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個人事業主として開業してからの経験を書いておく37(消費税)

さて、今日は消費税について書きたいと思います。

実は、消費税のことについては、なかなか筆が進まなかったんです。というのは、個人事業主になってからまだ消費税を納付していないからです。

なぜ消費税を申告していないのか、というところも含めて書いてみたいと思います。

1.そうか、事業の売上は消費税が発生するのか

個人事業主としてビジネスを行うと、自分の売り上げに対して消費税を支払う義務が生じます。

サラリーマン時代だと、消費税といえば、自分が何かを購入するときにかかる税金というイメージしかないですよね。

現在は8%か10%のどちらかがかかることになっています。(書くまでもないかなw)

サラリーマンの給与所得にかかる税金は所得税、住民税なわけですが、事業としての売り上げとなると、売上にかかる消費税も考えないといけません。

まあ、確かに私がお客様に請求するときには消費税を別途請求してますからね。その消費税分として得たお金は消費税分として納付しなきゃいけないわけです。

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2.個人事業主が支払う消費税の基礎知識をFreeeで調べてみた

私の場合はどうなんだ?いくら払うんだ?いつ払うんだ?

こんな時には頼りになるFreee。

個人事業主と消費税~消費税の基礎知識~

で確認しました。

消費税を支払う条件というのは2つあって、

・2年前の課税売上高が1000万円をこえている場合
・ 1年前の上半期(個人事業主の場合は1~6月)の課税売上高が、1,000万円を超えている場合

なんだそうです。

消費税を払うかどうかは、課税売上高が1,000万円超かどうかで判断されるようです。

課税売上高というのは、消費税を支払うかどうかの判定のために必要な、超重要なものなのだそうです。

課税売上高ってなんだ?

調べてみたのですが、、

難しい。。。

ざっくり言えば、

課税売上額=消費税がかかる売上の合計額 + 輸出取引等の免税となる売上の合計額

ということなんだそうです。

正直、簡単にかみ砕いて説明するのはかなり厳しいです。それだけでページを割かないとって感じですね。

詳しく勉強したい方は、こちらのサイトが参考になるかと。

クラウド会計ソフトFreeeでは、自動で課税売上高を自動集計して計算してくれているので、とにかく課税売上高が重要ということをわかっていればいいのかなと思います。


あと、その年の消費税の支払いは2年前の課税売上高が対象になるので、事業を初めてから2年は、(半年でめちゃくちゃ稼ぐようなことがなければ)消費税を払わなくってよいことになります。

所得税のように支払いが翌年に発生するのではなく、2年後というのはなんとも奇妙な感じもしますが、忘れないようにしないとな。

納付のタイミングは、確定申告で所得税を納めるのと同じタイミングのようです。

10%の消費税かぁ。。これ、バカにならんぞ。。


4.税務署から書類が届く

開業して3年目の11月のことです。国税局から
「消費税に関する届け出についてのお尋ね」
という書面とともに、

・消費税課税事業者届出書(基準期間用)
・消費税簡易課税制度選択届出書

という書類が届きました。

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・・・

いよいよ消費税と向き合う時がきたか。。。

しかし、これらの書類をどう扱えばいいんだ??

わからないときには税理士さんに相談です。質問したところ、

「消費税課税事業者届出書(基準期間用)を提出してください」

ということでした。基準期間に平成31年1月~令和元年12末を記載して、売上高(課税売上高も同じ)について、前年の売上高(税込み)を記載するということでした。

あ、そうか、2年前の売上が対象なので初年度が対象になるんだな。

もうこのあたりは税理士さんの言われるままに記載し、税務署に郵送しました。

ちなみに返信用の封筒(切手も貼りますよ!)を同封しておけば、受領印を押した控えを返送してくれますよ。

こうして、消費税納付のための書面に関する準備は整いました。


5.開業3年目に入ると、消費税を意識した会計を始める必要がある

前章で書いたとおり、タカハマプロジェクトは3年目に入りました。この3年目の消費税は2年後に支払う必要が出てきます。なので、消費税を納付することを意識した会計を始めなければいけません。

私が使用しているクラウド会計ソフトFreeeでは、当然ながら消費税を意識した会計に対応しています。

以前、3年目になったらFreeeの設定を変更する必要があるので注意が必要と税理士さんから言われていたのですが、どうやら確定申告の処理の際、税理士さんが設定変更を実施してくれていたようです。

確かに表示のされ方が若干変わった気がするな。

どこをいじったんだろう?

ここはまた確認しておきます。

6.今回のまとめ

個人事業主として開業してからいろんな税金を知ることになり、いろいろと納付してきましたが、ある意味いちばん最後に登場するのがこの消費税です。

税理士さんと契約されている方は事前に連絡をしてくれると思いますが、本当にひとりで行っている方は開業してから3年後から発生するので忘れないようにしましょう。

このエントリを書いている時点では、まだ消費税の納付行為そのものは経験していません。

なので、実際に納付するタイミングになったらその時のことをまた書きたいと思います。

もっとも税理士さんに処理をしてもらうので実際には書くことないかもしれませんけどね(笑)

にしても、世の中の個人事業主さんや企業が節税対策を行う気持ちがわかってきた気がします。

本当にずーっと何かの税金を払っているような感覚になりますよ。

それではまた!

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日々感謝 m(_ _)m

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