さつまいも

22歳。地方大学生。 日々の思ったこと、感じたことをそのまんま文章化。

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少年心が刺激された

『トップ・ガン マーヴェリック』 大人になった今でも、自分はやはり「かっこいい」にひかれる少年の心を持っているのだなと再認識した映画。 ただひたすらカッコよかった。痺れた。憧れた。 映画を見終えた私は、語彙力が皆無だった。それほどのスケール感、スピード感に圧倒された。 OPからトップスピードで私の心が掴まれた。第一作を想起させる音楽、演出、カメラワーク。最高じゃん… 第一作世代の大人たちならもっと感動しただろうな。少し羨ましい。 本当に年を取っているのかと疑ってしまうく

    • 『Ski Heil-シーハイル-』第1話

      〈あらすじ〉 長野県の美しい雪景色の中、まだ小学生だった主人公・菖蒲凌(あやめ りょう)は自信に満ちた様子でアルペンスキーの大会に挑む。観客の声援に包まれながら、彼はコースを華麗に滑り降り、その技術とスピードで皆を驚かせる。地元では「天才スキーヤー」として知られ、将来を期待されていた。しかし、全国大会出場をかけた大一番での大転倒が彼の人生を一変させる。その後、東京に転校し、スキーから距離を置く生活を送る。数年後、高校の修学旅行(スキー合宿)で長野県を訪れる。そこで偶然であった

      • 『Ski Heil-シーハイル-』第3話

        午前の部を終え、休憩所で昼休憩をする相田班一行。休憩所の厨房で作ってもらったカレーライスを食べる。班のみんなは午前だけでもだいぶ疲れている様子。 男子生徒「スキーって疲れるんだな」 女子生徒「もうブーツで足が痛い」 大「もう体パッキパキ」 晴太「マジ!?俺まだ滑り足りねえ」 大「元気だなぁ」 黙々とカレーライスを食べる凌。 凌のもとへ近寄るインストラクター。 相田「リョウくん、君スキー好きでしょ?」 ハッと驚く凌。 相田「見ればわかるさ。滑りが上手いのはもちろんだけど、心から

        • 『Ski Heil-シーハイル-』第2話

          修学旅行当日 長野県 菅平高原スキー場 天気:快晴 多くの来場者で賑わっている。  スキー教室の全体会。スキー場に大喜びの生徒たち。教員もどこか浮かれている様子だ。 生徒たち「雪だぁ!!」「すげぇ」「ブーツ痛い」「寒い」 教員「各班、インストラクターの方の言うことをしっかり聞くんだぞ」 いつぶりだろ、この感覚…。久しぶりの雪の感覚をブーツ越しに確認する。 一班10人程に分けられ、凌、大、晴太の3人は同じ班になった。 インストラクターは若い男性、やる気に満ちあふれている 相田

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        少年心が刺激された

          拝啓 パリの悪魔たちへ

          交換留学でドイツに渡航してから約半年。 マイナス10度が当たり前のドイツの厳しい冬の寒さを耐え、ヨーロッパにも春が訪れようとしている。 テスト期間を終え、大学は春休みに入った。2023年3月某日、私は一人旅に出た。私が住むドイツの都市から長距離バスで約9時間。 旅の目的地は、日本人の誰もが憧れる「華の都・パリ」 長時間移動の疲労を感じないほど気持ちが高鳴る。 テレビや雑誌で見た観光地、美味しい料理、オシャレな街並み。 現地時間19時頃、期待に胸を膨らませた私はパリの地を

          拝啓 パリの悪魔たちへ

          『成瀬は天下を取りにいく』 (※ネタバレ注意)

          書店に寄るたびに、棚の一画を独占して宣伝されていた『成瀬は天下を取りにいく』 本屋大賞2024受賞作 ついに買ってしまった。 帯にも書かれていたが、とにかくこの主人公面白い!愛されるべき主人公像。 この本のあらすじ 舞台は滋賀県 主人公・中学2年生の成瀬あかり 成績優秀のTHE 完璧人間 2020年、中2の夏休みのはじまりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。 コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るのだとか…。 M-1に挑戦したかと思えば、自

          『成瀬は天下を取りにいく』 (※ネタバレ注意)

          僕はどう生きるか

          吾輩は就活生である。内定はまだない。 そんな私とは対照的に、窓の外の木々は葉を目いっぱい緑にして、夏を迎える準備万端という感じである。 現在は就活というより、今後の人生をどう生きていくかについて深く考えている。考えすぎてもう吐きそうだ。 第一志望の企業の最終面接前面談で足止めをくらっている現状。 そもそもなぜこの企業を志望しているのかを簡単に説明する。 事業が面白そうだと思ったのがきっかけで選考に参加した。他の企業と異なり、就活の自分を捨てて、「素の自分」で選考を受けて

