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Twitterツリーより⑤

これまでに続きまして、
Twitterのツリーからの投稿です。

以下、2018/09/10のツリーより。


村山早紀さんの書くお話が
好きなんだけど、

別に素敵なことしか書いてないとか、
リアルな現実の嫌なところが
1つも滲み出てないとかでは
ないんだよなぁ。

目を背けたくなるようなことや、
日常的になってしまってるけど
本当はそれどうなの?みたいな

人間の汚い部分とかも
ちゃんと書かれてるのになんでだろう。

たぶん描写が綺麗だからな気がする。

風景や物、
感情や表情やらの表現が
豊かなんだろうなと。

水彩画みたいな
滲んだり混じったりして色の境界が
穏やかに変化していくような
柔らかい色合いで、

ボールペン画みたいに
細い線なんだけど確実に形取っていて、
風の匂いが感じられそうな
世界観が好きなんだろうな。

伝えようにも曖昧で、
このニュアンスを伝えられるだけの
語彙や表現を持たない私には
これが精一杯で、

改めて作家さんてすごいよな〜と。

追記:
日差し1つとっても、
陽光、日光、光線、陽の光、日射。
書き表し方はいくつもあるわけで。

ここに季節が加わるだけで、
温度、彩度、明度、照度、
質感や手触りまで変わってくる。

春は"陽差し"もしくは"ひざし"の
表記が似合うと思っているし、

夏は"日射し"か"陽差し"が
お似合いだと思っている。


春は滲み絵みたいな
境界の曖昧な
パウダリーな日差しのイメージで

夏はもっとパキッとした
蛍光に近いようなオフホワイトで
貝殻が薄く剥がれたひとかけらみたいだと思ってる。

https://twitter.com/yu95948181/status/1039119862344212480?s=21

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