柞刈湯葉

いすかり・ゆば、小説家。『横浜駅SF』『まず牛を球とします。』など。

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柞刈湯葉(いすかり・ゆば)の自己紹介

柞刈湯葉は小説家です。SF小説を書くことで生計を立てている、現代ではわりと珍しい人間です。 「とりあえず著書を1冊読みたい」という方はこちらをどうぞ。SF短編集です。 お仕事のご依頼については別記事にまとめています。あわせてご覧ください。 略歴 福島県郡山市生まれ 大学で分子生物学を研究 2016年、『横浜駅SF』がカクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞。カドカワBOOKSより書籍化デビュー 2019年、大学を退職。専業作家に 2020年、埼玉県に転居

    • 弘前は疑問に答える都市である ◆ 水曜日の湯葉116[2/21-27]

      2月21日 水 新作小説の完成原稿を新潮社に提出し、「自由だ〜〜〜〜」とJR東日本のフリーパスを片手に日帰り旅行を敢行。フリーパスなら遠いほどお得、というしみったれた動機で青森県弘前市へ。 暗いうちから家を出る。やたら寒い。新幹線はやぶさに乗って新青森で乗り換え、昼前に弘前に着く。もっと寒い。最高気温は0℃。冬の旅のいいところは露骨に寒暖差があることだ。夏は日本中どこでも暑い。 とりあえずお腹がすいたので、食べログで一番上にあった店で「津軽そば」という観光客向けらしいメ

      • 画像代替テキストと視覚障害、アクセシビリティについての私感

        X(以下 Twitter)には代替テキスト(ALT)という機能がある。画像を投稿する際に、「その画像に何が写っているか」を説明するテキストで、視覚障害者などへのアクセスを提供するために、投稿者が自分で記入するものである。 ということで僕は画像を投稿する際、可能なかぎり代替テキストを入れるようにしている。エゴサしていると偶にそのことを言及される。たいていは褒められる。 先日もこのような投稿を見かけた。ということで今回は、僕が執拗に代替テキストを入れている理由を説明しよう、と

        • カマボコ人間と獣たち ◆ 水曜日の湯葉115[2/14-20]

          2月14日 水 頓挫した案件の反省会が1件。といっても僕はほぼ何もしてないので、「板挟みの人は大変そうだなあ」と思いながら聞いていた。小説家はたいていの案件で一番端っこなので、板に触れても挟まることはない。カマボコみたいな役回りだ。カマボコ人間。脚本家などは相当な挟まれ耐性が要求されるのだろう。板ワサ人間。お、カマボコ縛りで人間の類型パターン作れないかな。長いものに巻かれるナルト人間、とか。 「人間を類型化して偏見を押し付ける」は人類の基礎的娯楽のひとつだ。最近だとMBT

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          小説家だけど中学時代に作った絵本を公開します

          「水曜日の湯葉メンバーシップ」に参加すると最後まで読めます

          「文豪の未発表原稿が発見された」というニュースが定期的に新聞やテレビを賑わせる。僕も小説家の端くれとしていつ文豪にアサインされるとも知れぬ身だが、死後にこうした原稿がマスメディアの餌にされるのも癪なので、生きている間に積極的に公開することにしている。 ということで今回は中学2年生のときに作った絵本を公開しよう。先日福島の実家に帰省した際、本棚の裏から発掘されたものである。多分探せば似たようなものがもっと出てくる。 担任教師のハンコが押されている。どうやら中二病をこじらせて

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          サイゼリヤとドトールの町、ミラノ ◆ 水曜日の湯葉114[2/7-13]

          2月7日 水 ドトールのミラノサンドを食べながら原稿をする。ドトールのサンドは全部ミラノサンドである。サイゼリヤのドリアもミラノ風だ。日本の飲食チェーンはメニューに必然性の薄い「ミラノ」をつけたがる。現実のミラノをよく知らないので低価格チェーンの町という印象になりつつある。調べてみると世界的なファッション都市として知られているらしい。 海外の日本食レストランでよくわからん地名の付け方をしていたらどうだろう。「広島風炒め物」というのを頼んだらオイスターソース炒めが出てきて「

          サイゼリヤとドトールの町、ミラノ ◆ 水曜日の湯葉114[2/7-13]

          幽霊小説あとしゃべり - 発声練習

          メンバーシップに加入すると全編(15:27)を視聴することができます。

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          何の必然性もなく野良キョンの大群がやってくる ◆ 水曜日の湯葉113

          NASA が出した宇宙太陽光発電の試算を読んだ。宇宙空間に太陽光パネルを浮かべて発電し、その電力をマイクロ波で地球に送るという技術である。宇宙なので昼夜の区別もなく発電ができるし、雲を貫通する波長で送るので天候にも左右されない。つまり太陽光発電の致命的弱点である不安定性をカバーできる「夢の技術」である。現実味が薄いという意味の夢でもある。 人類はいまエネルギー問題について「事故ると危険な原発」と「事故らなくても危険な火力」と「不安定で量も足りない再エネ」という最悪の3択クイ

          何の必然性もなく野良キョンの大群がやってくる ◆ 水曜日の湯葉113

          早く行きたければ自由席に乗れ、遠くへ行きたければ指定席に乗れ ◆ 水曜日の湯葉112

          1年半かかった『幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする』の連載が終わった。この「水湯葉」と同時に最終話が公開である。 1月24日 水 「もう二度と週刊連載なんてやりたくねぇ〜」と思っているが、すでに次の連載準備が進む。今日はその6話について打ち合わせ。週刊なのに1話に2週以上かかっており、このペースではいくらストックを積んでも破綻が約束されている。なんとかせねばならない。 とはいえひと仕事終えたので旅行がしたい。でも時間がない。ということで日帰り新幹線旅行をする

