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私にとって出産という選択肢がアリになった話

GW中、旦那さんの実家に遊びに行きました!!

もう旦那さんの実家に行くのも数度目で、
旦那さんママパパにも、もう何度も会っていることもあって
特に嫁らしいこともせずに
本当に自分の実家のように過ごしてきたよ(*^-^*)♡

でも、旦那さんの実家に行った後と行く前では
かなーーーりいろんな価値観がひっくり返って帰ってきた、
なんか人生の分岐点のひとつになる帰省だったので、今日はそのことを書きたい。

まず、大きく価値観が変わったことは「出産」について。

前にも記事に書いたんだけど
私は出産について

「こわい!!無理じゃん!!」

が感想で、
何で女子しか産めないんだろうなぁ…

と思っていて、
出産を視野に入れるなら、仕事のあれもこれもできなくなるし…うーん…と前向きに考えられない派の人間だった。

(確かそれについての記事はこれ↓)

だけど

今回、旦那さんの実家に帰ったことで、
私の中で「出産はアリだ!」という結論になって、かなり価値観が変わって、帰ってきた。

GW終わりに

私「子ども作ってもいいよ!(今じゃないけど)」
旦那さん「…?!?!」

となっていて、
まぁ、でもそうだよな、そりゃどちらかと言うとあんだけ嫌がっていたのに
この変わりようは急すぎて驚くよな…と思ったので、
このことの心の変化について、自分の整理も兼ねて今日は書くね!

長くなると思うから
前編と後編に分けるかも!

まずね、
大前提として私は帰ったら
旦那さんのお義父さんとお義母さんには、
愛する息子の普段の様子をたくさん話そう!伝えよう!というのをたくさん思っていたのと、
そして、私は妻として、旦那さん家族に相談したいこともあったりして、
そういうのを話したいなぁ、話せたらいいなぁ、と思っていた。

旦那さんの保険のこととか(結構どうすればいいか迷う)、
私にとって心配なこととか、
まぁ、そういうのを本当に小出しに話していたんだけど
すっごくすっごく爆裂にインパクトに残ったのは蕎麦屋でのお義父さんの発言だった。

たまたまその蕎麦屋さんが結構あり得ないくらい
お蕎麦が来るのに時間がかかって、
その間、ふと旦那さんの相方の話に。

旦那さんの相方は
有名Tiktokerで、数年前から売れ出して、
今も超有名人(SMAPメンバーとか)と一緒に番組出たりしていて、その話になった時のこと。

旦那さんのお義父さん、お義母さんは
旦那さんの芸人活動については応援はしてくれているスタンスみたいで、

「え、それ一緒に出れないの…?」

みたいな感じで。

それがすごくいい機会だったので、私も旦那さんへの本音をそれとなくチラッと言ってみたんだよね。

私「せっかくやりたいことがあるなら、やっぱりやった方がいいと思う!仕事ももう少し融通利くの探せば、もっと色々やりたいことできると思うんだよね」

そんなことを私がポロッと言ったら

お義父さんが

「…俺もそう思う」

と、ひとこと言って、

私はもうそれがめちゃくちゃ衝撃すぎて、
本当に涙が出そうなくらい感動したんだよね。

で、続けて

お義父さん「別にフリーターでも良くない?コンビニとかで働きながらでもいいじゃん」

みたいな風に言っていて、
それもまた私にとっては

「!!!!」

だった。

そこからお義父さんとお義母さんが
旦那さんに合いそうな仕事を一緒に考えてくれて、「こんな仕事は?」「あれは?」「これは?」って旦那さんに提案したりしてて、
その様子に私はめちゃくちゃ驚いたし、本当に感動したんだよね。

だって、親とはいえ、
こんな風にやりたいことを尊重して、応援してくれる人って、
やっぱりなかなかいないと思うんだよね。

特に私の母なんかは
まず否定から入るタイプで、
「あ…私って、お母さんに自分のことを応援して欲しかったんだなぁ」って、
この時に初めて自分の本音を知ったよ。

お義父さんのあの一言は
自分の親としての心配の気持ちとかよりも、
息子の人生とか息子にとっての幸せ、
息子の意志とか気持ちとかを
とにかく第一に考えている発言で、
すごくグッと来たんだよね…。

私は基本的に親って、
子どもの言うことを信じてくれないし、応援してくれないというか、
親って、とにかく子どもが心配で、子供のことを応援できない生き物なんだ
という風に思っていたから、

え…!こんな風に応援してくれるなんて
めちゃくちゃ心強いじゃん!!

って思ったんだよね。

あの一言と、どんな仕事なら芸人と両立できるか一緒に考えてくれている姿を見て、
私は旦那さんのお義父さんとお母さんのことをすごく大好きになった。

こんな風に家族が応援してくれるって、
こんなにも心強いことなんだなぁ…!ってめちゃくちゃ思ったんだよね。

愛しながらも応援できるって、可能だったんだ…!とそこで衝撃を受けたというか、
きっと私は「親は子どもを応援できない生き物なんだ。仕方ない」って思うことで
「本当はお母さんに応援して欲しいのになぁ…」っていう気持ちに蓋をして、
そこは考えないように触れないようにして、
揉めないように、傷付けられないように
気を付けて生きてきたんだなって自分で思った。

それと共に
旦那さんのお義父さんとお義母さんのような家族を作れたら、
あんな風に子どもを応援できる父と母になれたら
こんなに楽しいチームや家族はなさそうだし、
すごく素敵で最強の家族になりそう…

それは…!楽しそうだ!!

と思ったんだよね。

あんな風に応援できる家族を作れるなら、
それはやってみたい!すごく楽しそう!!
って思ったの。

私は今まで、子どもを産むことにも、母になることにも
あまり興味がなかったのは
たぶん母へのトラウマもすごく強くて、
「ああなったら嫌だな…」「でも親って生き物になったら、そうなっちゃうんだろうな…」みたいな気持ちがきっとどこかにあったからで、
きっと私と同じような人も世の中にはたくさんいる気がする。

でも、家族っていうチームで
子どもを応援できる人もいて、
一緒に考えて、一緒に悩める親を知ったことで、
そんな親がいることを目の当たりにしたことで、
「こんな家族なら作ってみたい!楽しそう!!」って素直に思って。

小さい頃に家庭崩壊が起きて、
父と母が首を絞め合っている姿を目の当たりにした5歳の私から
なんか、やっと抜け出せたというか、
私にとって理想の家族っていう目標が見えたことで、
「こういう家族だったら作ってみたい!」という風に考えがガランと変わったんだよね。

今までは旦那さんを幸せにするので精一杯と思っていたけど、
ああいう親を目指していけるなら
子育ても、家族作りもすごく楽しそうだと本当に思った。

そして、実家から帰ってくるときに
旦那さんと夜道を歩きながらした会話がまたすごく私たちの夫婦の歴史に残るシーンだと思ったから
書きたいのだけど、長くなるので、それはまた明日!

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