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YOUTRUST、バリューを見直しました

ご無沙汰してます。YOUTRUST代表の岩崎です。
今回、我々YOUTRUSTの大事なバリューを新しく作り直したので、そのお話をさせてください。 結論から言うと、新しいバリューはすごくしっくりきていてすでにとっても気に入っています。

不格好ながら過程もそのまま含めて残すので、このnoteが今後バリューを見直したり会社・組織運営をされるどなたかの役に立てば嬉しいです。

旧バリューと今のチームの乖離

2年前に弊社のビジョンを「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」に大きくUPDATEしたのですが、バリューに関してはそれより前に作成したままのものを使っていました。「目指す先が変わったのにチームの行動規範が変わらないのはどうなのか?」という気持ちもあり、実際に今のチームが大切にしていることと乖離が出てきたこのタイミングで刷新を決意しました。

あらゆるハードシングスも乗り越えて、組織経営については一つ大きな方向性が見えたタイミングだったこともあり、新しくしたい!という思いが重なり、最高の時期に見直しが出来たように思います。

旧バリュー。引き続き大事にしたいこともありつつ、今は最優先じゃなかったり不足感があったり

全社で意見を出し、経営チームが意思決定

直近たくさんの新メンバーが入社してくれていたので、この新しいチーム全員で作りたいという強い思いがあり、全社員約50名でこのためだけの合宿に行きました。

合宿会場はぎゅうぎゅうの教室
バス一台に乗り切れるのは今回がきっと最後。良い疲労感はありつつ帰りまでみんな元気でした。

一方で、この場で全員でバリューを決めきることはあえてしませんでした。 全員で意見を出すことは非常に有意義だと思いつつ、意思決定については誰かの強い思いが必要だと日頃より考えているためです。

なので、

  • 意見の発散:全員@合宿

  • 最終意思決定:岩崎(および経営陣)@後日

とさせてもらいました。この意思決定フローについては事前に共有済みなので、「なんで社長が最後決めんねん!」みたいな議論は発生しませんでした。もちろん岩崎を含む経営陣も合宿に参加して全チームのアウトプットを現地で聞いていたので、実は合宿終了時には方向性は既に固まっており、後日の意思決定議論の際も本当に気持ちよく収束していきました。

今回刷新するに当たって大事にしていたことは以下3つです。

  1. 頑張ればできるが、放っておくと出来ないことを掲げること

    • 頑張っても出来ないことや、放っておいてもできることであるなら標榜する必要がない

  2. 普段遣いされる言葉であること

    • 英語か日本語かなどの二項対立ではなく、とにかく「日常使いされるか?」という点で言葉を厳選しました

  3. 何万人という大きな会社になるための礎の組織を創ること

    • 弊社は「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」ので、自分たちも偉大な会社になることを前提に組織づくりをしています

この合宿は一生忘れないと思います。ポーズは社内用語の肋骨突立人(ろっこつつきたてんちゅ。覚悟を決めた人という意味)にちなんだ「肋骨ポーズ」

我々の約束「YOUPROMISE」

「バリュー」って最近だといろんな会社が当然使う言葉になったんですが、正直人によって解釈や意味付けがブレる言葉だなと感じています。
行動規範?ルール?努力義務?絶対?みたいな。

我々が日頃から「約束を守る」ということにこだわる組織だったので、バリューも我々がチームで戦う上での「約束」であるという理解が非常にしっくりきました。なので今回はあえてバリューとは呼ばず「YOUPROMISE(ユープロミス / 約束)」と定義して、大事にすることにしました。

我々の大事なYOUPROMISEはこちらです。

温度も伝わるように、クリエイティブもしっかり作成いただきました

それぞれに込めた思い

#1 元気は、利益。

いつもポジティブだったり、根っこが前向きな人は不思議と強い引力を持つ。一人一人が元気で前向きな集団にはモメンタムが生まれ、ユーザーやお客さま、仲間が自然と集まってくる。事業が伸びる。会社の成長につながる。一生懸命やっているとしんどい時もあるけれど、我々は流されず努めて元気にやる。

