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【体験談】パパと共有しておきたい、妊娠初期のママの体調

はじめに

妊娠が確認できたときの喜びも束の間。妊娠をしてお腹に新しい生命を宿った女性の身体は、新しい生命を育むため身体が変化していきます。妊娠初期はそれこそ、胎児の身体の大事な器官を育てる大切な時期といえます。
このときのママとなる女性には心と身体の変化が訪れます。この時期の女性の体調は男性にとっては見た目はわからないかもしれませんが、パパとなるご主人としっかり共有しておくことが大切ですので大事なポイントをご紹介していきます。

〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉

1)そもそも妊娠初期っていつから?どのくらいの期間?

そもそも、妊娠初期とは妊娠前の最終月経日から、妊娠15週(妊娠4ヶ月)までをいいます。
妊娠のカウントは

・妊娠前の最終月経初日:妊娠0週0日
・排卵・受精:妊娠2週頃
・着床:妊娠3週頃
・妊娠初期症状:妊娠4週頃

というかたちで行っていきます。
妊娠初期の症状は個人差がありますが、妊娠3〜4週頃から症状が現れる方が多いです。妊娠によって、女性の体内では様々なホルモンの変化が生じています。
これにより体調が悪くなったり、妊娠初期症状として出現し妊娠に気が付くケースもあるようです。


2)娠初期症状はどんな症状が起きる?

妊娠初期症状も個人差があるものの、主にこのような症状が出現するといわれています。

・おりものが変化する
・生理ではないのに、少量の出血がみられる
・微熱が継続する
・便秘になる
・眠気を感じるようになる
・胸やお腹が張る
・胃のむかつきや吐き気が出るようになる
・食欲不振や食欲増進
・感情が不安定になりやすい
・臭いに敏感になり、今まで気にならなかった臭いも気になるようになる

私自身の症状としては、臭いに敏感になりスーパーや食品の買い物が辛くてスーパーで買い物をした帰りにトイレに寄らないといけないほどの吐き気がありました。
他には、感情が不安定になりやすくなっており自分の体調管理や感情のコントロールがうまくいかないように感じました。

3)妊娠初期症状が出たら、産婦人科で診察を


妊娠初期はホルモンの変化とともに、上記のような症状が出てきます。
ただ、人によってはこの初期症状がない場合もありますので確実に妊娠かどうかは婦人科にて診察を受け確認を行います。

妊娠確認をした際、正しく子宮内に胎嚢(赤ちゃんを包むための部屋)が着床できているかを確認しなければなりません。
正しく着床していた場合には、次に赤ちゃんの心臓がきちんと動いているかをエコーで確認します。もし、このときエコーで心拍が確認できなければ確認できるまで様子をみることになるでしょう。
妊娠していたとしても、きちんと赤ちゃんの胎嚢が確認できなければ次のステップには進めません。

このような場合にも、感情が不安定になりやすく
「このまま確認できなかったらどうしよう…」と不安になってしまう方も少なくありません。実際、このまま胎嚢や胎嚢があっても心拍が確認されずに流産をしてまう化学流産を起こしてしまう場合もあります。
化学流産の原因は、まだ解明されていませんが染色体異常によるものが多いといわれています。

4)妊娠初期こそ、忙しくなる・心に余裕がなくなりやすい


産婦人科で胎嚢・心拍が確認された場合には、産婦人科から母子手帳を自身の住む自治体にもらうよう説明されます。
そして、自身で母子手帳を交付してもらいに行かなければいけません。
母子手帳は母となる自分の妊娠後の経過や赤ちゃんの経過を記録する手帳で、妊娠検診などでも必要です。母子手帳を交付してもらった後には、職場への報告や妊娠での体調変化が起こるなかで今後の予定を考えることも必要でしょう。
妊娠がわかった場合、それが希望して妊娠したとしても思っていた以上の環境の変化や必要な準備に身体がついていかないことも多いです。

私自身、妊娠初期から吐き気などの症状があり自治体に書類を取りに行くことも
職場への報告もすぐにできませんでした。ただ仕事の関係上、報告や申請などさまざまな書類も申請しなければならず毎日が大変で余裕のない日々を過ごしました。
特に、初めての妊娠の際には妊娠初期だけで体重が5kgほど減った時期があるほどです。


5)パパに共有しておきたいこと

妊娠した身体は、お腹に宿した命を育てるために身体中のホルモンや細胞が赤ちゃんのために働いています。特に、妊娠初期ほど身体の大切な器官を形成しているのでこの時期は特にパートナーである女性の身体のなかでの変化は著しいことをパパに共有しておくといいでしょう。
特に、目には見えませんがホルモン変化が大きく生じており体調の変化が激しく、感情も不安定になりやすい状況にあります。妊娠初期は特につわりも強く現れる方も多いため、つわりとともに気分も落ち込みやすいです。パパにはそんな状況であることを理解してもらうことがとても大切になります。家事の分担や買い物など、つわり中の負担になるものをパパに協力してもらい負担を減らしてもらうようにすることをおすすめします。
妊娠初期期間は、さまざまな環境や身体の変化があるためこの時期を少しでも安定して過ごせるようにパパとも協力してこの期間を過ごされてください。


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