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聖騎士シリーズ 制作メモ(2022年9月)

創作コンテンツ『聖騎士シリーズ』の制作記録と考え事のメモです。最近全然進んでないな〜と思っていたけれど、今月はかなりのブレイクスルーがあって色々と捗りました!

イラスト3点に楽曲3点。とてもよかったと思います。

※追記(9/30)
イラスト - 婚約者ルカリス を追加
その他の進捗 - 用語集 を追加

■ イラスト制作(4枚+リメイク3)

婚約者ルカリス
リデル(カラーリメイク)
リデル(木炭画)
2月のイラストのリメイク
副団長デイルズ(カラーリメイク)
副団長デイルズ(木炭画)
「始祖の檻」

木炭画を始めたのが性に合っていたみたいで、とても捗りました。1時間ほどで描けるので、ストックした木炭画を後日リメイクする流れを作ると良さそうだなと思いました。

リデルの木炭画→カラーリメイクは、オイルパステルのような質感が出てちょっと新しいなと思いました。

効果レイヤーによる空気遠近やライティングを駆使した現代のデジタルイラスト表現からは随分と離れたいわゆる「美術絵」っぽい感じですが、それらがいつか上手く交わって自分だけの表現になるかもしれないので楽しみです。

何より誰かの物差しで比べられにくい表現というのは、それだけで自分にとって価値が高いんです。10歳くらいの頃からずっとスキマ産業で生きてきた人間なので、”表現”というものを使って今更誰かとバトルするのが怖いし嫌なんです。

表現は武器なんかじゃない。強みというものは、誰かを倒すために使うようなものじゃない。誰かを幸せにするために使うもの。現時点ではそういう感覚でいます。

■ 楽曲制作(3曲)

「信仰」

「みのりのうた」

「第八魔導兵器 "殲光"」

そこそこ書いてる! 並べておかないと作ったことも忘れてしまうので、まとめられてよかったです。

どうしてもコスパが良くてハープと架空言語のような小編成でゆったりした曲をたくさん書いてしまうので、たまに”殲光”のようなEpicが書けると安心します。体力めっちゃ使うけど……!

youtubeのプレイリストにアルバム未収録曲も追加しているので貼っておきます。作業のお供にどうぞ!

ちなみに5月にリリースした46曲入りの1周年記念アルバムはBOOTHで販売しています。CD版or高音質版が欲しい!という方はご利用ください。

■ 寸劇の進捗

「信仰」の寸劇ver.です。もう少し手を入れて公開したいと思います。再来月くらいになるかも……。

■ その他の進捗

ストーリー制作が進まなくて日々大変な思いをしていました! その中でいくつか試してみたことがあったので、メモとして残しておきます。整理整頓。

◎ 曲はあるけど寸劇がないもの

(※)はアルバム未収録

【早めに作りたい】
・理の形象
・智と剣
・ルフの刻印
・神の喉笛に触れし者(※)
・幻緑の森
・信仰(※)
・キュリオスの環
・木漏れ日の丘
・渇きの檻
・ルフの扉(※)
・黒キ鎖(※)

【リメイク待ち】
・黄昏に舞う ※セリフ変更
・灯火に揺れる
・双剣の誓い

【まだ後で大丈夫】
・嵐の前に
・追想
・慟哭
・降魔輪転
・この手に残りしもの(※)
・黒き星の名のもとに
・弔わざる者
・蛇の目(※)
・みのりのうた(※)
・うみの記憶(※)
・碧き森にて(※)
・雨の小路(※)
・空の片隅(※)
・灰の楽園(廃墟探索シリーズから転用)(※)
・ゲテ様教会訪問(仮)(※)
・氷の笑み(※)
・傀儡(かいらい)(※)
・ピアノアルペジオ(仮)(※)
・ピヴとの出会い(仮)(※)
・頼みごと(仮)(※)
・リデルの曲2(仮)(※)
・数奇なる果実(※)
・疾走アコギBGM(仮)(※)
・石窟(仮)(※)
・穏やかな眠りを
・聖騎士Epic_1002(仮)(※)
・聖騎士アコギ_0701 (仮)(※)
・第八魔導兵器 "殲光"(※)
・王の剣(※)
・薄明の塔(※)

【まだかなり後で大丈夫】
・昏き英雄
・冥府の婚礼

めっちゃある。こわ。笑
書き出してなかったり曲名ついてない曲とかがまだある気がします。とりあえず目についたものだけをWalkmanに入れて聴けるようにしました。毎日聴いてイメトレします。(聴けば聴くほど直したいところが出てくるんだけどね……)

◎ 寸劇ついてるけどアルバム未収録の曲

・虚空に鳴く

↑年末にかけてこの項目の曲を少しずつ増やしていきたいところ……!

◎ 用語集

用語集を作りました。「英雄の力」や「魔障」、「賢者」などについての簡単な説明が載っています。

◎ プロットの整理

プロットを印刷したもの

数日前から、こんな感じで3〜5行の簡易プロットをA4の紙に見開きで印刷して本編の寸劇の流れを確認しています。赤字は初登場キャラのメモ書き。

序盤はキャラクターの登場回で割といい流れができているのですが、キャラクターが出揃ってからが難しいです。同じキャラクターの登場回が続くとどうしてもダレてきたり、話が進んでいないように見えたりするので……。

幼少期のデイルズとルカリス先生のエピソードはどれも現在への伏線になっていていい感じなんですけどね。それ以外の関係性を掘り進めるのが難しいなと感じています。

あと上手くいったのは「数刻の宵」と「青と花飾り」のデイルズ&イザベルコンビ。デイルズは人によって全く違った態度を取る人間なので、裏の顔がいっぱいあって描きやすいみたいです。

思えば今までは新キャラを投入することで新しい関係性を構築したり話を進めたりしてきましたが、これからは既に登場しているキャラクター同士の関係性を変えたり、そのキャラクターの新しい側面を掘り進めたりすると上手くいくのかもしれません。

……なんて、数日前に下書きをしていたのですが。

心境の変化

ここ数ヶ月、本編の流れや着地点を整理することに躍起になっていてですね……半ば意地で色々な方法を試してみているのですが、結論から言うと、そのために曲が作れなくなるんじゃ本末転倒だなと思い至りました。

書き出してみたら思ったよりも曲のストックがたくさんあったので、これからは「必要なエピソードと曲をその都度書く」のではなく、「できてしまった曲を活かす」方向でいきたいと思っています。

自分はストーリーを書きたいんじゃなくて、劇伴を書きたいのだということがわかったので! 順序が逆だったみたいです!!

頭で理解していても心がついてこなければどうしようもない。そういう諦めは必要です。あースッキリした。

■ おまけ

リメイク中

完成しなかったけどおまけ。背景をAIピカソに描いてもらって、「夢の器」の時のグリスの絵を入れてリメイクしようと思ったのでした。「信仰」という曲の寸劇用の絵ですが実際に使うかは未定です。

■ まとめ

・月1で進捗まとめnoteを書く
・できてしまった曲を活かす
・木炭画→カラーリメイクの流れが神
・プロットを整理して印刷
・Walkmanで聴く(イメトレ&修正箇所の洗い出し

ふ〜! こんなところかな!

来月末までにどこまで進めているかはわかりませんが、時々このnoteを見返して、来月分は早いうちに下書きを作って進捗を溜めていき、月末はそれを投稿するだけにできたらいいなと思っています。

これからもたくさん悩みながら作っていくことになると思いますが、自分の進んだ道を確認できる記録があることに絶対に救われる日が来ると思うんですよね。そういうの信じるタイプです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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