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海に行くと本来の自分に出会える

私は海が好きです。

なんだか知らないけれど、小さな頃から好きです。

夏の青い海だけでなく、春の静かな海、秋の薄暗い海、冬の荒れる海、全て好き。私は新潟生まれ新潟育ちなので、そもそも海に触れる機会が多く、そのせいなのかなと思ったりもしたのですが、今年の海水浴で「海が好きな理由」が判明したので、ここに書き残そうと思います。


本来の自分=魂

今年の夏、家族と海水浴に行きました。そこは結構穴場の海岸で、割と静かに、ゆったりと泳げる場所でした。

もちろん、私も浮き輪を持って海に入り、プカプカと浮くわけです。
年甲斐もなくはしゃぎます。

そんな風にプカプカ浮いていると不思議な感覚に包まれたのです。

「あれ?私の体、どこにいった?」

そう、海に浮いているとその浮力で、体の重みを忘れるのです。
「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、これってすごいことなのです。だって、現実、この世界に生きているのに、自分の体の存在を忘れるわけですから。

海に浮いている間は、私の意識だけ。「私」という感覚だけ。
それはまさに「本来の私=魂」のようだと感じました。
体の重さも何も感じない。ただただ揺られていて、そこに「私」が在るだけなのです。

もしかして、お腹の中にいる赤ちゃんもこんな感じなのか。
天国にいる祖父なんかもこんな感じなのか。
海水浴という場で、哲学的になってしまいました。

まさに、母なる海なわけです。


自分の体に戻る

「ママー!」と子どもたちが海岸から呼ぶ声がしました。
そこでハッと我に帰り、さながら「プチ幽体離脱」な体験は終了。

浮き輪を外し、岸に向かう途中、海から上がると自分の体の重さを感じました。しばらく浮いていただけなのに、もうこの重さを忘れかけていて、「ああ、これが私の体だ。」と再認識。

海に入ると、本来の自分=魂を感じ、海を上がると、体を持った自分を感じました。なかなかに感慨深い体験でした。

私が海を好きな理由は、こんな風に本来の自分=魂に戻れるからかもしれません。

海に入ると、そこに「私」を発見できるんですね。


今年はもう海水浴は無理なので、来年の夏に期待しつつ今日は筆を置きます。
(筆じゃなくてキーボードですけれど)

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