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多分亡くなった友人達の話 その3

 こんにちは。
かれこれ、うつ病になって10年くらいの、
ゆあです。

 今回は、多分亡くなった友人達の話、その3を書いていこうと思います。
その2を書いていないのですが、その2の方は、余分なお話が入ったり、過去のお話も状況も解らない。少し書きにくい為、見送りにしようと思いました。

 人が亡くなっているかもしれないお話ですので、今回も一応観覧注意とさせて頂きます。

 その1の時にも書きましたが、この記事で紹介する人達は決して見世物で
紹介している訳では無く
、私の実体験として紹介する事により。
健常の方の精神疾患への理解や、精神疾患を抱えている人の周りの方への
困り事への問題解決など。
様々方にお話を知って頂いて、お役に立てて欲しい。
1人でも不用意に苦しむ人が減ればいいなと思って書いています事をご了承頂ければと思います。

 また、今回の内容は、かなり関わりがあった方のお話なので、内容が私の記事の中では、長めですので、分けて読んで頂ければと思います。

 さて、本題に入ります。某MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPGゲーム)で知り合った人です。RBさんとします。私が、22歳頃だった時に、MMORPGにハマりました。毎日ゲームにログインして、チャットを使ってお喋りをしたり、コンテンツに参加して一緒に遊んだりしていました。一対一でゲーム内で遊ぶ事もありましたが、複数人で遊ぶこともありました。また、ゲーム外のSNS(Skype)でも連絡を取り合っていました。

 RBさんと仲良くなるにつれて、自分の現在の状況や、家庭環境を話してくれる様になりました。RBさんは、重度のうつ病を患っている様子でした。実際、本当にしんどい時は一切ゲームに顔を出すことは無く。元気のいい時だけはゲームに顔を出している様子でした。

 食事やカラオケ等、何回か直接会ってに遊んだ事があるのですが。RBさんは、処方されているお薬の量が沢山ありました。夜ご飯の後に飲むお薬の量は、14錠くらい。私は、その光景を見て、物凄い量だと思い「お医者さんがお薬を出し過ぎだと思うから、病院を変えた方が良いんじゃないの」と言いました。しかし、RBさんは「今の病院の先生との相性が良いから変えるつもりは無いかな」と言っていました。

 私は医師では無い為。絶対そうだとは、言えなくて申し訳ないのですが。お薬という物は、できるだけ飲まず、必要な分だけ。調節しながら、飲んでいく物だと思っています。心療内科、精神科に努めるお医者さんには、一人ひとりのお薬の量を調節する事に疲れてしまい。お金の為に処方量を多くして稼ぐ道を選んでしまうお医者さんも沢山居ると聞いています。しかし、それは前回紹介した方の様に、肝臓等にも負担をかけてしまうと思います。その場では凌げるでしょう。しかし、それは精神疾患では根本的な解決にはならないと思っています。このお話は、いつか詳しく書こうと思っております。

 ある時、どこの場所か忘れてしまいましたが、どこかの臓器がおかしくなり。あと1週間見つけるのが遅かったら、死んでいた病気にかかっていて、大手術をしたそうです。

 RBさんが、その後に作業所に通い始めてしばらくが経った頃。いろいろないざこざがあったと聞きました。内容は、恋愛関係のいざこざや、職場内でのいざこざ、家庭内でのもめ事だったと思います。恋愛関係のいざこざは、相手の方がボーダーラインの可能性があり、随分と苦労をしていたそうです。

 そして、同時期に10年以上飼っていた愛犬が亡くなりました。私も、愛犬を亡くした事があるのですが、その喪失感は耐えがたいものでした。例えると、仲良くしていた兄弟や親を失った感情でしょうか。きっと、RBさんも凄くつらかったと思います。

 RBさんとは、同じゲームをしていなくても、1週間に2回くらいは連絡を取る仲でした。そして、ある日1枚の物凄く可愛い犬の写真が1枚送られてきました。私は、その時用事をこなしていて、直ぐには返信ができませんでした。
用事が終わった後、すぐに返信で、写真の感想を言いましたが、その後ずっと返信はありませんでした。「可愛い」と言っただけなので、そのまま会話が終わったと思っていました。何日かして、違う内容を送ってみました。何回も日をまたぎながら送っていました。変に嫌われる事もしていなくて、RBさんもいきなり唐突に連絡を断ち切る性格では無かったので。私はとても動揺しました。

 私はゲーム内等で、一つのグループでは無く、別のグループに所属している共通の友人に「RBさん、最近見てないかな。連絡取ってないかな。」と聞いて回りました。しかし、返信が無くなって以降。連絡を取ったという人は遂に居ませんでした。
ゲームを辞める時に、その関係の友人も全て断ち切ったのでは。とも思ったのですが。義理硬い所はあるので、そういう事はしないと思います。

 上記で書いた、大手術の時に、お酒と喫煙を辞める事になっていたのですが。上記のいざこざが起こっている時期に。ご飯を食べに行ったときには、前より喫煙も飲酒もしていなかったですが、断ち切る事は、できていませんでした。私は、少し気持ちは解るので、止めはしていませんでしたが、心配ではありました。もしかしたら、臓器の関係で入院したか、亡くなったのではとも考えています。

 しかし、よくよく発言を思い返してみると、ゲーム内の価値のある持ち物を、全て友人に預けるという形で渡していた。RBさんは男性なのですが、ゲーム内でRBさんを女性と勘違いしている人がいて、その人に本当の性別を教えないでね。といざこざの時期に釘を刺されたりしていました。RBさんは、もしかしたら、身辺整理をしていたのかもしれません。私はそれに気づく事はできませんでした。

 関わった年数も何年かあり、友人としては、とても仲が良かったと思っているので、生死だけでも問えないかと。生きていれば、それでよし。それ以上は関わらないだけと。いろんな方法を調べました。結果は、親族を知らない限り、探偵でも雇わなければ調べる事はできない。という事でした。個人情報の関係で、役所に聞いても教えてもらえないそうです。仲が良くても、親族を知っていなければ、生死さえも問えないだなんて。と、その時私は思いました。今でも、ひょっこり連絡してこないかなと思っています。でも、あの時から、2年は経ちました。今でも誰も連絡が取れません。きっと、本当に亡くなってしまったと、認識する事が正しいと思います。

 RBさんに、私ができる事があったのかと言えば。私は、もっと話を聞いてあげるべきだった。カウンセリングの知識が当時もう少しあれば。と思っています。
しかし、RBさんも30代後半でした。そこまで生きて、ちゃんとしたお給料がもらえるお仕事についていない。精神疾患の病気は治る兆しが見られない。親族とも仲が良いとは思えない環境に居る。それでも生きていたいと思えるのか。それは人の考え方によっては、難しい事ではないでしょうか。私だったら、もしかしたら同じ道を選択するかもしれません。

 周りの人がどうしたら良かったのか。それも少し想像がつきません。だって、RBさんとその家族は、不仲だったと聞いているからです。友人関係も、深い仲があったのか、解りません。疎遠になっていた友人くらいは居るかもしれませんが。
今時は、周りに頼れる友人や親族が、居ない場合もよくあると思います。気づいたら友人が無くなっていた。という事が無い様に、自分が後悔しない為にも。中々連絡を取らないけど、大事だと考えている友人とは、たまに連絡を取った方が良いのではと、私はこの記事を書いていて思いました。
もしも、RBさんに疎遠になっていた友人がいて、その友人が現実的な手助けをできる人だったら。何かが変わっていたかも、しれないですね。

 読んで頂いて、ありがとうございました。


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