014| 自分の仕事を客観的に眺める。
今やっている作業は、ゴールまで最短距離か?
結果が同じクオリティで、取りかかる時間は無駄なく効率はよいか?
仕事をすすめるときの手順が、とにかく早く終わらせてしまいたいという目先のゴールにとらわれ、深く考えずに作業をしてしまう光景をたまに見かけます。
業務効率化とは、業務の「ムリ・ムダ・ムラ」を省き、業務時間を短縮して利益を最大化させるための取り組みと言われます。
自分が今やっていることに「ムリ・ムダ・ムラ」がないかを考えて、仕事に取り組んでいくのはもちろんですが、クオリティをさげてはいけません。
クオリティは下げず、むしろ高めていく必要があります。
働き方改革に伴い、時間短縮を意識しながら業務を進めてもクオリティを保つことは顧客に安心感を与えます。
顧客は、私たちがその仕事にどれだけの時間をかけようがかけまいが満足できるものが納品されてくればOKです。
その納品されたものがクオリティ高いものであれば信頼度が増し、次の仕事につながります。
若手社員はとかく作業に時間がかかりがちです。
早く帰りたい、とばかり考えているとは限りませんが、早く終わらせてしまいたいと考えるのは実際あると思います。
もちろん私もそう思ってちゃっちゃとやって帰るぞ、と思いながら仕事します。
今日私が問題提起したのは、仕事に取り組む姿勢として効率化を目指すだけでなく、自分の仕事を客観的に眺めるという作業をしているか、ということです。
作業が終わったあとに、自分が仕上げたものを間違いがないか見直すという作業とは別に、
全体をボーッと眺めてみる
という俯瞰する作業を勧めています。
他人が仕上げた仕事を見るかのように、眺める。
あるいは間違いを見つけよう!という気持ちを除いてただただ無心に眺める。
そうすると急におかしな箇所やもっとこうしたらよいという箇所が見えてきます。
その資料で説明をするシミュレーションをすると改善点も見えてきます。
さらにはその前段階で、作業の開始前に行うことが重要なポイントは、
最初にガイドラインを考える→7〜8割
実際に作業→2〜3割
このくらいの時間配分を念頭に仕事を始めるとよいのですが、割合が逆転して最初の考える割合8割が2割になってしまうと、作業8割もしくはそれ以上になってしまうという事態に陥ることがあるので要注意です。
最初の設計段階で考える。
作業の時間を無駄に増やさないために、作業をする前に頭を使っているか、仕上がりイメージはこうだけど、そこにスムーズにたどり着くための段取りは効率的か?を客観的に考える。
どうしても目先のゴールにとらわれて主観的になってしまいがちな方には、最後の手作業を必要以上に増やさないために、取り掛かる前に行う「眺めてゴールをイメージする」という客観的な作業(メタ認知的モニタリング)をお勧めします。
これは、いっとき冷静になれば急に全体が見えてくる、とも言えるでしょう。
また、メタ認知的コントロールを身に付けることも大切ですね。
今日は寝落ちしてアップ時間がずれてしまいましたww
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