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就活生が知っておきたい戦略的企業研究の方法


こんにちは!ゆうです!
本日は「戦略的企業研究の方法」
について話していきます!


🔻こんな方にお勧めの記事です🔻

・企業研究の仕方がわからない
・企業研究に時間がかかってしまう人
・志望動機などのESを書く際に時間をかけてしまう
・ただ企業のHPだけを見ている学生
・自分にあった企業の見つけ方がわからない

などなどに該当する学生に
是非読んでもらいたい記事です。


”企業研究”と検索にかけると
様々なやり方が出てきます。


どれが正解なのか、
わからないと言う経験はございませんか?


僕も実際に就活しているときに困りました。
就活サイトによってやり方は様々でどれを信じてやれば良いかわからなった。


そこで僕はそれぞれの就活サイトから「このやり方いいな」と言うものを抜粋して組み合わせて企業研究をしていました。


この記事は、あくまでも僕のやり方であり、既に就活サイトに載っているやり方であるかもしれません。企業研究をする上での一つに参考になればなと思います。


それでは早速、本題に入っていきましょう!


1.企業研究をしたら得られるメリット


案外、”企業研究をしたら得られるメリット”を把握していない学生が多いのではないかと思います。だから、内定を獲得しても企業とのミスマッチは起こり三年以内に辞める人は毎年多いですし、選考の際に準備不足だねと企業側から指摘される方も多い。さらには、「本当にあなたうちの企業を志望しているの?」と志望度や熱意を疑われる可能性も高いです。これを経験した学生は非常に多いのではないでしょうか。

ここではそれを無くすために、まずは”企業研究の重要性”を書いていきます。

①志望動機が書きやすくなる
(時間短縮や質の高い内容に)
②ミスマッチを極限に無くすことができる
③同業界との差別化されている部分を察知できる
④知見・知識が広がる


細かく挙げたらキリがないと思いますが、
大きく分けたらこのぐらいかなと思います。


”内定をゴール”としている学生は、「ここの企業の内定が欲しいから」という目的で企業研究をしてしまっていると思います。それは完全にNGです。


あくまでも自己分析をした結果、”自分とこの企業は合っているか”と言う目的で行ってください。またはそう意識しながら行ってください。


なので順番としては自己分析➡︎業界研究➡︎自己分析という順番ですることが妥当であります。


少し話は変わりますが、業界研究の仕方をここに貼っておきます。


2.企業研究の仕方ー10段階ステップー


①研究に入る前にその企業のイメージを洗い出す

②企業HPで事業内容・福利厚生の基本的な情報を知る

③ulletで事業等のリスク・主な指標(当期純利益など)
 B/S・C/F・対処すべき課題を見る(将来性を意識)

④OpenWorkで競合他社との比較・社員の口コミ・平均年収などを知る

⑤SWOT分析

⑥転職サイトで求人項目をチェック

⑦企業研究後と前(①で洗い出したイメージ)とのギャップを自由に書き出す

⑧自己分析と照らし合わせ

⑨OB訪問(ギャップに感じた差を縮める)

⑩①〜⑨のまとめ


3.10段階ステップの説明



①研究に入る前に企業のイメージを洗いだす


これを必要とせず、しない学生が非常に多い。
誰しもその企業に対する先入観や偏見・固定概念はあるだろう。
それらを大事にしてほしい。


なぜか?


新しいことを知った知識などは頭に落とし込めやすいし、面接官に対する逆質問やOB訪問時の逆質問について考えるときに役立つからである。


逆質問の時に「私は以前御社に対して〜のようなイメージがありました。ですが、御社を研究するうちに〜であることに気づき、△△ではないかと仮説を立てました。実際に□□についてどう思われますか?」と言える好印象。さらに企業理解も深まる。


その質問を考える時にこの①の作業は非常に大切である。


②企業HPで事業内容や福利厚生などの基本的な情報をキャッチ


僕的に企業のHPを活用するときはこれだけの情報だけで良いと思っている。理由は、企業HPは説明会同様、企業にとって良いことしか書かれていないからです。誰だって、就活をする上で福利厚生を重視するのは当然です。不思議なことに企業のHPで書かれている福利厚生は、実際に働いている社員に聞くと異なることが多くあります。それをステップ④で解明していきます。なので、ここで福利厚生を知っていくことが大切です。


