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指人形、はじめましたの行為と記録 Vol.54 「シンプルでかわいいものが作りたい」

ゆびにん制作日記(2022.09.26 - 10.02)
9/26 (月)
 シマエナガの指人形販売開始。

9/27 (火) 過去に作ったものとは異なる新しいタイプの赤ずきんちゃんの試作品着手。
9/28 (水) 赤ずきんちゃん試作品完成。

ずきんはもうちょい装飾予定

9/29 (木) オオカミ試作品着手。
9/30 (金)
 オオカミ試作品完成。

三匹のこぶたとかオオカミと七匹の子ヤギにも流用できるオールマイティオオカミ

10/1 (土) 10月のプロフィール画像用ゾンビうさぎ完成。長らく在庫切れだったアリスシリーズのマッドハッター7体着手。

ゾンビ映画観ないのでググってがんばりました

10/2 (日) マッドハッター制作続行。

まだまだベースの状態


今週観た映画
U-NEXTのリトライキャンペーン終了週だったのでラストスパートかけました。
・最強殺し屋伝説国岡 完全版(感想
・ベイビーわるきゅーれ(
感想)☜ 好き
・私のちいさなお葬式(感想
・ちいさな独裁者(感想
・ストックホルムでワルツを(感想
・気狂いピエロ(感想
・都市とモードのビデオノート(感想)☜ ためになった
・魔術の恋(感想
・サイダーハウス・ルール(感想)☜ 好き
・台北暮色(感想
・フリー・ガイ(感想)☜ 万人におすすめ
・ゴヤの名画と優しい泥棒(感想


今週読んだ本
失われゆく娯楽の図鑑/藤木TDC 監修(グラフィック社)
現代では廃れてしまった娯楽や形を変えて存続している娯楽がまとめられた本。
これ娯楽か…?と思うものもありましたが(特に後藤豊が担当している項)、「ブルーフィルム」(8mmフィルム時代の性的な映像作品)や「俄」(路上や宴席で行われた即興芝居)といった全く知らなかった文化を知ることができたのは収穫でした。戦後の足を運んで楽しむタイプの娯楽が興盛だった時代が羨ましくもあったなあ…

あの人が好きって言うから…有名人の愛読書50冊読んでみた/ブルボン小林
(中央公論新社)
有名人がインタビュー等で愛読書として挙げた本をブルボン小林(長嶋有)が読んで感想をまとめた1冊。文章からリスペクトが感じられるものとそうでないものがあって、この人のことは好きなんだろうなとかこの人のことは好きじゃないんだなとかがなんとなく読み取れてしまいました。誰がどうとは言いませんが…
取り上げられている人物としては出川哲朗の項が目から鱗でした。彼の愛読書は矢沢永吉の『成りあがり』なんですが、その矢沢の文体がまんま出川の口調で読めてしまうというもの…この感想を読んだが最後、「成りあがり」を読む時は出川の声で読んでしまうこと請け合いです。私はたぶん読まないけど。読んでみたいと思ったのは米津玄師の愛読書、アレックス・シアラーの『スノードーム』で、なんとなく吉田篤弘の『針がとぶ』に似ていそうで気になりました。
とはいえ、本著は文章よりも文章を元にして死後くんが描いたイラストと、巻末のあとがき漫画が面白いです。枡野浩一『あるきかたがただしくない』に掲載されている河井克夫の漫画と同じような味わい。
ところで、この本は女性自身で連載していたものをまとめているそうなのですが、例えに「モテてた時代のメイクのまま年をとったババア」といった言葉を使っているのは当時の読者にどう思われていたんだろうか…などと思いました。毒蝮三太夫とか綾小路きみまろ的な捉えられ方をしたのかなあ…掲載号が2017年だったので今だったらきっとこういう書き方はしないでしょうね…

今週思った身も蓋もないこと
もう何も見ない、何も聞かない、何も信じないのが一番だな…

(映像の世紀 バタフライエフェクト 9/5放送回「映像プロパガンダ戦 嘘と嘘の激突」を見て)

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