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温泉沈没紀行②【福島県塙町 湯岐温泉山形屋旅館】

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2022年4月、久慈川沿いのサイクリングロードを桜を見ながらゆるくポタリングした際、帰りのひとっ風呂で訪問。
この頃はぬる湯に心惹かれている傾向があったので、かねてから気になっていた極上の泉質を味わう為に車を走らせた。

↓ぬる湯をテーマに信越方面に出現したときの記録

福島県塙町「湯岐温泉 山形屋旅館

塙町中心部から南東に大きく離れたド田舎にある山形屋旅館。崖上の駐車場に車を停め、坂を歩いて下ると、少し大きめな田舎の邸宅然とした建物が現れた。玄関で500円を支払い、岩風呂についての説明を受ける

メインの建物の向かいに岩風呂と別棟の貸切風呂があり、それぞれ料金が異なる。岩風呂は混浴の為、女性専用タイムが設けられている

ご丁寧に入浴料改定のお知らせが掲示されていた。1回入浴500円は十分リーズナブルだと思う

岩風呂全景。メインの浴槽とあがり湯の浴槽から成る

あがり湯の透明度に驚く。光の反射がなければ、もはや浴槽に何も入っていないんじゃないかと錯覚するくらい。ビジュアルだけで湯の新鮮さが見て取れ、一人でテンションが上がる

メインの浴槽は中央部が大きく窪んでおり、その花崗岩の隙間から温泉が自噴している。この日は良く晴れて気温が28℃まで上昇しており、思っていたよりは適温(体感湯温39℃くらい)だった

成分表。花崗岩を背凭れに長湯すると、その泡付きの良さが体感できる。先客に1組の夫婦が居り、「あと2時間は余裕で入れる」と豪語する婦人に閉口する夫という構図を見た

1時間きっちり岩風呂を堪能し、玄関横のスペースで暫しクールダウン。宿泊客のチェックインに居合わせたが、色々と説明する宿の旦那さんの人柄が良い感じだった


おまけに桜ポタリングの写真。この日は日曜日ということもあり、ポタリングの拠点にしていた「道の駅 はなわ」は、車が激しく入れ替わって常にほぼ満車状態であった。
以前から磐城塙の街並みは気に入っているので、次回訪問の際は同じ湯岐温泉の「和泉屋旅館」にもお邪魔したい。

料金及び受付時間は上記写真参照

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