ビビりな私の1番の味方は、同じくビビりだった過去の自分になりつつあるかも

私は生まれてこの方、試験に落ちたことがない。
高校受験も大学受験も就活も資格試験も、エントリーしたものは全部受かってきた。

聞こえはいいけど、実際は誇れたものではない。

絶望的にビビりなのだ。

負けそうな戦いにはエントリーしない。
そもそも極力戦わない。
いざ戦うとなると、恐怖に駆り立てられてめちゃくちゃ準備する。

中高大と割とガチでテニスをやっていたのですが、
試合前怖すぎて毎回泣いているような奴でした(笑)
自分なりに成長を感じられるのは大好きなので、練習は楽しくて超がんばる。だから競技力は伸びるし選抜にも入る。
でもいざ本番前になると、怖すぎて泣いて毎回顧問を困らせる問題児(宇宙人と呼ばれていた)。
かと思ったら、試合が始まれば吹っ切れて意外と闘える。
部活以外でも、こんなことを繰り返してきた気がする。


今わたしは、名刺上「放送作家」という肩書で活動している。

けれど、いろんなことに興味があって、
声をかけていただいた案件は、放送作家らしい仕事であれそうでなかれ、
大体一度は受けてみるようにしている。
どんな仕事もやってみると面白さはあって「自分は意外と形にこだわっていないんだな」ということを日々実感する。

楽しくいろんな発見に囲まれながらお金を稼がせていただき、とてもありがたい現状。
一方で、仕事の幅が多岐にわたるにつれて、
「結局私って何ができる人?」「全部中途半端の何者でもない人になってきてはいない?」という葛藤が起こり始めている。

いろんな仕事をこなすのはいいけど、いろいろやっているからと言って、どれも専業でやっている人に負けないクオリティは保てなければ、死活問題。

不安だ、、付加価値をつけるか質を上げるか、何かを変えていかなければヤバイ、、とりあえず目の前にあるものをしっかりやって、、などと考える日々。


不安だ。これは本当。でもこれだけ不安で怖いのだ。逆に絶対大丈夫、とも思う。
これだけビビりまくったあげく、本当にダメだったことは未だかつてないのだから。

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