          僕はどう生きるか

          就活ってやっぱキモい

          就活を初めて半年が経つ。内定はまだない。焦りは全く無い。最終面接手前の人事面談の段階。 「君の入社意欲が100%になるまで人事面談しよう」 最終面接で確実に受かる保証はないのに… 人事の人がしっかり向き合ってくれてる印象を受けるとも言える。 俯瞰してみると「この人たちも仕事なんだな」となる。結局は彼らからしても、私は山ほどいる就活生の一人にすぎない。 本当に入社するかもわからない人間の相手は労力使うよなぁ  本当にお疲れ様です 納得して就活終わりたいと思いつつ、未だ内

          就活ってやっぱキモい

          新たな視点

          個人的に今冬イチオシのアニメ『ゆびさきと恋々』 男女が複数人出てくる作品にどうしてもひかれてしまう。案外、主人公じゃない人たちの恋愛を見て勝手にキュンキュンしてる自分がいる。 この作品の面白いところは「手話を一つの言語として捉えている」ところだと考える。 耳の聞こえない主人公の女の子と世界中を旅するトリリンガル男の恋愛。障がいを持った主人公への壁や配慮、助けのシーンが多いと思いきや、男(彼氏)が手話を勉強し始める。それも、彼女への配慮ではなく、コミュニケーションを取りた

          また偉大な方が…

          世界に衝撃を与えたとはまさにこのこと… 「鳥山明 逝去」 正直、信じられなかった。 はじめは、検索エンジンでよく見る、有名人の名前を打ち込んだら勝手に「〜死亡」のようなノリかと思った。 嘘ではなかった。 日本の漫画界に突如として現れ、世界でも日本の漫画の代名詞的存在になった。 我々の世代は、現役バリバリで連載していた頃のドラゴンボールやDr.スランプを知らない。 80-90年代に完結した作品にもかかわらず、全く色褪せることなく、多くの少年少女たちの心を掴んできたこ

          また偉大な方が…

          ゴミ捨て場の決戦

           先日、劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦を鑑賞してきた。  一緒に観ようと約束していた友達(他県住み)が我慢ができなくなり、結局別々で観ることに… まぁ気持ちはわからんくもないが  最高でした。試合が終盤になるにつれ、声や作画に熱を帯びていくのが伝わってきた。やはり、自分は作品を享受する際、「熱」を大切にしていることに気づいた。  特に、烏野と音駒両校の粘りのラリー、一人称視点からの試合終結。  スポーツを経験したことがある人ならあの感覚は、共感の嵐だったのではな

          ゴミ捨て場の決戦

          【就活】 御縁

          つい最近、第一志望の企業からお祈りメールが届いた。 御縁が無かった。しゃーなし。期待はしていなかった。 そこは誰もが知っているであろうガチガチの大手企業。好きなことを仕事にしたいと思い志望した企業だったが、やはり現実はそう甘くなかった。 だって、同じこと考えてる人が山程いるから。 自分よりもっともっと優秀な人がたくさんいるから。 ESは通ったが適性検査で落ちたのが、正直悔しいところではあるが。 準備不足、勉強不足なのは重々承知。 一方で、シンプルな学力じゃなくて、こ

          【就活】 御縁

          ラジオに殺される

          ここ1年、自分の中で変化したこと ラジオ(ポッドキャスト)を聴くようになったことである 霜降り明星のオールナイトニッポンからラジオマイブームがはじまり、川島明のねごと、ハライチのターンなど、多くのラジオを聴いてきた 音声だけでこれほど面白いとは思わなかった 特にお笑い芸人のラジオは本当に、彼らの話の技術の高さがわかる  移動や作業、睡眠時によく聴いている 「ながら」に向いている媒体である タイパを意識する今の若者たちにもオススメしたい 今、私がどハマリしているラジオ番

          ラジオに殺される

          色んなお客さん

          私は現在、スーパーマーケットの惣菜部門でアルバイトとして働いている。 普段は、弁当や揚げ物、寿司を作っている。もちろん接客もしている。値下げや陳列で表に出ていると、必ずお客さんに声をかけられる。 商品の場所を尋ねてくる人や、ケース買いしたい人、この商品は値引きできないかと聞いてくる人等、要件は様々である。 本当に要件は「様々」である。時にはこんな人も… ソースカツのソースが好きだと熱弁する人、今日の夕飯は何がオススメかと聞いてくる人、牡蠣フライ(広島県産牡蠣使用)の牡蠣

          色んなお客さん

          癒やされたい

          現在、就活中。 絶賛お祈りメール受信中。 エントリーシートやら面接やら適性検査やらでスケジュールが埋まっていく。空いた時間には、スーパーマーケットでアルバイト。 「働く」とはなんだろうか。なんのために働くのか、お金?やりがい?世間体?そもそも本当に自分は働きたいのか。こんなことばかり考えるようになってしまった。ストレスまみれの毎日である。 実家の犬に会いたい、戯れたい。とりあえずモフらせてくれ。 一人暮らしをしていると動物と触れ合う機会が急激に減る。犬の散歩代行のアルバイ

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