          早く行きたければ自由席に乗れ、遠くへ行きたければ指定席に乗れ ◆ 水曜日の湯葉112

          敷かれたレール(物理)を走らされる人 ◆ 水曜日の湯葉111

          1月17日 水 埼玉県を代表する観光地・鉄道博物館に行った。大宮駅から徒歩20分くらいのところにある。行くのは3回目だが、スペースが広く展示内容も結構変わるので、だいたいいつ来ても知らんものが置いてある。今回は「人車鉄道」というものを知った。機関車のかわりに人間が押す鉄道である。炭鉱のトロッコとかでなく普通に旅客営業で、20世紀初頭に一瞬だけ流行ったとのこと。「考えついても普通やるか?」とゲンスルーみたいな顔になった。 鉄道史がはじまったのは人類史に比べてごく最近、19世

          敷かれたレール(物理)を走らされる人 ◆ 水曜日の湯葉111

          ギャンブルは小説に向いている ◆ 水曜日の湯葉110[1/10-17]

          1月10日 水 打ち合わせが1件。初対面の方が多いので怖気づいて顔を出せず、かわりに手を出した。 基本的にリモート打ち合わせで顔出しを要求されることはない。ただ体の一部を出す利点はいくつかあって、在席・離席のインジゲーターになるし、声に出すほどでないちょっとした意思表示をするのにも便利だ。その点でこの手出しスタイルは結構気に入っている。数年前にパンダの覆面をかぶってオンラインイベントに出たが、あれは喋りづらいし水分補給がきついので次はこれで出よう。 同業者から「マダミス

          ギャンブルは小説に向いている ◆ 水曜日の湯葉110[1/10-17]

          家にある風邪全部ひいた ◆ 水曜日の湯葉109

          久々に本格的な風邪をひいた。「風邪」に含まれる症状をスタンプラリーみたいに巡回する3日間だった。まず倦怠感が出て、その次に鼻水が止まらなくなり、それから高熱が出て、それから頭痛と吐き気がして、熱がひいてきたところで咳が出てきた。完全なる風邪である。これくらい本気の風邪であれば「すみません仕事休みます」の連絡がしやすくて良い。地味な風邪だとうっかり出来もしない予定を組んでしまったりする。 大人になってから、風邪がさほど苦痛でなくなった。少なくとも精神的にはだいぶ余裕ができた。

          家にある風邪全部ひいた ◆ 水曜日の湯葉109

          新年のごあいさつ - 発声練習

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          意図したわけでもないのにナンバリングが煩悩 ◆ 水曜日の湯葉108[12/27-1/2]

          12月27日 水 とある作家と話していたら「恋愛小説が苦手そうな作家に恋愛小説を無理やり書かせる」という大変よい同人企画があると聞き、「おれも混ぜろよ」ということを言う。積極的に参加したらコンセプトに矛盾が生じるが、こちらとしても「無理やり書かされる」という状況でないと書きたくないのだ。 興味はあるけど「やりたい」とは言えないことがある。とくに商業作品には「赤字が出ない程度に売れねば」という責任があるので、あまり得意でない(他に得意な人がいる)ジャンルは避ける癖がついてし

          意図したわけでもないのにナンバリングが煩悩 ◆ 水曜日の湯葉108[12/27-1/2]

          ぱすかるか、ぱすからないか。それが問題だ ◆ 水曜日の湯葉107[12/20-26]

          ヘッダ画像:所用あってさいたま国際芸術祭の跡地に立ち寄る。2階の窓をぶち抜いて作られた通路は黄色い板で埋められており、現実世界のドット落ちみたいになっていた。 12月20日 水 目を覚ますなり頭痛がひどい。午前中を寝て過ごす。原因が思いつかないので、これが噂に聞く「低気圧による体調不良」か? と天気予報を見ると、1013 hPa とごく平常なのに「頭痛警戒」のマークが出ている。体調に影響するのは低気圧ではなく気圧の急減らしい。知らなかった。けど考えてみると当たり前だな。で

          ぱすかるか、ぱすからないか。それが問題だ ◆ 水曜日の湯葉107[12/20-26]

          今週はダンジョン飯の話しかしたくない ◆ 水曜日の湯葉106[12/13-19]

          12月13日 水 朝10時に打ち合わせ。そのためには進捗が必要なので、朝7時に原稿をごそごそと進めて「進まない箇所」をピックアップして打ち合わせで話す。 午後は映画館で『ダンジョン飯』のアニメを見る。来年1月のTVアニメを冒頭3話分だけ劇場で上映するらしい。そんなことやっていいんだ。とはいえ見もしないDVDを買うよりはだいぶ健康的な金の落とし方といえる。「特典で九井諒子描き下ろし漫画つき冊子がもらえる」と聞いていたが僕が行った時には在庫がなくなっており、上映初日に行かなか

          今週はダンジョン飯の話しかしたくない ◆ 水曜日の湯葉106[12/13-19]

          野菜にあとがきを書く農家 ◆ 水曜日の湯葉105[12/6-12]

          12月6日 水 週刊連載『幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする』の完結が近い。「ラストは丁寧に書きたいので今のうちに巻いていきます」と宣言し、先週月曜に 4-2 を出し、次の金曜に 4-3 出し、その次の水曜(つまり今日) 4-4 を……出そうと思ったのだがここでつっかえる。 小説を書いているとよく「文章が平凡すぎる」と悩む。筆が乗らないときはだいたいそういうことを考えている。とくに会話文の間にはさまる地の文が「地味〜」となってしまう。 こういうところでレトリ

          野菜にあとがきを書く農家 ◆ 水曜日の湯葉105[12/6-12]