辛そうで辛くない少しも辛くないボルシチ - SF作家の地球旅行記 ウラジオストク編(2)
(前回のあらすじ:レーニン像は今も立っている。)
極東ロシアの港湾都市・ウラジオストクの歴史は19世紀後半に遡る。思ったより遡らないな。
アヘン戦争で敗れた清王朝が外満洲をロシア帝国に割譲され、そこに建設されたのがウラジオストクである。なんで英国と清の戦争でロシアに領土が? と思うかもしれないが、帝国主義の歴史にツッコミを入れてたらキリがないので飛ばす。
なるほど立地的に完全な東アジアでありながら、街並みにアジア的な匂いはほとんどない(景観のアジアらしさとは、道路にせり