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いくらお金を出しても食べれない料理


こんにちは、ユウホです!
(自己紹介記事はコチラ)


タイトルにもあるように、
いくらお金出しても食べれない料理って
なんだと思います?


ちょっと考えてみてください。


さて、
久しぶりに読書熱が戻ってきたので
「ほんとうの味方のつくりかた」
(↑上記から試し読みも出来ます)
という松浦弥太郎さんの本を読んだ。


松浦弥太郎さんといえば、
雑誌「暮しの手帖」の前編集長。


過去に何冊か著書を読んだけど、
合理性とともに丁寧さやマメさも
すごく大切にしてる方だなぁという印象。


んで今回の本に関しては、
まだ少しだけ目を通した状態だけど、
ある一言がめちゃくちゃ心に残った。


P.118
先日、ある料理家の先生と
話をしていてはっとしたことがあります。
僕が「家庭料理とは何でしょう」
と尋ねたとき、
こんなことを教えてくれたのです。
「家庭料理とは、
外でお金を出しでも
食べられないものです。」

出典:ほんとうの味方のつくりかた


そう。
冒頭の答えは「家庭料理」


もうね、
首がちぎれそうなくらい
分かる分かると思いながら読んだ。


10年くらい一人暮らししてて
いろんな理由から地元に戻った今、
1番ありがたみを感じるのがご飯。


やっぱり母親が作る料理の味は
身体に染み渡る感じがする。


煮物とか手間かかるものも
結構マメに作ってくれて、
本当に尊敬の念しかない。


私が一人暮らしの時に煮物作った回数、
10年間累計しても両手の指におさまるもん。
(特に夏とか基本TKGで生きてきたw)


一応どうしても食べたくなった時は
買うor作るで乗り切ってきたけど、
お惣菜は実家の味ではないから
美味しいけどなんか物足りなくて…

いざ自分で煮物作ったら作ったで
母親の味とはなーんか違うから
満腹になるけど心が満たされないという。


生まれ育ってきた「味」
ってやっぱりあるし、

そしてこればっかりは
どうしても妥協出来ないよね。


とはいえそんな私も小学生の頃は
そんなありがたみに気付けるはずもなく、

口にはさすがに出さなかったけど
「えー!今夜は煮物〜!?😩」
とか思っていた日も多々あった。


「くらえ!煮物アタック!!!」
と、
1・2発くらいぶん殴ってやりたい。


外食の時と比べて食べる時も
なんとなく食べたりしがちな家庭料理。


でも、
プライスレスさで言えば
実は一番ぶっちぎりにすごいから。


ありがたみ、
噛み締めていきましょ。


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