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コーチングでわかった私が本当に叶えたいこと

私がこれから起業をしていく上で「関わりたい人」と実現したい「理想の世界」について、コーチングセッションを通して明確になったので、記事にまとめてみます。

私は、この記事に書いたように2人目の産後、どん底にいる気分だった時に、藁にもすがるような思いで「考え方」を変えることに取り組みました。
それまで自分が真剣に悩んでいたことは、どれも「自分の考え方のせい」だったんだと気づいて、「考え方」を変えただけで毎日がめちゃくちゃ幸せに楽しくなることを身をもって体験しました。
だからこの記事の最後にも書いたように、「同じように悩んでいるママ達の役に立ちたい!」と考えていました。

でも最近は、本当に関わりたいのは「ママ」なの?みんなに幸せになってほしいんじゃないの?でも「みんな」を対象にしてたら誰にも届かないんじゃないの?
などとモヤモヤし始めていました。

そんな時に「無理ゲー社会」を読んだりバンクシー展に行ったりして、現代社会への批判を目の当たりにして、私の知らない世界を見るように言われている気がしました。そして、私がやろうとしていることは果たして社会の役に立つのだろうか?と不安になってきました。

私が「理想」とする世界とは?

「考え方」次第で幸せに生きられるよ!って言うのを広めたい、自分が本当にやりたいことをやっている人を増やしたい!というのが私の中で漠然とありました。

それって一体どういう世界なの?そのイメージをしようと思ったら「みんなが好き勝手に生きている世界なんて成り立たないんじゃないの?」という声も聞こえてきました。

でもその声も「無理ゲー社会」やバンクシーが主張していることも、「世の中には多種多様な価値観を持っている人がいる」ってことを今の時点で私に教えてくれているんだと感じられました。
そして「考え方」に言及していくのであれば、多様な価値観に触れる必要があるから良い勉強の機会になりました。

そんな批判などでモヤがかかって見えにくくなっていた私の理想の世界をイメージしてみると、「子供のように走り回っている」人がたくさんいて、ただただ楽しく好き勝手に走っているけど誰かとぶつかることもないし迷惑をかけてもいなくて、明るい世界が広がっていました。
「子供のように走り回っている」というのは、「自分の好きなことを好きなように思いっきりやっている」状態です。息子が毎日楽しそうに友達と走り回っている姿を見て私は幸せな気分になっているので、こんなイメージが湧いてきたんだと思います。

自分が好きなことを全力でやっていれば、まず自分が満たされているので優しい気持ちになれて、他人の欠点に目が向きにくくなって寛容になれる気がしています。だから「社会の役に立つ」かどうかには関係なく、みんなが「好きなことを全力でやること」で自分に集中できて他人が気にならなくなって、共通の好きなことを持つ人同士で繋がれるので、ハッピーなエネルギーに溢れる平和な世界になると信じています。

誰と関わりたいの?

みんなが「子供のように走り回る」世界を理想に掲げる私は、一体誰と関わりたいのだろう?ということも自分に問いかけました。

「ママ」と関わりたいと思っていた私ですが、なんとなく違和感を覚えていて、私が共感できるのは誰だろう?って考えてみたら、2人の顔が浮かんできました。

1人は小さい子供がいるワーママの友人。旦那さんにこういう反応してほしいなって期待しちゃって、でも実際の反応は違うからがっかりして、自分を責めて落ち込んでいる状況を聞いてて。旦那さんとすれ違ってるのが自分のことじゃなくて子供のことだから余計にモヤモヤしちゃうっていうのが、めちゃくちゃわかるーーーー!けど、そういう風に考えてるとずっと辛いままなんだよな〜っていうのもわかちゃって、力になりたいな〜と思いました。

もう1人は自分の母親。母は批判的な意見を言うことが多くて、私は子供の頃から父の悪口をたくさん聞いていました。
そんな母親の影響を受けて、私は生きづらさを感じる「考え方」をしてしまっていたんだと思っていました。
でも今はもう自分で考え方を変えて、楽しく生きられるようになって。だから今度は私が母に影響を与えて、できるだけ良い面にフォーカスして母の残りの人生を楽しいものにしてほしいなっていう気持ちがあることに気づきました。

『自分以外の人や環境のせいで自分が幸せじゃないと思っている人』

コーチと一緒に自分を深掘りしてわかった私が関わりたい人は、「自分以外の人や環境のせいで自分が幸せじゃないと思っている人」です。
自分の考え方次第で、幸せな人生を送れるんだよっていうことを伝えたい。
自分の考え方の癖に気づいて、生きやすい考え方ができるようになってほしい。
自分の本当にやりたいことをやってほしい。
私と関わってくれた人が毎日楽しく幸せに生きられるようになってくれて、その人の家族や周囲にいる人たちにも幸せが波及していってほしい。
そして私も一緒に楽しい人生を送りたい。

昔の私はいつも「幸せになりたい」と思って生きていました。「人」や「環境」のせいにするのが得意で、自分ではどうしようもないんだって諦めようとして、諦めきれずに不平不満ばっかり言っていました。そんな自分が大っ嫌いでした。

そんな昔の自分を思い出して、昔の私と同じように「自分は不幸だ」って思い込んでしまっている人に関わっていきたいんだと気づきました。

自分の母親に幸せになってほしい

「自分は幸せだと感じる人が増えてほしい」という強い願いの根底には、「母自身が幸せであってほしい」と子供の頃から願っていた私の母への想いがありました。
母の幸せにつながると私が感じることを提案しても、「子供がいるから」などと理由をつけて現状を変えようとしてくれない母にがっかりして、いつしか「母の幸せ」を願って私が何かしようとすることはなくなりました。だからそんな「想い」が私にあることすら忘れていました。

でも私はずっと「母には幸せになってほしい」と思っていたし、今も強く思っています。
「考え方を変えたら、もっと生きやすくなるのに」って母に対して思ってしまうけど、私が直接言ったところですんなりとは聞き入れてもらえないだろうし、人を変えることはできません。

だから、私は私と関わってくれた人たちと一緒に幸せな人生を楽しく送って、その幸せが母にも何かしらの影響を少しずつでも与えて、母もより幸せに生きられるようになるといいなと思っています。

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