もちろん事業内容も抜かりなく調べておいてください。その時に意識して欲しいことは、「この事業内容魅力的だな〜」ではなく、「この事業内容将来性あるのかな?」「主なクライアント先はどこなのだろうか」「自分がやりたいこと、成し遂げたいことの手段になりえるのかな?」などを意識してください。ただボーッと眺めているだけではダメです。
時間の無駄になります。


ulletで事業等のリスク・主な指標(当期純利益など)
 B/S・C/F・対処すべき課題を見る(将来性を意識)


↓こちらにUlletのサイトを貼っておきます!


ulletは簡単に説明すると”企業価値検索サービス”です。上場企業4000社の財務諸表やニュース、大株主などの情報をワンクリックで分析できます。ここで注意して頂きたいのが、上場企業しか掲載されていないと言うことです。中小企業やベンチャー企業志望の方は、企業が株主向けに挙げている有価証券報告書やIR情報から読み取るしかありません。


Ullet企業研究する上では非常に効率よくできるサイトです。


このように企業の売上高や当期純利益などの情報も見ることができます。
ここで意識して欲しいことは、”業績が右肩あがりなのか””一気に跳ね上がった年には何があったのか、どんな外部要因や施策を行っていたのか”など数字から読み取ることです。


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サイトの少し下に行くと、

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このように経営課題やリスク等を見れる欄があります。


ここをクリックすれば企業が提示している有価証券報告書のページに飛ぶことができます。必ずチェックした欲しいのが、対処すべき課題と事業等のリスクです。後で説明するSWOT分析に大きく役立つことができますので、必ずチェックするようにしてください。


④OpenWorkで競合他社との比較・社員の口コミ・平均年収などを知る


これは既にご存知の方も多いかもしれませんが、企業分析をする上で、 OpenWorkと言う就活サイトは最強です。ワンキャリアも同様に。


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このように企業を検索にかければ、わかりやすいグラフや社員の口コミを見ることができます。実際にそこで働いたことのある社員が口コミしています。


同業界の会社と比較することができるので、競合他社との違いを見つけるのもこのサイトが適していると僕は思います。


URLを貼っておきます。
https://www.vorkers.com


⑤SWOT分析


これは良く企業がマーケティングや戦略を考える際に活用される方法です。
これを企業分析でも活用することができます。


Strength:強み
Weakness:弱み
Opportunity:機会
Threat:脅威

これを内部要因と外部要因に分けて考える手法です。

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※https://www.tdb.co.jp/knowledge/marketing/07.html参照


これまでのスッテプで得られた知識をもとに作ってみてください。
ここで手を抜くと今までのステップが台無しですので力を入れて作ってください。


⑥転職サイト求人情報をチェック


この方法は?を浮かべる方が多いかもしれません。
でも僕はとても重要なステップだと思っています。

転職サイトを見ることによってのメリットは

・自分の市場価値を知れる
・どんな社会人が活躍できるのかを知れる
・企業が欲している人物像やスキルを知れる
・その企業の年収を知れる


など様々な有益な情報が詰まっています。
転職サイトを見て企業研究をする人は恐らく2割もいないのではないかと思います。


転職サイトを見る上で、
意識して欲しいことも上に挙げたメリットと同じことです。
転職(中途採用)と新卒採用が大きく異なるのは”ポテンシャル採用”かと言うこと。中途採用では、「あなたはどのように企業で活躍してくれるか」「どんなスキルを持っていてどのように貢献するのか」を重視してみています。新卒の学生は社会経験が無いのでポテンシャル採用というよりかは、どんな人間でどのように仕事に取り組んでくれるかをみていると思います。もちろんある分野で専門性に富んだ学生を欲しいと思いますが。


”転職サイトの求人情報”を見ることを企業研究に織り込んでみてください。


お勧めの転職サイトは、

これからの企業から紹介してくれと言われて、紹介している訳ではございませんのでご安心ください笑
僕が実際に使ってみて、心からよかったなと思うものを紹介しております!


