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友達が大阪らへんに住んでいるので、ネットで展覧会を検索、私的にどのように展覧会を選んでいるのか、書いていきます

今日、友達に粘土作品の写真をLINEで送ったら、モネ展に行くとのこと。GWにモネ展、多分、家族で行くのでしょう。
この友達、高校1年生で、両親に美術の素養がないので、モネ。モネが悪いのではなく、GWなので、混む。

以前、写真撮影のアドバイスをした相手で、中学生の頃は不登校だったり、色々あって大変だったけれど、今は高校で人気者らしく、中学はハズレ、高校はアタリだったようです。

モネは日本でも人気があって、認知度も高いので、割と頻繁に展覧会が回ってきます。なので、わざわざ混む時期に行く必要がないと私は考えています。
友達が大阪らへんに住んでいるので、ネットで展覧会を検索、私的にどのように展覧会を選んでいるのか、書いていきます。ちなみに、今回取り上げる作家、作品、私は一切、存じ上げておりませんので、独断と偏見オンリーです。

アイザック・ジュリアンさん。映像作家らしい。ヴィトンで開催。
私的には、行くならこれです。
映像作品はマイナーなジャンルで、なかなかお目に掛かることが出来ません。映像アート作品は、変な物が多く、面白いです。
会場のヴィトンということは、多分、ファッションブランド。現代的で先鋭的なアート作品で、ファッションセンスが良さそうです。

こちらは、写真家&掛け軸作家らしいです。ベルリン在住で湖の写真を撮っている写真家と、湖の掛け軸を制作した作家の展覧会。
私的には、あまり興味がないですが、この興味がない、というのは、悪くはないだろう、と。悪くはないだろう、ぐらいの展覧会ならば、悪い展覧会、チンプンカンプンな展覧会の方が良いと考えています。
そもそも「美しい」作品の展覧会は、私的には、行く必要を感じません。

日本初の一挙公開の原画展。アリス好きには、たまらない展覧会です。
これは、クラシカル。教養的にも見る価値があります。
高島屋で開催、しかし有料、不思議の国のアリスの挿絵なので、そこまで混まないのではないか、と思います。
一般的には、見ても良いかな、ぐらいの展覧会でしょう。

絵画作品。これは、当たりかハズレか、分かりませんので、行く価値を感じています。パッと見て、中途半端な絵画ではなさそうです。
無料のギャラリー展示なので、お茶やカラオケのついでに寄って見るぐらいの気軽さで良いと思います。こういう個展は、作家さんがギャラリーに滞在している可能性も高いので、直接、お話しする機会もありますし。

個人的に、写真展はあまりオススメしませんが、こちらの写真展、一つの庭を14年撮り続けたポートフォリオのようで、生半可な写真ではない気配がすでにあります。生半可ではないでしょう。
例えば、絶景とか、世界各国とか、そういうのに、私はあまり興味がなく、「キレイやなぁ」で済んでしまう作品をアートだとは考えていません。娯楽でいいんじゃない、と。


展覧会、生の出会い、一期一会、アートというのは、意味が分からなくて良いし、何かよく分からない方が心に残ったりもします。心に何かが残れば良いのです。

高校1年生からこのような展覧会に通うことは、英才教育になります。学生で展覧会に通う人はあまり居ないので、優位点になります。
別に、映画でもアニメでも良いのですが、展覧会でアート鑑賞を続けることは、人とは違うインプットを行うということです。
そして、「現代」と名が付くものは、大概、分かりにくいです。現代アート、だいたい難解。
だからこそ、世界は広いんだな、ということが分かります。現代アートは、エンターテインメントではないからこそ、多様なのです。

私的には、マルセル・デュシャンの展覧会に行った時、ガラス絵が美しいな、と感じました。ジュシャンの作品には、統一された美があり、知的で素敵な世界でした。
デュシャン、現代アートの祖のようなアーティストです。

この友達が撮った写真を見れば分かりますが、センスがあります。このセンスがどこで花開くのか、開かないのかは分かりません。
センスというのは、周りを明るくさせたり、ムードメーカーになることも含まれるので、YouTuberになるよりも、友達に恵まれて、リア充として生きる方が幸せでしょう。

友達、写真に関しては、私と1年以上やりとりを続けてきたので、独学ではありません。私は別に、こちらから写真を教えるつもりはありませんが、やりとりを続ければ、勝手に分かってくることがあります。
そして、私はあまり説明をしないので、センスがないと分からない、逆にセンスがあれば、自ずと分かってくるのです。

現代アートも良いし、近代アートも良い。ビバ・アート!

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