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「脱暴力グループワーク」に行ってきた

先日「脱暴力グループワーク」というものに参加してきました。

その体験をPRマンガとして描かせていただきました。

PRマンガ執筆の経緯について

もともと個人的な悩みもあり参加することとなったのですが
なんと参加日の2日前に一旦の解決をしてしまうという謎の展開がありまして…
とはいうものの、そういった状況が何度も続けたくないもので根本的な意識という意味でもそのまま参加したのです。

誘ってくれた中村氏と話している中で、私が中村氏に語ったことをそのままマンガにしてくれないかといただきました。
もちろん報酬は出す、というお話で。

といいつつ
【漫画を描くこと】と上記の該当ツイートを【コメント付きでリツイートする】ところまでが「報酬の範囲内」です。
このnoteだったり自分のツイッターアカウントで展開したコメントは
ただの自分の感想と想いを書いています。
ので、もちろん貴団体の監修のもとに書いたものではありません。
マンガも「伝わる表現に」としか言われなかったのでほぼ自由に描かせてもらいましたが。

「脱暴力グループワーク」体験マンガ

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PRマンガというものについて思うところ

伝えられていることは本当のことなのか分からない。
広告はもはや「嘘つき」で、そこにあるのは「本当の気持ち」じゃなく「描かされてる」ものだと言う。
ここ数日で「PRマンガ」そのものが色々言われてます。

「映画『アナと雪の女王2』の感想を描いた漫画が、複数の漫画家アカウントから一斉にツイートされている」──そんなTwitterユーザーの指摘をきっかけに、「報酬を受け取りながら、自発的に映画を見たように装い、漫画を掲載したステルスマーケティングではないか」といった批判が相次いでいた問題で、ウォルト・ディズニー・ジャパンは12月5日、公式Webサイトで「『アナと雪の女王2 感想漫画企画』に関するおわび」と題した謝罪文を公開した。

感想マンガ自体が「本当かどうか」を疑われている由々しき事態です。

メディアのニュースも噂や片方の意見をまとめたものだったり、
関係者がいないのに関係者が発言してたり、どこまで信じて良いものなのか本当に分からないような世界です。

こういう仕事をしているからこそ色々考えさせられます。

今回のPRマンガについて

今回「報酬を出すから感想をマンガにしてくれ…」と言われて
どこまで自分のことを描くかだいぶ迷いました。
9時〜17時という密度の濃い体験だったので4ページにまとめる時
色んなものを省くことができるんです。
でもマンガにある通り「自分のことを語る」が主眼にあるグループワークで
そのシーンが描かれていなかったら?

私自身が本当のことを避けて描いたら「ただの描かされてる広告」にしか見えないのではないだろうか?
と思うに至りました。

だからこそ3ページ目にあるような自分の過去をそのまま描いたんです。
知ってる人もいるけどわざわざ言う話でもありません。
左上のコマは脳裏に焼き付く自分の黒歴史のシーン4つです。
お腹が痛くなってしまうような思いをしながらでも、描いた、描く必要があったと思います。

お金をもらったからと言って、片隅でも自分の暗黒面をいつも出せる訳じゃない。
でもこの話には絶対必要だと思ったんです。

だって、傷付いた/傷付けた、もしくはそうだと責められた「あなた」に読んでほしいからなんです。

届け。

私は実際にグループワークを体験して数日ぐるぐる考えたり、人が言っていた言葉を反芻してしまったり、
どうなんだろうこうだったのかなと考えまくっていました。
それを越えると、少し楽になりました。
それと同時に今まで考えも及ばなかった自分の「酷さ」に対して、大事な人に謝りたいなと思うことも、今ではあります。

私が何より描きたかったのは最後のページです。
ここは金銭や宣伝や体験とかよりも個人的感情が強く出ているページなんです。
「君が悪いなんて私は思ってないよ!」って伝えたい人がいます。
噂だけで事実じゃないなら、そう責められ受けた傷に対して
その事実が本当にあったとしたら、君自身に
「私は君が悪いなんて思ってない」
と伝えたいんです。

届け。




マンガに掲載した書籍


読んでくれてありがとう!心に何か残ったら、こいつにコーヒー奢ってやろう…!的な感じで、よろしくお願いしま〜す。