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田舎の苦手なところ【閲覧注意】

田舎のことをぼろくそに書いているので、「田舎の全てが大好き!!」という方はここでそっと画面を閉じてください。閲覧注意です。

わたしもそこそこな田舎町で生まれたわけで、高校を卒業して就職するまでの18年間は田舎で暮らしていました。

2年間、福岡市内の真ん中で暮らしたものの、「自転車で日本一周したい!」という訳のわからぬ欲求に駆られ退職。

旅をしながら縁あって山口県の『萩市』やお隣のド田舎『阿武町』にて住み込みで働いたり、和歌山県『有田市』でみかんの季節労働をして、大分県『佐伯市』で彼女と一緒に半年間限定のドーナツ屋さんをオープンしてきました。

期間こそ2ヵ月~半年の範囲ではあるものの、今住んでいる佐賀県富士町を含めると5カ所転々としているわけです。

萩市や有田市・佐伯市はそこそこな市街地でしたし、逆に阿武町は最寄りもスーパーすら車で片道30分というド田舎でした。あれは大変だった(笑)

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わたし自身、住むなら絶対的に「田舎」と決めているのですが、それでも田舎に苦手意識があります。ここだけの話、地元に帰らないのも苦手意識があるからなんですよね。

車の運転、虫なんかではありません。車の運転は好きですし、まあまあ得意な方であります。虫は確かに苦手ですが、そんな頻繁に現れるものでもなし。

ズバリ、「人」です。マジで苦手。おそらく、人間関係が苦手で都会に出ていく若者も多いと思うんですよね……。

自治会の飲み会とか地域清掃もそうですが、一番は「消防団」です。入ったことがないので食わず嫌いと言われたらそこまでですが、ぶっちゃけ、入りたくもありません。

そりゃ、地域の役に立っている部分も大いにあるかもしれません。入ってみたらそこそこ楽しいのかもしれません。でもさあ、土日に集まって訓練とか、懇親会とかどうなのと。

それが完全に立候補制なら別にいいんですけど、田舎に住むと半強制的に入らされるのも気にくわないです。入らないと実質的な「村八分」にもなりかねません。


わたしも実家に帰ると確実に勧誘されるでしょう。学生の頃、地域のソフトボール大会にも緊急招集されたこともありますしね。偶然ではあったものの、年に数日しかない部活休みの日に呼び出されました。悪夢です。

噂の飛び交い方も半端ないですからね。SNSも顔負けの伝達度です。わたしが仕事を辞めたこともいつの間にか広がっていました。ブログのURLも知らぬまに……。まあ、ブログに関しては得するからいいんですけども。


これは自論ですが、田舎の方が多様性なんてありません。

もちろん、全ての田舎に当てはまるとは言いませんが、それなりの覚悟が必要です。普通に会社員として田舎に家を建てて生活するなら理解してもらえるでしょうけど、例えばユーチューバ―とかブロガーみたいなほとんど家にいるような人は変な噂される覚悟は必要かと。

コミュニケーション力が高く、地域の人間関係にすぐなじめる人は良いと思います。まあ、こういう言い方をするとアレですが、地域に住んでいるおじいちゃんの方がシャイだったりもするんですが(笑)


情報の伝達も回覧板で行われているので、長期で旅行するときはあらかじめ伝えておくことが必要です。回覧板も見張られている感じがしてわたしは好きではないんですけど、年を取ってくると突然死みたいなこともあるわけで、メリットもあることを思えば一概に批判はできません……。

ここまでインターネットが普及しているので、20年後くらいにはインターネットを使って情報伝達してくれると助かりますよね。20年後なら現実味あるでしょう。


まとめ

とにかく、田舎暮らしを始めるにあたって一番の壁は「人間関係」です。

古くから住んでいる人にとって、その土地は誇りでもあり母のようなものでもあります。そこに得体も知れぬよそ者がはいって勝手なことをするのは良い気分がしないのはわかります。

消防団とか自治会とか、わたしが苦手なだけで、他の方にとっては何のことないかもしれません。逆に地域の知り合いが増えて人生を楽しめるというメリットにもなります。

しかし、わたしのように「田舎でも都会的な距離間での暮らし」を求めている人もいらっしゃると思うんです。そういう人がいてもいいじゃないか。

この「人間関係」が移住地に対する重要なテーマになっています。

ほどよい距離感を認めてくれる田舎を見つけたいものです。



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