「自分らしさ」の見つけ方

■もともと、
「自分軸」のような言葉に
憧れながら
劣等感ももっていました。

フリーランスになるなら、

”「自分軸」がなきゃいけない”

とか

”「好きなこと」が
はっきりしていないといけない”

とか

”「強み」がないといけない”

など思っていたのだけど
それと同時に

「自分には何もない…」

と思っていたから。

■自分軸、好きなこと、強み、
というものが見つかったら
フリーランスになれると思って
必死に探したけど、

いつまでたっても
コレ、というものは見つかりませんでした。

見つかるのを待っていたら
ずっと会社員のままだ！という焦りが勝ち、
結局見つからないままフリーランスに。

自分軸、好きなこと、強み、は
フリーランスになる必須条件ではない
ことは今はわかります。

■なんとなく上手くいくのが
私の人生かなと思いながらも、

これから生きていく上で、
もちろん仕事をする上でも
やっぱりもうちょっとハッキリ
”何者か”がわかる表現を
自分に対して定義したいと
改めて感じています。

いろんな場面で不便だし、
自分や仕事の幅だしにおいても
”何者か”がわかるような
「自分軸」の定義付けがあった方が
スムーズな気がするから。

単純に、
ふわふわしている自分を
カチッとさせたい、

という気持ちも大きいです。

独立すれば１年くらいで見つかるだろう、
なんて甘い気持ちもあったけど、
４年経った今でも
まだはっきり見つかっていません。

とはいえ、
４年で積み上げてきたものもある。

もちろんこの４年以外の
３８年にわたる人生で
積み上げてきたものもあります。

人に言われてみて
改めて振り返ると、
それなりにちょっと変わった人生を
歩んでいるのかもしれないなと
思い始めました。

あぁ、この３８年全てが
私の「個性」だし「自分らしさ」だなと。

■すっごい当たり前なんだけど
自分の人生は自分にしか生きれないし
唯一無二。

それはどんな人にも言えます。

「個性」や「自分らしさ」は
華々しく活躍している人だけに
与えられるものではなく、
唯一無二でそれぞれが持っているのは
万人共通です。
もちろん、優劣もない。

自分の定義付けを考えたとき
それはどんな言葉になるのか
ジャンルになるのか
肩書きになるのか
まだまだ模索しているのだけど、

この「自分らしさ」という言葉が
今とても気になっています。

これが伏線なのか
メインに近いものになっていくのか
わからないですが、

今の私の在り方は
「自分らしい」以外の何ものでもないのです。

■私がやってきたことってつまり

「日常におこる出来事、出会い、
湧き上がる感情を紐解いて
行動しつづける」

というだけ。

結局、
自分らしさって
日常に現れるし
日常にしかない。

だからすごいシンプルで
地味なものになるけれど、

「毎日を丁寧に生きる」

つまり、
出来事、出会い、感情に
より丁寧に向き合っていくことが
遠回りなようで最短な
「自分らしさ」の見つけ方、
「自分軸」を定義する手段だと
今は感じています。

定義づけは、
時代や成長とともに変えていけばいい。

粘り強く今日をしっかり観察していけば
おそらくもう有るであろう
自分らしさ、自分軸、何者か、
というものを
言語化できる気がしています。

今日を、自分を、
粘り強く観察、言語化して
自分という存在を
ハッキリさせていこう。