不安と仲良くできたなら
日が暮れるのが早くなった。日照時間が短くなると気持ちがセンチメンタルになる。ただでさえ、情緒不安定気味だというのに。身重な体の成分はよくわからないホルモンに支配されている。
私は季節の中で夏がいちばん好きだ。ここ最近は毎年のように異常な高温記録を更新しているけれども、それでも「うわー、あっちいなー」って言っている自分や夫はどこか呑気で内心はワクワクしている。過ぎ行く夏が惜しくて#旅する日本語でショートエッセイを書いた。
まぁ綺麗な言葉を並べて過ぎ行く季節を惜しんでいるのは見せかけのようで今秋は子供の誕生を控えているから不安と希望でぐちゃぐちゃな心情なのだ。
作品は作品で綺麗に存在していてほしい。生み出す人間は綺麗な心じゃないかもしれないけれど。
作品に罪はない。生み出した時点で子供のようなものだから好きに羽ばたいてほしい。
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出産予定日まで1週間を切っている。秋の陽気と相まってどんどんセンチメンタルになる。怖がっていないでいざそのときが来たら気力を奮い立たそうとは思っている。けれどもいつ陣痛が起こるかわからないからひたすら待つしかない。朝も昼も夜も。始まりがどんな痛みかもわからない。私は生まれたことしかないのだから。
生まれた記憶は当然ない。でも生むことは自分で選んだことだからしっかり成し遂げたい。
あぁ、今日書きたかったことはこういうことだ。書いて気が付く。
noteでは何度も自分を鼓舞しているつもりでもやっぱり不安は消えない。経験しないと消えようがない。来週予定日を過ぎたらまた同じように不安だとか綴るのだろう。
いいのだ、それで。
来月の私が今月の私を振り返ったときにこうでも書き残しておかなければこんな心情は忘れているから。そんなものだから。
来月子供のオムツを取り替えながら、授乳をしながら、うじうじしていた今月の自分を笑い飛ばせるぐらいの肝っ玉母ちゃんになりたいものだ。
そのときはそのときでまた新たな悩みや不安があるのだろうか。
わからない。
わからないけれども、生きていたい。
笑っていられれば上等。
悩みや不安とも共存する。noteに書けることは書いて、ね。
書いているとエネルギーを使うのか、甘いものか揚げ物が欲しくなるんです。 健康を害さない程度につまみたいと思います。