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蛙亭のススメ 〜這い寄る狂気のコント師〜

2021年、最も注目すべきお笑い芸人は誰か?

と聞かれたら私は迷わずに「蛙亭」の名前を挙げます。

蛙亭の作る「面白い」はただ単に「笑える」だけではない狂気的で哲学的な世界観は様々な領域での「面白い」を満たしており、他の芸人とは異なるコントを私たちに見せてくれます。

そんな、2021年最も注目すべきお笑い芸人「蛙亭」の魅力を紹介します。


今一番アツいお笑い芸人「蛙亭」

蛙亭は、2011年に中野 周平岩倉 美里(敬称略)によって結成された吉本興業東京本社所属の男女お笑いコンビです。

2人はNSC大阪34期の同期で、2020年4月より東京に進出。それ以前までは大阪を拠点としていました。

2020年はコロナ禍の中でもTV番組への出演も多く、転機となったゴットタンの出演から一気に花ひらいた印象です。

蛙亭の魅力は「コント」にあり、そのコントは今までのお笑いには無い「狂気」が特徴で、千鳥がMCを務める「千鳥のクセがすごいネタGP」でもその狂気性がSNS上で話題になりました。

クセが強い!と話題になったコント「罪」は現在YouTubeで公式配信されています。


蛙亭は現在東京を中心に活動しており、定期的にライブも行っています。

YouTubeでもネタを公開しているので、自粛のお供に蛙亭のコントをみて見てください。

個人的に好きなネタは「マッチングアプリ」で、このネタは蛙亭だからこそできるネタだと思います。

中野くんの演じる独特なキャラクターと岩倉さんの目を惹く演技は最高です。


現代ブラックジョークなコント

蛙亭のコントは日常生活の中の小さな「嫌な出来事」や「クセのある瞬間」「気持ち悪さ」が題材に展開されている。

その世界観は例えるなら、お笑い好きであれば一度はその名前を聞いたことがあるであろう異端のコント師である「ラーメンズ」のコントに対して称される「非日常の中の日常」をもじって、「日常の中の"日常"で起きた"非日常"」という「あくまで日常生活の延長戦で起きた非日常」なコントが蛙亭の表現する狂気的な世界です。

現代社会で起きる不満を皮肉るブラックな内容が多く、狂気的でありながらも考えさせられる哲学性の強いネタが蛙亭の特徴ですが、中野の演じる「変人」による下ネタもあり、コントの振れ幅が大きいことも蛙亭の魅力です。

また、筆者個人の所感ではありますが、どのネタにも「狂気」が孕んでおり、妄想の世界を体現したような世界観があります。これもまた蛙亭のコントが他の芸人のネタと異なる特徴であると筆者は考えています。

とにかく、蛙亭のコントは「面白い」!これに尽きます。


一度ハマると抜け出せないクセになる2人

蛙亭の魅力はコントだけではなく、中野 周平岩倉 美里のキャラクターにもあります。

ネタの狂気性と同じくクセが強い二人組で、独特のセンスでトークを聞いていると段々と引き込まれていきます。

2人のトークはYouTubeで定期的に生配信をしているので百聞は一見にしかず!まずは動画を見てみてください。

最初は「あれ…」と思う方もいるかもしれませんが、気づけば魅力にどハマりしていること間違いありません。

Podcastでの配信ですが「蛙亭のオールナイトニッポンi」でラジオも配信しています。

将来的に深夜放送枠に現れること間違い無しなので今からチェックするのをオススメします!

また蛙亭はコントメインですが漫才もやります。

蛙亭もういっちょではバラエティでの立ち振る舞いも楽しめるのでオススメです。

コント、漫才、ラジオ、バラエティと全て見た際にはきっと蛙亭が好きになっていること待った無しです。

気になった方は先ず蛙亭の公式チャンネルを覗いてみてください


【パーソナルデータ】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント/ライター
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽Dig
特技:和太鼓

【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM


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