最初にこの言葉を聞いたのは、師匠であるDeNA創業者の南場さんからでした。隔月で1on1いただいているのですが、その際に「いつも元気でいいね、元気は利益だよ!」とおっしゃっていたのです。
どうやら「社長が元気でいると、メンバーも元気になる。メンバーが元気だとお客様にもそれが伝わる。すると応援してもらえたり取引につながったりで、事業がうまくいったり採用がうまくいったりして会社が成長する。だから最終的には本当に利益につながる」という桶屋が儲かる的なことだそうで、非常に良い考え方だなと感じました。

また、チームYOUTRUSTの大きな強みは「とにかく元気で素直で良いひと」が集まっているということです。この強みを今だけの偶然にするのではなく、意志を持って継続・向上させていく。そしてそれがモメンタムとなり、会社として大きく成長することを意図しています。

#2 変化を起こせ。

我々は自分の脳ミソで深く考えることを諦めない。でも考えるだけでは意味がない。「結果を変えたければ変化を起こせ」だ。世界はさらに急ピッチで変わっていく。であれば、現状維持という選択はありえないはずだ。我々は雰囲気で仕事をしない。自らが当事者となり、変化の起点を創り、チャレンジする。

今存在しないものを創る過程に、変化は常に必須です。
しかし旧バリューにあった「KEEP THINKING」というのが、一部で「行動はなくとも考えていればOK」だと解釈されてしまっており課題を感じていました。たまに「変化って本当に必要なのですか?」という人がありますが、結果を変えたければ変化を起こせ、であると考えています。

#3 やりきってるか?

コトに向かって、常にやりきっているかを自分に問う。正直、向き合えないときもある。けれど、我々はやりきる集団だ。ときには大好きな仲間に耳の痛いことを言わないといけないし、泥臭く凡事徹底しなければいけないタイミングもある。自らが最後の砦として、最後の最後のその瞬間まで絶対にやりきる。

例えば、月末31日の23時59分まで諦めないチームと30日の日中に諦めてしまうチームの差は、1.1をかけ続けるの0.9をかけ続けるのとで信じられない差分が出るように複利で効いていきます。特にコントローラブルな領域については諦めずやりきるチームは、いつか必ずすごい景色が見れると我々は信じています。

ちなみに、合宿でとあるチームが「DO EVERYTHING」と言っていたのが、戦略思考に欠けて見えるところも含めて個人的にはけっこう好きだったんですが(笑)、すでに社内用語としてみんなが使っていた「やりきってるか?」を採用しました。

YOUPROMISEの発表

合宿から1ヶ月と少しが経過した全社会(通称ユートラ会)にて経営チームで決めたYOUPROMISEを発表しました。良いものが出来たので早く言いたくて言いたくて仕方なかったので、やっと共有できたこの時間は本当に幸せな瞬間でした。

ドヤ顔でYOUPROMISEを発表する金子
全員が1枚には収まりきらない規模なのは嬉しい悲鳴ですが、いつもユートラ会は大賑わいです

浸透に向けて面白いことを仕込み続けます

もう一つ、弊社の人たちが得意なことに「仕事を面白くする」ことがあります。自分はあまりそういう環境に育ってこなかったので、浸透施策の提案で「三種の神器を作ります」と言われたときは「費用対効果合うの?」という気持ちをグッと飲み込んで、「もう私にはわからないから好きにして!笑」と伝えました。

そんなわけで今度「やりきってるかの鏡」「元気は利益の剣」「変化を起こせの勾玉」が出土するらしいので、現在納品待ちです(元気がないとこの剣で切られたりするらしいです)。

なにこれ?って思いますよね。私もそう思いました。
でもたしかに面白いほうが人間って記憶に残りますよね。
もちろん大きなポスターにしてオフィスに貼りました

内容は今後も変化や進化を遂げていくと思いますが、このYOUPROMISEを守るチームで偉大な会社に育てていきます。

仲間を募集しています!

そんな弊社は日本のキャリアSNS YOUTRUSTを創るために仲間を募集しています。
まだ日本で誰も解いていない問を、この熱い元気なチームと一緒に解いてくれる方、是非弊社に来てください。損はさせないと思います。


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