⑦企業研究後と前(①で洗い出したイメージ)とのギャップを自由に書き出す


ここで一度ステップ①とこれまでのステップで調べてきた企業研究結果を見比べてみましょう!必ず抱いていたイメージと異なる部分や偏見であった部分があると思います。または知らなかった部分も多いでしょう。


そのギャップを埋める作業をする必要があります。


そこでさらに疑問点が思い浮かぶと思います。「実際には企業は〜であったけど以前の説明会では〇〇業界は〜だと言っていたよな」などさらに疑問が浮かび上がると思います。その疑問を必ずメモに起こしてください。OB訪問や企業のインターン、面接時の逆質問の際の材料になります。


⑧自己分析と照らし合わせ


自己分析をした結果、”就活の軸”を定めていると思います。
定めていなければ今すぐにでも、就活の軸を定めておきましょう。


その就活の軸と企業分析結果を照らし合わせる作業を必ず行ってください。


「自分が成し遂げたいことをこの企業ではできるのか?」
「自分に合った福利厚生は備わっているのか」
「自分が描くキャリアプランを実現できる環境なのか」
「果たしてこの人事制度でやっていけるのか」
「この事業今後も発展する可能性はあるのか」


などなど様々な視点から自己分析結果と照らし合わせる必要がございます。
これは企業とのミスマッチを防ぐ重要な作業です。
なので手を抜かず徹底して行ってください。


⑨OB訪問(ギャップに感じた差を縮める)


OB訪問は志望度が高ければ高いほどする必要性も高まります。
OB訪問は”ネットでは知ることができない情報を得れる=他学生と差別化できる”
重要なことです。


OB訪問をする際に⬆️の企業研究ができていないのであれば、やめた方が良いと僕は思います。同じ時間でも得れる情報の質と量が異なるからです。そのOBの方にも失礼です。OBの方もご厚意でしてくださっているので、就活生はそれなりの事前準備が必要になります。


OB訪問では、
企業研究と自己分析を照らし合わせた結果の再確認あるいは答え合わせです。


「本当に自分の仮説は合っているのか」
「実際の現場ではどうなのか」
「ネットでは〜と書いて合ったが実際にはどうなのか」
「自分のこのキャリアプランは本当にこの企業で実現できるのか」
「自分が成し遂げたいこととここで実現できるのか」
「〜の特徴である自分はここの企業風土に適しているのか」


など生の情報を聞くことができます。
OB訪問は情報のオアシスです。
OB訪問をするかしないかだけで学生との差は大きく分かれるでしょう。


ただ忙しくてOB訪問できないという学生も多いと思います。
全ての企業にする必要はありません。
志望度の高い順に優先順位を決めて行ってください。


それと今現在の就活サービスは充実したものが多く
学歴問わず効率良くできるものもあります。
それを今から紹介します。


↓何度も紹介しておりますがマッチャーが一番おすすめです。
是非登録してみてください。

もし志望企業が載っていない場合は、
SNSを活用しても良いです。
TwitterやFacebookなどでDMを送りアポを取ってみてください。


OB訪問や面接などで好印象を与え、使える逆質問をこのnoteに記載しておりますので是非こちらも読んでみてください!


⑩①〜⑨のまとめ


OB訪問を終えたからと言って終わりではないです。


必ずこのまとめを抜かりなく行ってください。
企業研究した結果を書いてきたノートにOB訪問で得た情報とネットで得た情報を照らし合わせること。その合わせた情報と、自己分析をもう一度確かめること。


ここまでできたら企業研究は大丈夫かなと思います。


ただ社会の動向は急速に変わり続けます。
消費者購買行動や必要となる素材や部品、需要の高い商品などなど変わり続けます。全く新しいビジネスモデルの企業も現れ、その出現が他業界に影響を及ぼすことも多いです。最近ではコロナウイルスなどの外部要因で、中国市場から撤退する企業もあります。自然災害はその業態を大き変えるきっかけにもなります。


僕が言いたいのは、”常にニュースをみて置くこと”
そして未来を予測したりなど思考の癖をつけること。

ここを毎日継続して行ってください。



本日のnoteはここまでです!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます!

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ゆう



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