💫タロットカード占いを学びたい

干支占い、星座占い、姓名占い、手相占い…..

占いには色んな種類があるけれど、正直私はどれも信じてはいなかった。そりゃ毎日の星座占いで1位だった時は嬉しいし、良いことを言われれば当たってる！と思うのは当たり前だと思う。だけど自分の人生が占いに左右されるなんて馬鹿げている、そう思っていたのが本音だった。

2023年暮れ、心から辛い出来事があった。全て自業自得であり因果応報だった。その時、何をしたらいいか分からず頼ったのが占いアプリだった。頼るしかなかった。とにかく何かに縋りたかった。
何人もの先生に頼り、1回数千円するチャットのやり取りを何度も申し込んだ。タロットカードや西洋占星術を用いた鑑定、手相を見てくれる先生など、本当に多種多様な占いを行う先生が在籍していた。

だけど、所詮占い。所詮非対面。所詮アプリ。

まじで意味ない。

馬鹿にしているわけではなく、本気でそう思った。

いくら良い先生に見てもらったって、いくら占いに大金を払ったって、結局は自分なのだ。自分が本気で変わろうと思わなければ、自分が動かなければ現状は何も変わらない。

途中でその事実に気付けたことにより脱却。早い段階で抜け出せてよかった。こうやって何人もの人が占いや宗教にのめり込み、大金を注ぎ込んでしまうのだろうと思う。でも、その気持ちもわかる。どこかに自分を注力しなければ、保っていられないあの感覚。夢中になって自分の道を模索して、少しでも良い方向へ進んでいると信じたいのだ。

実際、当たっているか当たっていないかはさておき、タロットカード占いは心の指針なるものを教えてくれた。占い師さんの「物は言いよう」に私は惹かれたのだ。

対面でも非対面でもコンピューターが行う占いでも、結果は毎回変わる。というか変わらない方がおかしい。1回目と2回目で異なるカードを引くことは当たり前なのだ。その時の運やタイミング、一期一会の出会い。
良いように言えば「潜在意識の表れ」、悪く言えば「偶然」である。
だけど、そのカードを引いたこと、カードを引くという行為に辿り着いたことは、自分の意思によるものなのだ。全てが繋がっていると思った。全てを「偶然」で片付けてしまうのは、人生そのものをつまらないものにさせている気がした。

1枚のタロットカードにも色んな意味があるらしい。良いカードが出たからといって全てが上手くいくと過信するのは間違っていると思う。かといって、良くないカードが出たら全てを否定するのも間違っている。占いはただの指針であり、決断を後押しするために活用するもの。そう思った。

となれば、私はもう他人に占ってもらう必要はないと思った。タロットカードを、学びたい。そして自分自身のことを占いたいと───

結局「偶然」を引き当てるのだから、自分にとっての指針を自分で見つけ出し、迷った時や辛い時は遠慮なくそこに頼ればいいのではないか。自分で導き出した指針なのだから、信じる信じないも、当たってる当たってないも関係なく、ただその事実を見るしかないのだ。
偉そうなことを言ってるけれど、占いに対してなんの知識もないし、タロットカードに惹かれたのだって最初はカードの絵柄が可愛かったからだった。

今年2024年、なにか新しいことを始めたかった。何かを学ぶのに最適な年だと何かで読んだ。初詣で買ったお守りは、なぜか学業のものを選んでいた。全ての物事に意味はないかもしれないし、あるかもしれない。だけどワクワクしているのは事実。まずはタロットカードを購入してみようか、何から学ぼうか。
右も左もわからないけれど、また進展があればnote更新しようと思う。

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占い師さんのことも、占いのアプリも、占いそのものに対しても否定しているつもりは一切ない。もちろん占いを信じている人のことも。あくまで私の見解である。