう思っちゃうんだろう、って不思議だった。たぶん10曲くらいあれば、その10曲に共通する「なんとなく好きな部分」が知れる気がするからそれを知りたい、っていう好奇心があるのだと思います。

作る側からしたら「10曲とか簡単に言うなよ!」って爆ギレされそうだけど、リスナーってそれくらい勝手で貪欲で良いと思っているし、それが10曲くらいのアルバムにまとまってサブスク配信されていたら最高だと思うんですよね。最高じゃないですか?

私もそれがしたいので、来年はシリーズ楽曲を少しずつアルバムにまとめていきたいです。アンドロイド×ディストピアとか今すぐほしい。サブスクのアルバム配信の曲数の上限が25曲だから、そこまでいったら配信しようかな。

……と思ってyoutubeの再生リストみたらもう22曲もあった。秒読みだったわ! アルバムタイトルも そのまま『android × dystopia』とかでよさそう。

■ おわりに

ここのところDTMや音楽がスランプ気味で滅入っていたのですが、自分が自分のために作ったものたちがいつだって自分を内に広がる世界にも外の世界にも連れ出してくれたことを思い出させてもらえる出来事があって、心がふっと軽くなりました。

1日1つずつ、怖いのを乗り越えて制作に向き合っていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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