海でなく、陸地の終りが見たいから ◆ 水曜日の湯葉128[5/15-21]
5月15日 水
「すみません、スケジュールの都合でその案件はできません」というメールを1日で2回送った。最近ものすごい勢いで依頼が来るが、新連載の準備が佳境なのでほとんど受けられない。連載が始まればもっと忙しくなるだろうからなおさら受けられない。
忙しさとは別に、ちょっとずつ短編の仕事を減らさねばと思っている。理由はシンプルに在庫切れのため。僕は経験したことしか書けない作家だが、そろそろインプットに対するアウトプットが過剰で経験が尽きつつある。前書いたような話ばかり書いて