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018| 3つ揃うとバランスが取れる。

あなたは一石何鳥派ですか?

私は昔から親に、
「1行動するのに1つだけでなく、3つくらいやりなさい」 
と言われて育ちました。

ですので、仕事を始めてからは、出張で遠方に行く際1か所だけでなく3か所以上訪問先を予定しないと気が済まず、スケジュールがタイトになって結構大変。
おまけにせっかくの地方出張で美味しいものをしっかり食べる時間が十分にとれないことも・・・(笑)

「一つの行為で二つの利益を得ること」という意味を持つ四字熟語として、「一石二鳥」がありますが、
私の場合、この幼き頃の訓練のせいか、常に思考回路が「一石三鳥」に着地するようです。

この「3」については、「3の法則」ともいわれます。
人間の脳のキャパシティとして記憶するのにちょうどよく、かつ思い出しやすい数字。
4つ以上になると覚えられずに混乱しやすい、でも2つだと物足りない。。よって「3」。

ピーター・F・ドラッカーも、著書「マネジメント」において、

目標を設定するには三種類のバランスが必要である。

目標は利益とバランスさせなければならない。
現在と将来とをバランスさせなければならない。
異なる目標を互いにバランスさせなければならない。

といっています。

また、私が改めてこの「3」のマジックとその有用性を実感したのは、グロービスで学んだ「3C分析」や「QCD」など。
これらのフレームワークは基本として頭に入っていると思考の整理が楽です。

▶ 3C分析
Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法
▶ QCD
生産管理において重要な3つの要素:Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)
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【参考】GLOBIS知見録 フレームワークを活用する
 https://globis.jp/article/902

ちなみに私が最近特に、向き合っている3つの法則たちは、

▶ 漢方
主に、”元気”など生命エネルギーである「気」・血液とその中に含まれる栄養「血」・”リンパ液や汗”など血液以外の体内をめぐるきれいな「水」の3つから成り立っており、3つ全てがバランスよく身体をめぐることによって、健康な状態を保つことができる
▶ インナーケア
栄養バランスのとれた「食事」・適度な「運動」・充分な「睡眠」といった生活全般の3つの質を向上させ、身体の内側からアプローチする
▶ 三色食品群
私たちが普段食べている食品を、栄養素の働きや特徴によって、血や肉になる「赤」・熱や力になる「黄」・体の調子を整える「緑」の3つの色に分類し、バランスよく食事をする

今年はこれらを意識して生活しています!

たまたまどれも「健康」がキーワードのものですが(笑)、物事には「3」で成り立つものが溢れていますね!
リンカーンの「人民の、人民による、人民のための政治」、その他に、「心技体」「守破離」「報連相」・・・
といったように、3つの言葉が並ぶとテンポもいいですね。

仕事においては、社内でも社外でも、特に説得させる・承認が必要なときには、その根拠(理由)を3つ言って相手に腹落ちさせる必要があります。
そのために、必ず「3つの空欄」を埋めるべく、そしてテンポよく伝えられるよう脳はフル回転です。

この「3」という数字はまさにマジックナンバーですが、勿論ただ3つ集めればいい、ゴロがいいだけ、というわけにはいかない。

昨日投稿した、「読書からの学び-2」『1分で話せ』に書かれているように、結論と根拠のセット=「これが結論です。理由はAでBでCだからです」で成り立たせることが重要です。

また、パナソニック創業者の松下幸之助氏は、

「知」「情」「意」の調和を図り、かつ高めていくことが、人間性を向上させることになる

といっていますが、この3つのバランスもぜひ整えていきたいですね。


今日は長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました(^^)/


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